楽天証券で、不具合が発生している様です。
今回は、楽天証券で発生した不具合の詳細や対処法を徹底解説していきます。
コンテンツ
楽天証券で不具合が発生
楽天証券で不具合が発生し、取引が出来なくなった方が多発しています。
この不具合は、多くの人が同時に発生している為、楽天証券側の不具合と見られています。
楽天証券の不具合の詳細と原因
約30分程停止
3月9日に「バージョンアップに失敗しました」と表示されて、楽天証券のサイトに繋がらなくなる不具合が発生しました。
このメッセージが表示されると、サイトの操作が全くできなくなってしまいます。
不具合の発生は、10時45分過ぎから11時18分の約30分間。
この間にも株価は下がり続け、空売りも損切りもできない方が多数いたようです。
サーキットブレイカーが行われたのかと思った方もいるようでしたが、楽天証券以外は操作を行えた為、個別の障害で間違いなさそうです。
原因はアクセス集中・関連システムの銀行アプリも不具合
3月9日は、コロナの影響とサウジアラビアの原油増産が重なり、超円高や日経平均の暴落が起きていました。
それに対応するためにアクセスが集中し、サーバーがダウンしたものと見られています。
また、楽天証券と同じシステムを使っていた銀行系のアプリの幾つかにも、同じ時間帯に不具合が発生していたという報告もあるようです。
楽天証券側からの補てんはない様子
今回のサーバーエラーで、損切が出来なかったり空売りが出来なかったりした人が多いようです。
楽天証券側のシステムの問題で、損害を被ったり、利益を出せなかったと感じる人も少なくないようです。
ただし、楽天証券側は、今回のシステム不具合の対する補てんを行う予定はないとしています。
楽天証券の不具合の対処法
別の証券窓口も用意しておく
今回のアクセス集中による不具合で、大きな騒動になっているのは楽天証券のみです。
他のサイトやアプリでは不具合が発生していないか、発生しても軽微なものでした。
今後、楽天証券で不具合が起きた時のために、別の証券窓口も開設しておくことをオススメします。
長期保有の証券のみにしておく
今回、株価が大きく動いた時に、楽天証券はアクセス集中で使えませんでした。
今後も、株価等が大きく動いて売買が必要な時に、楽天証券が使えない可能性もあります。
とは言え、楽天証券では様々なキャンペーンなども行われて、お得に使えるのは確かです。
一時的な要因で売買が必要なものは別の証券アプリで扱い、今回のような時に売買の必要のない長期保有の証券のみ楽天証券で保有すると言う使い方が良いかも知れません。
電波状況を確認しておく
Wi-Fiに繋げている場合は、通信が不安定になりがちで、エラーが起き易くなります。
- 場所を変える
- 別のWi-Fiに繋いでみる
- モバイル回線に切り替える
などを試してみて下さい。
モバイル回線に切り替えた場合は、機内モードになっていないかや、通信制限に掛かっていないかなども確認してみましょう。
金融庁に問い合わせを行う
金融取引の是正などは金融庁の管轄になります。
楽天アプリが落ちて取引が出来ず、損失が起きたなどがあれば金融庁に問い合わせを行いましょう。
直接的な損害額が出ない為、楽天証券に個別に連絡をしても、対応してもらえない可能性が高いです。
金融庁窓口
- 電場番号:0570-016811
- ファックス:03-3506-6699
- WEBサイト:コチラ
電話の受付は10時から17時。
それ以外は24時間の受付になります。
その他の対処法
楽天証券の不具合が軽微なものであれば、下記の方法で対処できる可能性があります。
その他の対処法
- アプリを再起動する
- スマホを再起動する
- 何度か起動を試す
- 楽天証券に問い合わせる
楽天証券への問い合わせは、以下になります。
営業時間は平日8時から18時になっています。