こなつさんのトレパク冤罪の詳細やなぜトレパク冤罪が起きるのかなどを解説

こなつさんのトレパク冤罪が話題になっています。

今回はこなつさんのトレパク冤罪の詳細や「なぜトレパク冤罪が起きるのか?」について徹底解説していきます。




こなつさんのトレパク冤罪が話題に

こなつさん

絵師のこなつさんがトレパク冤罪を掛けられたと話題になっています。こなつさんは3月末頃にトレパク疑惑を掛けられており、その解消のために奔走していました。

そしてトレパクが冤罪だったと言う事が浸透してきた4月末頃に、事の経緯をまとめたnoteを発表しました。

その経緯がリアルに綴られ、恐怖を感じるものであったと多くの共感を集めています。

トレパク冤罪の流れ

  • 3月24日頃にAさんからこなつさんに「トレパクではないか?」とDM
  • 3月26日にAさんから返信の後にブロックされる
  • 3月27にイベント出席も周りの様子がおかしい
  • パクられ元とされるBさんにDMを送ると既に状況を知っていた
  • Bさんはトレパクしていると考えており話を聞いてくれない
  • Bさんの助言通りこなつさんが検証画像などをツイート
  • Bさんがお気持ちツイートをしAさんに3万人のファンネルが飛ぶ
  • 検証画像を見た人たちからは「トレパクとは言えない」という声が出始める

線は殆ど重なっていない

通常トレースパクリというのは、元の絵をトレースしてパクっている事を指します。そのためトレース元の絵とトレパクした絵はぴったりと合わさる事になります。

ただこなつさんが公開している、こなつさんの絵と似ているとされる絵を合わせた検証画像では、線は殆ど被っていません。

そのため世間一般で言うトレパクとは違うと言っていいでしょう。

安井金毘羅宮のお祓いも話題に

こなつさんは事の経緯の説明を、冷静かつ落ち着いた文体で綴っています。しかしやってよかった事の一覧に「お祓い」と書かれており、安井金毘羅宮のお札の写真が載せられています。

安井金毘羅宮は京都にある由緒ある神社で縁切りで有名です。

しかも縁結びや縁切りのお参り方法が決まっている、本格的な参拝になります。冷静な文章の中に本格的な縁切りで有名な神社でのお祓いが入っていたことで、「内心縁が消えりたいくらい苛立っていたのでは?」と話題になっている訳です。

トレパク冤罪はなぜ起きてしまうのか

下記では「トレパク冤罪はなぜ起きてしまうのか?」を紹介していきます。

トレパク騒動が続いていた

トレパクはやられた絵師からすれば窃盗のようなものですし、技術のあるパクられた方が売れずに筆を折る事になれば、業界としてマイナスにもなってしまいます。トレパクが悪い事であるのは間違いないでしょう。

そんな最近ではトレパク騒動が続いていました。

そのため多くの方がトレパクに敏感になっており、「あの人もトレパクなのではないか?」と気軽に言ってしまう状態でした。そんな流れでこなつさんにもトレパク疑惑が掛けられた可能性があります。

最近のトレパク疑惑については、以下の記事で詳しく解説しています。

VTuber桃鈴ねねさんのトレパク疑惑の詳細と真相を徹底解説

でるたぽyunaさんの東京卍リベンジャーズのトレパクや炎上の詳細や流れなどを徹底解説

トレパクの定義が曖昧

元々トレパクは「トレースしてパクること」を指します。物理的やレイヤーを使って絵を重ねて上からなぞっているため、線が重なって同じものになります。

ただ最近では様々な人がトレパクと言う言葉を使っており、定義が合間になっています。

例えば参考にして絵を描いている場合やフリー素材を取り込んで塗り直しをした場合でもトレパクと言う方もいます。言葉は変化するものなのでどれが正しいなどはありませんが、トレパクだと言われる基準が広がっているのと、トレパクの認識の違いでトラブルになり易くなっているのは確かです。

