コロナワクチン接種証明のアプリの発行にマイナンバーが必要?詳細を徹底解説

デジタル庁

ワクチン接種証明書のアプリ発行にマイナンバーが必要とされ、「マイナンバーカードが必要なの?」と話題になっています。

今回はワクチン接種証明書のアプリ発行や「マイナンバーが必要なのか?」について、徹底解説していきます。




ワクチン接種証明のアプリ発行にマイナンバーカードが必要と話題

コロナへの対策としてワクチン接種が進み、感染者数も減少を見せています。

大型のイベントなども執り行われるようになり、日常が戻る兆しが見え始めています。

ワクチン接種については2回以上接種した人人口比で50%を超え、一回以上接種した方は60%を超える数字になっています。

そんな中で政府はワクチン接種証明の重要性を口にし始めています。

ただそのワクチン接種証明書のアプリ発行に、マイナンバーカードが必要と言う情報が出回っています。

マイナンバーカードは非常に重要な個人情報であり、「全ての情報をマイナンバーカードに紐付けられるのは抵抗感がある」という方も少なくありません。

非常に重要な書類の発行にそのマイナンバーカードが必要と言う情報に対し、戸惑いを見せる人が増えています。

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今後イベント参加に接種証明が必要な可能性

8月末頃、アメリカの大手プロモーターは、今後イベントへの参加にワクチン接種証明書を必須にすると言う方針を表明し、話題になりました。

これについて歌手のYOSHIKIさんが、今後日本でもイベントの参加に接種証明書やそれに近い証明が必要になっていくとの見解を示しています。

特に若い方は簡単に摂取の予約が取れる訳ではありませんし、ワクチンの副作用を懸念して様子を見ている方も少なくありません。

それなのにイベントや試験、就活などに接種証明書が必要になっていく可能性が強くなってきている訳です。

国民の半数の接種が終わってない内にアンだけを出す政府の方針に疑問を持つ方もおり、「マイナンバーの普及にコロナを利用しているのではないか?」という声も出始めている形です。

ワクチン接種証明にはマイナンバーカードが必要?

下記では「ワクチン接種証明にはマイナンバーカードが必要なのか?」について紹介していきます。

アプリでの発行にマイナンバーが必要

 

今発表されている情報は、「アプリでの発行にマイナンバーが必要」という事です。

専用のアプリをDLし、マイナンバーカードと4ケタの暗証番号を入力して申請すると、QRコード付きの接種証明書が交付されるという仕様です。

QRコードからは、氏名や生年月日、接種日、ワクチンのメーカーやロット番号などの情報が読み取れ、ワクチン接種証明書として使える訳です。

つまり現時点では、「アプリが有ればワクチン接種証明書が手軽に表示でき、このアプリの使用にマイナンバーカードが必要」という事になります。

紙の接種証明書も想定されている

 

アプリとマイナンバーが必要なのは、電子的なワクチン接種証明書です。

これの他に紙のワクチン接種証明書が存在し、そちらも電子的なワクチン接種証明書と同様に扱われるとされています。

紙のワクチン接種証明書とは、接種を受けた日付・場所と接種したワクチンの情報が記載された接種済証の事を指します。

接種済証の発行は接種券を発行した自治体によって行われるもので、通常は申請しなくても、接種会場でシールの貼付と必要事項の記載を受けることで、証明を受けることができます。

職域接種で接種券を持たずに接種を受けた方は、代わりとして「接種記録書」を受けとることが可能です。

年内の稼働を想定している

平井デジタル大臣は、17日からデジタル庁のホームページ上で意見募集を始めていて、月内にとりまとめた上で年内のアプリ稼働を目指しています。

9月30日まで、証明書を利用したい事業者や自治体、公共機関、医療機関などから、利用を想定するシーンや仕様への意見を匿名で募っており、10月中にデジタル庁のWebサイト上で意見や対応を公開する予定との事です。

政府は「可能な限り早いタイミングでサービスを開始し、ニーズを踏まえてサービスの拡張を行っていく」と述べており、年内の稼働を目指しているといるとの事です。

稼働当初は想定外の不具合の恐れ

政府作成のアプリと言えば、COCOAや「ポイント還元対象店舗検索アプリ」がありますが、出来栄えについてはそれ程評価の高い物ではありません。

特にコロナ対策として作られたCOCOAは不具合の発生や4ヶ月間通知が機能していない事が見過ごされるなど、問題も多々見られます。

ワクチン接種証明書のアプリについても不具合の可能性は懸念されています。

マイナンバーという大きな個人情報と紐付けられるため、大きな個人情報の流出に繋がる可能性も示唆されています。

アプリでのワクチン接種兼発行は便利ですが、できれば買同意当初は様子を見、紙の接種証明書を利用する事をオススメします。

マイナンバーカード発行には時間が掛かる

アプリでのワクチン接種証明書の発行には、マイナンバーカードが必須と想定されています。

ただマイナンバーカードは発行に時間がかかる傾向にあり、中には申請してから3ヶ月音沙汰がない方もいました

アプリが稼働して申請が集中すると、それ以上の時間がかかる恐れもあります。

マイナンバーカードの必要性を感じている方は、早めに申請手続きを行う事をオススメします。

マイナンバーカードの発行手続きや掛かる期間については、以下の記事で詳しく解説しています。

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