VTuber事務所colorful magicが炎上している件について徹底解説

Vtuber事務所のcolorful magicが炎上し話題になっています。

今回はcolorful magicの炎上の内容やユーザーの反応について解説します。


一連の流れ

今回炎上している内容は大きく分けると3つで、無償でクリエイターを雇おうとした点と他人のイラストを無断で使用した点、無断使用の説明が作者の言い分と異なった点です。

以下では炎上しているcolorful magicの一連の流れについて詳細に解説します。

colorful magic設立と同時に無償の条件で募集

2022年6月13日Twitter上でcolorful magicが、Vtuber事務所として開設されたことを宣言しました。同時に1期生を募る文面を記載しています。

問題なのがその1時間後に投稿されたクリエイター募集フォームです。報酬が無償であることが記されており、応募者からの質問には「機材のご用意は個々で行っていただく」と回答しています。

選考基準や募集要項

  • PCを持っている
  • 男女ともに可
  • 未経験可
  • 活動中のVtuberも可
  • 4名の採用枠
  • 人柄や盛り上げていけそうかが基準

批判が相次ぎ炎上のなか活動休止

この報酬が無償であることに批判が相次ぎました。個人個人のやり取りならまだしも、公式に設立した会社がタダ働きをさせるのはいかがなものかといった内容です。colorful magicは労働が無償になる理由を「収益が出ていないから」としていますが、本来必要なはずの資本が無いということではないのかと考えられます。

会社を経営するのであれば最初は赤字を覚悟し、利益になっていなくても従業員の報酬を支払うべきであるといった経営者としてのありかたについても寄せられています。

また、colorful magicについてはTwitterアカウント以外の情報がどこにもなく、怪しむ声も多く上がっています。HPの設立ができていないほか、会社の方針や規約がわかるものも公開されていません。

YouTubeチャンネルやSNSのアカウントも確認できておらず、完全に準備不足といった状態です。また現在は修正していますが、Twitterアカウントのアイコンに書いてある会社名にも誤字があり、会社として信用できないといった反応が多く見受けられました。

上記のような批判を多く受け、開設後の翌日事務所というものに対して甘く見ていたと謝罪の投稿を上げています。その投稿内では体制を整えてから復帰するとして、さらに活動休止をお知らせしています。

復帰と同時に有償で成人向けVTuberへの挑戦を宣言

活動休止発表から約1週間後の2022年6月22日、成人向けVtuberへの挑戦とともに復帰を宣言しています。ここでは、クリエイターへの対価が有償であることを強調しています。

前回の批判を踏まえ労働に対価を支払うという点は覚えてきたものの、前回がほとんど基礎のない状態であったため、体制が十分であるかどうかについては不安が残る状況です。活動休止を発表して間もない復帰に、まだ経営を甘く見ているのではないかと不信感を表す反応も多数寄せられています。

業界初を謳うも初ではなく、画像の無断使用が発覚し炎上

業界初のコンテンツとして成人向けVtuberを謳っていましたが、リプライ蘭にはそれ以前から成人向けVtuberに携わっている先人のクリエイターたちからのコメントが殺到しています。

また、投稿に使用されている画像が無断使用であることがわかり、さらに炎上することとなりました。作者の猫麦さんの投稿で注意喚起があったことから、無断で使用しているということが確定しています。

1度目の炎上の際にしっかりとした謝罪を行うことで応援の声も集めていたcolorful magicですが、今期の件で会社としての信用が大幅に失われてしまっています

アカウントが譲渡されていたことが発覚

初期投資を名乗り出たユーザーが、中の人とのやり取りの中でアカウントを譲渡していたことを聞き、発覚しました。colorful magicでも中の人のアカウントでもそういった案内は出ていませんが、中の人のアカウントが事務所設立が目標であるとしているため、可能性としても十分に考えられます。

こちらが本当であれば、会社ごと譲渡したか名前が決まっただけで正式に設立した会社ではなかったということになります。colorful magicの後継者も、以前と同一人物であるかのように振舞っているため、不信感が一層強まります。

画像の無断使用の謝罪でさらに炎上

画像の投稿の翌日、colorful magicが無断使用を謝罪する投稿を上げていますが、あくまで代金は支払い済みで、用途について認識違いがあったとしています。作者の投稿では無断使用されているとはっきり書かれていたため、その直後からそうとは思えないというユーザーが多数発生しています。

さらに作者の猫麦さんの投稿では、謝罪と利用停止を求めたにもかかわらず勝手に巻き込むような投稿をされたとしています。依然として、猫麦さんはcolorful magicと関わりが無く、無断で画像を使用されただけだとしています。

中の人の考察とユーザーの反応

中の人についての考察と、これまでのユーザーの反応について解説します。

乗っ取りの可能性

譲渡をしたとされている時期からの内容は、それまでと違いとても悪質なものになっています。また、せっかく設立し、知名度も得たcolorful magicを早々に手放すとも考えにくく、乗っ取りに遭ったのではないかとも言われています。

活動休止中に中の人の投稿ではcolorful magicを存続させるか、新設するかユーザーにアドバイスを求めています。アンケートでは約7割のユーザーがcolorful magicの存続と答え、リプライ蘭ではほとんどのユーザーが存続を勧めています。

炎上商法の可能性

今回の件は炎上商法なのではないかといった推測もできます。

度重なる炎上を繰り返しているcolorful magicですが、炎上内容は「報酬を支払わない宣言」「画像の無断使用」「作者と和解せず嘘の内容を報告」と、どれも炎上することが安易に予測できるものです。現に活動開始もしていないcolorful magicですが投稿毎に多くの反応があり、知名度も急速に上がっています。

社会人経験がない可能性が高い

労働の対価として報酬を支払うという基礎的なことが欠落していたことから、自ら働いた経験がないのではないかということが推測されています。また、体制が整ってから開始するのではなく、とりあえずお知らせする・とりあえず募集をかけると見切り発車になっている部分も感じられます。

勢いでどうにかなると考えているというよりも、そこまで考えが及んでいないという様に見えます。どのように経営していくか、またどのようにして従業員を守っていくかといった経営者視点の考えも、社会に出ていれば多少は触れる機会があるはずです。

中の人の個人アカウントでも手探りな様子

中の人のアカウントではクリエイターの収益が事務所に入るようにする方法がわからないと相談の投稿をしています。この部分だけで言うと事務所が作ったアカウントで活動してもらうことで可能になる訳ですが、ここまでは詳しくない人でも何となく作りは想像でき、調べられるような内容です。

この部分で躓いていることから、ほかにもわからずに進めてしまっている部分があるのではないかとも考えられます。特に金銭が絡むことのため、納税についてもきちんと理解し考えられているのかといった問題もあります。

批判が圧倒的だが、無償でも応募者は複数あり

最初に無償で募集をかけた際に、炎上中ではありましたが応募したいといった声も多数上がっています。収益よりまず活動してみたい・Vtuberになってみたい・有名になりたいといった気持ちのある方たちです。

お仕事を契約して行ってもらう上で決して良いことではありませんが、もともとこういった層をターゲットにしていたのだと考えれます。

炎上によるものにはなりますが、ある程度知名度や注目度のある会社であることもメリットとして働いている可能性があります。また、人柄重視や事務所を盛り上げていきたいといった、前向きな募集をしていたことからも好感を抱かれていたのだと考えられます。

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