Twitterに新機能として「嫌いボタン」が実装されるのではないかという噂が広がっています。この噂の真相や嫌いボタンの詳細などを詳しく解説します。
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「嫌いボタン」が実装される噂が流れる
18日にTwitterに新機能として「嫌いボタン」が実装されるのではないかというネットニュースが出回り、Twitterユーザーを中心に大きな反響がありました。
これまでTwitterなど他のSNSではユーザーの投稿に対するエンゲージメントとして、「いいね」が実装されています。
「いいね」に対し「嫌い(良くない)」のボタンを新たに設置するのではいかという噂が出回り、「本当に実装されてしまうの?」や「実装してほしくない」という声が相次いで出ました。
記憶に新しい新機能としては、インスタで見られる「ストーリー」機能がTwitter版(フリート)に実装されました。
試験運用中や実装されて間もないころは「Twitterには似合わない」といった声が多く見られましたが、ここ数日では多くのユーザーがフリートを使用するなどしてようやく受け入れられてきたようです。
フリートが実装されて間もないということもあり、「嫌いボタン」に対してユーザーが敏感に反応していることでさらに広まっていったものと思われます。
噂の出所
「嫌いボタン」の噂が広まってしまった原因として、あるひとつのツイートが投稿されたことがきっかけでした。
サイバーセキュリティー専門家が発したツイートに対してTwitterの開発部門の責任者がリプライしたことが始まりです。
Instead of feature development how about you focus on the following REAL PROBLEMS instead:
> Removing all coordinated inauthentic behavior
> Improving user experience regarding harassment and reporting
> Add dislike button or downvote capability
> Disinformation harming users https://t.co/NW7iynPaf4
— jackie ✨ (@find_evil) November 17, 2020
サイバーセキュリティー専門家のJackie氏は、TwitterのプロダクトリーダーのKeybon氏のフリート機能の紹介を引用リツイートしてこのようにツイートしました。
Jackie氏
新機能の開発より実際の問題に焦点を当ててみてください。
- 不正な動作の除去(外部アプリなどの不正アクセスの脅威から守る)
- 嫌がらせや報告などのユーザー体験が向上することに注力する
- 「嫌いボタン」や反対投票機能を追加する
- ユーザーに害のあるデマ情報
上記のツイートに対してプロダクトリーダーのKeybon氏がリプライしました。
#1, 2 and 4 are literally our top priority (making the public conversation on Twitter) and has been for years. We’ve made a lot of progress but still lots to do. We do feel it’s important to solve other problems too! As for #3, this is something we’re exploring.
— Kayvon Beykpour (@kayvz) November 17, 2020
Kaybon氏
1、2と4番の問題は今まさに最優先事項として数年間取り組んでいます。3番(嫌いボタン)に関しては模索中です。
異常の内容でリプライを送っています。
Facebookでも実装しようとしていた
かつてFacebookでも「嫌いボタン」の実装を検討していたことがありました。
投稿にはポジティブなものばかりではなく、時にはつらいことや悲しいことをシェアすることがあることを踏まえ、そのような感情を表した投稿への適切な反応を考えていたことを明らかにしています。
仮に「嫌いボタン」が実装された場合、ユーザー同士の交流を阻害してしまうことやユーザーにネガティブ感情を抱かせることでメンタルが不衛生になる可能性があるなどの指摘が出ました。
また、投稿に対して貶めるようなことはあってはならないとし、最終的には「嫌いボタン」が実装されなくなりました。
実装される可能性は極めて低い
Kaybon氏のツイート内の「模索中である」と発言されていることから、本格的な実装への検討は行われていません。
Facebookでも実装を断念したことや、実装した際のユーザーへの影響を考慮した場合は実装される可能性は低いと思われます。
もし実装されるとしたら
もし「嫌いボタン」が実装されるとなると、率直な「嫌い」で実装されることは無いでしょう。
「〇〇さんが嫌いを押しました。」と通知欄に表示されると、誰しも不快な思いになるはずです。
そうしたことを避けるため、ツイートへの反応ボタンに「」アイコンを設置して「〇〇さんがで反応しました。」と表示されるのであれば、幾分かプレッシャーを緩和することができるのではかと思います。
ですが、ネガティブなものであることには変わりがないため、「嫌いボタン」のような機能は実装して欲しくないのがユーザーの望んでいることです。
Twitterユーザーの反応
この噂を目にしたユーザーの反応を集めました。
ほとんどが「否定的」な意見が目立ちますが、一定数「支持する」といった声も見られました。
否定的な意見
- ネットいじめを加速するのではないか
- フォロワーさんとの関係が悪化するきっかけになる
- 創作活動を行っている人にはダメージが大きい
といった否定的な意見が目立ちました。
あくまで支持者の意見には、「第三者を攻撃するための手段」としての使い方ではないようでした。
以上の事から「嫌いボタン」は噂であり実装へ向けての検討が行われていないことや、否定的な意見が目立っていることから実装は難しいでしょう。
まだ具体的な仕様や本当に実装されるかなどは公式から出ていないため、頭の片隅に「嫌いボタンの噂が出た」程度で置いておければと思います。
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