一部のTwitterユーザーから、Twitterホーム画面に「従来のバージョンのtwitter.comが表示されています。」から始まるメッセージが表示されているという報告が出ています。
このメッセージの概要と影響、回避方法を含めて詳しく解説します。
コンテンツ
2020年6月1日に旧UIを停止。新UIへ統一するため
現在、パソコンでTwitterを利用しているユーザーから、画面最上部に
というメッセージが表示されていることが確認されています。
このメッセージの概要としては、「旧バージョンのデザインでTwitterを利用しているため、新しいデザインへ切り替わります。」ということを利用者に通達している旨になります。
旧バージョンのデザインのTwitterを利用している場合、
新旧デザインの違いでは、
旧UI
新UI
以上のように、新旧でデザインが全く異なることが分かります。
特徴としては、新デザインではモバイル版Twitterを踏襲したようなUIになっています。
拡張機能(アドオン)やサポート外ブラウザ利用で表示される
本メッセージが表示される原因として、旧UI表示を行っている場合に確認されています。
本来であれば、自動的に真UIが適用されることになっていますが、一部のユーザーからは「旧UIの方が使いやすい。」という声に応えて、個人が旧UI表示ができる拡張機能(アドオン)をGoogle ChromeやFirefoxそれぞれにリリース。
拡張機能の導入によってTwitterへアクセスすると、自動的に旧UI表示してくれると好評です。
拡張機能の他に、Internet ExplorerなどのTwitterがサポートをしていないブラウザからアクセスすると、同様にメッセージが表示されることが確認されています。
「閉鎖」とあるが、Twitterのサービスが終了する旨ではない
メッセージ内に「このサイトは2020年6月1日に閉鎖されます。」と表記されていますが、Twitterサービスが終了するという旨ではありません。
あくまで、
ということを示しています。
なお、Twitterでサポートしていないブラウザ等を利用している場合は、そのブラウザソフト側でのアップデートが行われないと引き続きTwitterを利用できなくなる可能性があります。
6月以降、旧UI表示はできるのか。対応する拡張機能はある?
旧UIサポートを終了する6月1日以降に、拡張機能などを用いて引き続き旧UIを利用できるかについては現段階では判明してません。
GoodTwitterなどの拡張機能を完全に利用できなくする仕様に変更される可能性があり、拡張機能のデベロッパー側でのアップデート等の対応を行っても適用されない可能性があります。
なお、現段階では拡張機能を提供するデベロッパー側からアナウンスが出ていないため、6月以降のアップデート等を行うかどうかなど、今後の動向が気になります。
もし対応するとするのであれば、
上記2つの拡張機能のアップデートが期待されます。
また、これら以外にも6月以降でも旧UI表示可能な新しい拡張機能がリリースされるかもしれません。
メッセージの表示を停止する方法
6月1日までは拡張機能等で旧UIを表示させることは可能です。
しかし、利用中にメッセージがずっと表示されて煩わしいと感じてしまいますが、旧UIを適用させたままでの表示を停止させる方法はありません。
そのため、表示されることを承知した上で利用を続けるか、次の対処法によってメッセージの表示を停止することができます。
拡張機能(アドオン)を停止する
拡張機能を停止させ、新UIを適用させる方法です。
Google Chromeでは、画面右上の「・・・」アイコンをクリックしてコンテキストメニューを表示させます。
拡張機能画面を開くと、インストール済みの拡張機能がすべて表示されます。
旧UIを表示させる「GoodTwitter」のトグルをオフにするか、「削除」することで新UIに切り替わります。
EdgeやGoogle Chromeなどの対応ブラウザを利用する
Twitterが対応する最新のブラウザを利用する方法があります。
対応していないブラウザを使い続けている場合、アップデートされる様子が無ければ対応ブラウザを新たにインストールして引き続き利用しましょう。
Twitterで利用で推奨されているブラウザは、
推奨されているブラウザ
以上のブラウザです。