TikTokが米国で情報漏洩により使用禁止に!日本は大丈夫なのか?詳細と対処法を徹底解説

全世界で人気のショートビデオを投稿できるアプリ「TikTok」が米国で使用禁止となりました。
サイバーセキュリティの懸念から使用禁止となったのですが、日本でも使用禁止になるようなことはあるのでしょうか?

それでは、TikTokが米国で情報漏洩により使用禁止に?日本は大丈夫なのか?詳細と対処法を徹底解説していきます。


TikTokが米国で情報漏洩により使用禁止に?

米国のシンクタンクは情報収集ツールだと発表

国際経済問題の分析や政策提言を行う研究所「ピーターソン国際経済研究所」による調査報告と、TikTokは中国の情報収集ツールとして使われていると発表されています。
ユーザーの個人情報や位置情報、Cookieやメタデータなどが中国政府などに共有されている可能性があるということです。

また、米国政府の上院議員2人がTikTokを利用が「国家安全保障上のリスク」を引き起こす可能性があると判断したため、米国政府の最上級情報機関に対して要請しました。
報告書によれば、要請があれば、TikTok内の情報は中国政府に渡されてしまうということもあり、今回の措置が実行されました。

米国海軍が支給したスマホでTikTokをインストールしていると利用が制限される

今回、使用禁止となった端末は米国海軍が支給しているiPhoneやiPadといったスマホ・タブレット端末なのです。
インストールしている端末はアンインストールするように指示し、新たなインストールはしないようにと指示をしたのです。

ただ、インストールをすることは実際には可能なのですが、TikTokが端末にあることで利用制限が掛かってしまいます。

TikTokをインストールしている端末ではアメリカ海兵隊のイントラネットからブロックされてしまいます。重要な情報を取得できなくなるので、実質的にはインストールすることはできないということになります。

個人情報及び、米国の情報を守るために行われた処置になります。

具体的な証拠はないものの要請があれば情報は取得されてしまう

米国メディアはTikTokを情報収集ツールだと発表しましたが、具体的な証拠はありません。

ただ、TikTokのダウンロードやセールスを中国は大々的に宣伝しており、政府が推進していることに米国は疑いを持っています。
実際に、中国政府がTikTok内の情報を開示するように要請すれば、閲覧する事は可能となっています。

いつTikTok内にある情報が中国の政府に引き渡されても、おかしくない状況です。

TikTokは日本で情報漏洩はしていないのか

利用規約でプライバシー保護はないと明記

TikTokの利用規約には「お客様の情報を法執行機関または公的機関その他の機関からの要請があれば共有する」といった内容があります。
TikTokは中国のアプリであるため、中国政府が情報を開示してほしいと言えば、情報は共有されてしまうということです。

これは、犯罪などを防ぐために必要な事と言えますが、情報は日本政府に開示されているのではなく、中国政府に開示されることになります。
要請されたという情報はありませんが、ユーザーの情報を中国政府と共有していたとしても、何もおかしくありませんし、規約違反でもないのです。

トラブルにはなっていないが収集していないとは言えない

TikTokで情報漏洩しているというトラブルは米国・日本共に発生しているわけではありません。
中国政府が情報の開示を求めたという情報もなく、個人情報を収集したという証拠はないです。

ただ、中国がTikTokを使って情報収集をしているという情報さえ外に漏らさなければ、この情報は外に出回ることはありません。
米国も何かしらの疑いがあることから、今回の利用制限を設けたと考えられます。

自身の安全を守るためにできること

アカウントを非公開にする

TikTokでは、アカウントを非公開にすることができます。
アカウントを非公開にすると、知らないの人からは閲覧が出来ないようにできます。

マイページより、右上の「ハンバーガーマーク」をタップします。

「プライバシーと設定」をタップします。

「プライバシー設定」をタップします。

非公開アカウントをオン(緑)にしましょう。

注意ポイント

アカウントを非公開にしていても、フォローされているユーザーからのコメントやいいねは受け付けることができます。

現在のフォロワーなどには影響がないので、プライバシーを保護できるといえるでしょう。

撮影の際は個人情報について考える

TikTokで撮影をするときに、顔出しをする場合や、自宅での撮影をする際には細心の注意を払いましょう。
どこで誰があなたをみているかわかりませんし、少しの情報でも個人を特定されてしまう可能性もあります。

非公開アカウントにしていれば、特に問題はないかもしれませんが、知らない人がフォロワーにいるのであれば、自宅近辺での撮影は危険です。
住所や個人が特定されされないように、考えて撮影を行うようにしましょう。

DM・コメント・ダウンロードを禁止しておく

TikTokは設定をしていないと、その動画をダウンロードすることもできますし、フォロワー外からでもDM・コメントといったアクションが取れます。
プライバシー設定より「オフ」に設定しておくことで、あらゆる設定を制限することができます。

マイページより、右上の「ハンバーガーマーク」をタップします。

「プライバシーと設定」をタップします。

「プライバシー設定」をタップします。

安全フィルターにある項目を全てオフにしておきましょう。
フォロワーのみ許可したい場合は、友達と設定することで、制限付きでコンテンツの利用ができます。

SNSとの連携は解除しておく

SNSを連携していることで、TikTok内にあなたの個人情報を共有することになってしまいます。
プロフィール編集より、Instagram・YouTube・Twitterといった外部アカウントの連携を解除しておきましょう。

連携を解除したいアカウントをタップします。

「リンク解除」をタップしましょう。

ポイント

  • 電話番号
  • メールアドレス
  • LINE
  • Twitter
  • Googleアカウント
  • Facebook
  • AppleID
  • カカオトーク

TikTokは登録する際に、上記のアカウントの中から登録をしなければなりません。
どの情報を選択するのかは、慎重に選ぶようにし、自身にとってリスクが少ないアカウントを選択するようにしましょう。

また、動画などを投稿しないのであれば、アカウント登録は必要ありません。

TikTokでのつながりは最低限にする

自身の投稿した動画が評価されたり、容姿をほめられるとうれしくなり、つい心が緩んでしまいますが、その人がどのような人なのかはわかりません。

むやみに個人情報を流したり、TikTok外でのつながりへと広げないことをおすすめします。TikTokは友達内で楽しみ、アカウントの連携などは最低限にしておきましょう。

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