Tiktokで知らない人から勝手にメンションされる詐欺の詳細と対処法を徹底解説

現在、Tiktokのメンション機能を利用して「知らない人から勝手にメンションされる」といった被害が発生しており、多くは別サイトに誘導するような形の動画が表示されます。

今回は、Tiktokで知らない人から勝手にメンションされる詐欺の詳細と対処法を徹底解説します！

Tiktokで知らない人から勝手にメンションされる

Tiktokで知らない人から勝手にメンションされ、怪しいサイトへ誘導されるといった被害が続出しているとして、他のSNSで話題になっています。

内容はメンションしてくるアカウントによって様々ですが、コメント欄に怪しいビジネスや商品ついてコメントされた後URLに誘導されます。

いきなり知らない人のアカウントからコメントとともにメンションされ、アカウント先を開くと詐欺系の動画が公開されているため、不審に思ったり、詐欺ではないかと考えてしまう方が多いようです。

メンションしてくるアカウントは外国人女性

Tiktokでコメント欄にメンションしてくるアカウントは、外国人女性の画像がプロフィールに設定されているものばかりです。

このメンションしてくるアカウントのほとんどが一般人または法人のアカウントではありません。

これらのアカウントに共有しているのは外国人女性の画像を使っていることです。中には下着姿の女性の動画が送られてきたという報告も存在します。

Tiktokでメンションしてきたアカウントは詐欺誘導アカウント

Tiktokでメンションしてきたアカウントにアクセスすると、プロフィールにあるURLに誘導するような動画を公開しています。

しかし、フォロワー数やフォロー数は多いのに動画は１～2本しか投稿されておらず、投稿された動画は全て同じ動画です。

さらにこのURLは正式なものではなく、詐欺サイトに繋がるものが殆どなので注意が必要です。

不特定多数のユーザーをターゲットにしている可能性有り

平日や土日、性別や年齢などに関係なく、多くのユーザーが知らないアカウントからでメンションされています。そのため、特定のターゲット層ではなく不特定多数のユーザーをターゲットにしている可能性があります。

ただし、これらのことを踏まえると、不特定多数のユーザーの中でも男性層や危機感の薄い未成年層が引っ掛かる可能性があります。そのため、未成年のお子様を持つ保護者様は注意喚起を促し、男性の皆様は画像に引っかからないようにしましょう。

プロフィールのURLに誘導してくる

メンションされたアカウント先を開くと怪しげな動画が公開されており、プロフィールにあるURLをクリックするように誘導してきます。

公開されている動画に記載されている文章とURLを引用すると以下の通りです。

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私のホームページにリンク

リンクをクリックしてチャットしてください➩bit.ly/~~~
※フィッシング詐欺サイトの可能性があるため、実際のリンクは表記しておりません

プロフィールにあるこのURLは「フィッシング詐欺」という個人情報を盗み取る詐欺です。

「bit.ly～」というURLは短縮URLサービスを利用したものなので、このURLだけで安全かどうかを判断するのは難しいですが、実際に迷惑メールや詐欺サイトへ誘導するのに使われるURLには「https://bit.ly/～」で始まることが多いです。

そのため、表記されているURLにいきなりアクセスせず、分からないURLは利用しないまたはアクセスしないという手段を取りましょう。もしアクセスしても個人情報は入力しないように注意が必要です。

フォロワーを増やすことが目的

勝手にメンションしてくるアカウントは、URLの誘導とアカウントのフォロワーを増やすことを目的としています。

SNSの検索エンジンは主にフォロワー数やいいねの多い動画またはユーザーを上位表示する傾向があるので、フォロワーを増やせばそれだけ多くのユーザーにリーチすることが出来ます。

そのため、これらの詐欺アカウントのプロフィールにあるフォロワー数はある程度の人数がいる場合が多いです。ただし、フォロワーの多くはサクラアカウントの可能性があるため、単純にフォロワー数だけで判断しないことが大切です。

Tiktokでメンションされた際の対処法

Tiktokで知らない人のアカウントからメンションされた場合、いくつかの対処法がありますので、怪しいと思ったら必ず確認しましょう。

下記ではメンションされた場合の対処法を解説します。

メンションの制限・拒否設定を行う

対処法の1つ目は、知らないユーザーからのメンションを制限または拒否の設定をすることです。

ご自身のプロフィール画面右上にある三本線マーク「三」のメニューをタップし、項目の中から「プライバシー」をタップします。

プライバシー内にある項目にある「メンションとタグ付け」をタップし、画面を下にスクロールすると「あなたをメンションできるユーザー」という項目の下にメンションできるユーザーを設定することが出来ます。

あとはご自身が設定したい段階の横にあるチェック項目をタップすれば、制限・拒否設定は完了です。

ちなみに画面一番下にある「メッセージ設定」にあるチェックを外すとメンションされた時の通知が来なくなります。

運営に報告する

対処法の2つ目は、詐欺アカウントをTiktokの運営元に報告することです。

対象のアカウント画面右上にあるメニューをタップすると「友達にシェア」という表示の下に「報告する」というアイコンがあるので、このアイコンをタップし、報告画面を開きます。今回は「アカウントを報告する」を例にやり方を説明していきます。

報告画面を進めていくと、報告する理由を各項目の中から選択するので、該当する項目を選択してタップします。

最後に選択した内容が正しいかを確認し、画面下の「送信」をタップすると運営に報告されます。

ただし、注意点として報告を短期間で複数回行うとシャドウバンされる可能性があります。シャドウバンになる明確な理由は明らかにされていませんが、SNSでは同様な事例でシャドウバンされたという報告もあります。

そのため、短期間に複数回報告を行う際にはシャドウバンになる可能性も考慮して対応しましょう。

無視する

対処法の3つ目は、メンションを無視することです。

基本的に無視してもこちらに被害は来ないので、親しい人や明確な理由のあるメンション以外は無視することをおすすめします。

もしメンションの通知が面倒な方は、「メンションの制限・拒否設定」から通知を切ることもできますので、そちらを設定してください。