仕様変更されたTwitterで+(プラス)1表示にならない原因と対処法を徹底解説

2021年5月25日から、Twitter(ツイッター)でいいねの仕様変更がありました。
しかし、いいねを押しても今までと変わらなかったり、変わったツイートと変わらないツイートが混在しているという声も見受けられます。

今回は、Twitterで+(プラス)1表示にならない原因と対処法を徹底解説していきます。

今回の仕様変更の内容

今回の仕様変更では、以下の仕様が変更となりました。

縦長サムネへの対応

Android(アンドロイド)、iOS(アイフォン・アイパッド・アイポッドタッチ)のTwitterアプリにて、縦長の画像がフル尺で表示されるアップデートが行われました。
これまでは縦長の画像は、一部がトリミングされた状態でタイムライン上では全てが表示されることはありませんでした。

このトリミングはAI(エーアイ)が「人が視点を当てる可能性が高い部分」を判別し、自動調整される仕組みでした。

そのため予想外の部分で画像がトリミングされてしまう事も多く、特にイラストを投稿するユーザー達の悩みの種のつでもありました。

3:4のサイズ比率で画像を投稿するとタイムライン上でも綺麗に表示されます。

アプリ版では画像の中心からトリミングされ、Google Chrome(グーグルクローム)やSafari(サファリ)では文字>人>スタンプ>物の優先順位でトリミングがされています。

縦長サムネについての詳細は、以下の記事からご覧ください。

いいねの+1表示追加

ツイッター日本公式アカウント

「いいね」を示すハートの形をしたボタンを押すと、これまではハートの色がマゼンタ色(ピンク色)に変わり、弾けるようなエフェクトが出るだけでした。

今回のアップデートではいいねボタンを押すとハートの中にプラス1という表示とともに、よくゲームで表示される回復エフェクトのように、ハートの背景から出てくるプラスマークが上に上がっていくアニメーションに変更されました。

https://twitter.com/TwitterJP/status/1397103200302510084?s=20

+1表示にならない原因

次々と「いいねの仕様が変わった」とその様子を画面収録したツイートが増えている中、

といった声も増加しています。

ツイートにいいねを押しても+1表示にならないのは、以下の原因が考えられます。

アップデートをしていない

アプリは常にアップデート(更新)され続けています。

アプリをアップデートすることで、追加された仕様を利用できるようになります。

逆にアップデートをしないと仕様が変わらないままで、不具合なども直らないままになってしまいます。

アップデートが来ていたら早めに更新するようにしましょう。

既に他の人がいいねを押したツイートに対していいねを押した

今回の仕様変更では、1いいね目のツイートに対して1が発生します。

既にいいねが押されているツイートにいいねを押しても今までの仕様と変わらないので注意しましょう。

まだ仕様変更対象者ではなかった

Twitterの仕様変更は一気にすべてのユーザーが変わっていくわけではなく、順次利用できるアカウントが増えていくようになっています。

そのため、仕様変更が行われているアカウントとそうでないアカウントが存在します。

アップデートをしても仕様が変わらない場合は、そのアカウントがまだ仕様変更に対応したアカウントではない可能性が高いです。

+1表示にならない時の対処法

上記の原因がある中で、どのようにしたら+1表示になるのか、その対処法をご紹介します。

今回の仕様変更は利用できるアカウントが順次増えていく段階的な仕様変更のため、まず仕様変更を試したいアカウントがその対象になっているのかを判別する必要があります。

アップデートをする

GooglePlayストア、またはAppストアでアプリの更新が来ていないか確認してみましょう。

①設定画面からAndroidの場合はGooglePlayストア、iPhone・iPadなどのiOS端末の場合はAppストアを起動します。

②検索窓に「ツイッター」と入力し、検索結果にTwitterのアイコンが表示されるので「Twitter」を選択します。

④このような画面になっていたら更新が来ているので、更新しましょう。

このような画面になっている場合は既に更新されて最新の状態になっているので、別の対処法を試しましょう。

いいね数が0のツイートにいいねを押す

アップデートをしても、既に他の人が反応しているツイートにいいねを押したところで仕様は変わらず、今まで通りの仕様が表示されてしまいます。

今回の仕様変更はそのツイートに初めていいねが押された場合にのみ発動する仕組みとなっています。

まだいいねの付いていないツイートに対していいねを押してみましょう。

まだいいねが押されていないツイートはハートの右側に数字が書かれておらず、既にいいねが押されているツイートはハートの右側にいいねされた数が表示されています。

アカウントを切り替えて試してみる

仕様変更はアカウントごとに順次利用できるようになっています。

アカウントを複数持っている場合は、アカウントを切り替えて色んなアカウントで試してみましょう。

①Twitterアプリのメニューボタンを押し、画面右上のアイコンから切り替えたいアカウントを選択します。

③あるいは、その下のマークを選択するとアカウントの名前とTwitterアプリIDが表示されるので、切り替えたいアカウントを選びます。

アプリの再インストールを試す

以上の方法を試しても変わらない場合や、アプリの更新が出来なかった場合は、一度アプリをアンインストールして再インストールする方法もあります。

仕様変更の対象者になるのを待つ

以上の方法を試しても仕様変更が行われていない場合は、あなたのアカウントがまだ仕様変更の対象になっていないということになります。

順次対象アカウントは増えていくので、自分のアカウントが仕様変更の対象になっているかどうかアップデートをしながら待ちましょう。

アプリの対応OSは関係ある？

アプリのOSが関係しているのではという声も上がっていますが、AndroidでiOS端末でも仕様変更が行われていることからアプリの差異は関係がありません。

同じユーザーでも仕様変更に対応しているアカウントと今まで通りのアカウントがあることから、仕様変更の基準はアカウントがその対象となっているかどうかという点にあります。

公式アプリと非公式アプリの違いはある？

Twitterには公式がリリースしているアプリと、非公式のアプリが存在します。

公式のアプリのユーザーから「仕様変更された」という報告が多いのに対し、PCなどのブラウザ版や非公式アプリでの仕様変更が行われたというツイートは現時点では報告されておらず、仕様変更が行われているのはTwitter公式アプリだけです。

広告が多いので使いにくいからと非公式アプリを使っているユーザーも増加していますが、この機会に公式アプリを入れてみるのも良いかもしれません。

鍵垢との違いはある？

今回の仕様変更は、鍵垢(プライベートアカウント)でも行われています。

逆に、鍵垢では仕様変更がされているのに公開アカウントの方はまだ仕様変更がされていないという報告もあります。

鍵垢だから仕様変更がされていないということはなく、順次対象アカウントが増加している現状です。