トレパクと言いたいだけの方や正義感からやっている人など様々

トレパク疑惑を掛ける方は様々な理由があります。

最近多いのがトレパクと言う用語を覚えたばかりで、取り敢えずトレパクと指摘したいだけの方です。こういった方は根拠も薄いので特に相手にしなくていいでしょう。

他にもトレパクが話題であるため、話題集めにトレパク指摘をしている方も見られます。相手に影響力がある時は厄介なので、冷静に対処する必要があるでしょう。

また正義感からトレパク指摘を行っている方もいます。相手が冷静な場合は、落ち着いて対処をしましょう。

ただ相手が自分が正しいと信じ込んでいたり、間違いを認められずに退けなくなってしまっている場合は気を付けて下さい。やり取りをスクショして証拠を集めつつ、早めに周りに助けを求め、味方を作っておきましょう。

無実を自分だけで証明するのは難しい

刑事訴訟では「疑わしきは被告人の利益に」という法原則に基づき、原則として検察官(罪を疑っている方)が証明責任を負います。

これと同じで普通は「あなたがトレパクをしている」と言っている方に、疑いを証明する責任があり、「自分はトレパクをしていない」と言っている側に無罪を証明する責任はありません。

そもそもやっていない事を証明する事は「悪魔の証明」と言われ、非常に難しい行為な訳です。出来たとしても様々な比較資料を用意したり、釈明文を書いたりと非常な手間が掛かってしまいます。

場当たり的に無実を証明しようとするのではなく、相手が証拠だと言うものを全て掲示して貰い、できればそれを持って弁護士に相談してみて下さい

憧れの絵師には似てしまう

多くの絵師さんには、自身が絵師を目指すきっかけになった憧れの絵師さんが居るでしょう。そう言った方々は憧れの絵師さんの絵をマネして練習している事がよくあります。

そのためそもそもの絵柄として、似てしまう事がある訳です。

こなつさんに関しても元々パクられ元と言われる方のファンだったと言う事があり、絵柄が寄ってしまっているという背景がありました。

ポーズのフリー素材や二次創作は似てしまいがち

絵師さんはポーズのフリー素材や練習用の画集などを参考に絵を描く事も少なくありません。多くの方が同じものをモデルに描いているため、ポーズや雰囲気などが似てしまう場合もある訳です。

線画被ってしまうほど似てしまう訳ではありませんが、場合によってはせんがかなり近くなってしまう事もあり、トレパクを疑われてしまう可能性もあります。

またそもそも二次創作であればそのキャラっぽいポーズや表情を意識するため、どうしても雰囲気や線などが似てしまう傾向にあります。

デッサンのできないまま有名になった方も

SNSに絵や投稿サイトなどに絵を上げる人が増え、様々な事をきっかけに有名になった方もいます。元々絵の勉強をしていなくても独学やセンスで、人気のある絵を描ける様になった方も沢山います。

ただデッサンの練習をしておらず、ずっと他の絵をトレースや模写だけして練習してきた方も中にはいます。

それによりプロや有名絵師の中でさえ、リンゴやジャガイモが描けず、わざわざ他の人の写真を取り込んで線描加工やトレースしないと絵にできないと言う方もいます。中にはこれまで書いた絵の殆どが他の方の写真のトレースや加工だったことが判明した方もおり、「どんな有名や上手い人でもトレパクの可能性がある」という空気が出来てしまっています

トレパク冤罪が掛けられた場合の対処法

突然トレパクの疑いを掛けられると、無罪を証明するのは大変ですし、冷静な対処は難しいです。そのためにクリスタやソフトの機能を使って、作成過程のタイムラプスを残しておく事をオススメします。

そうすればトレースをしていない事は証明可能ですし、まだ文句を付ける人がいたとしても「製作過程まで出している人がトレパクは考え難い」と擁護してくれる人も増えるでしょう。

また製作過程をツイートしておくのも1つの方法です。トレパクを完全に否定する事にはなりませんが、「この部分に今苦労しています」など情報を載せておけば、再作過程を見ているフォロワーさんがトレパクではないと信じてくれ易くなるでしょう。

ただし製作過程をトレパクして先に完成して「自分の絵だ」と主張する方もいるので、そう言ったリスクには注意して下さい。

Twitter(ツイッター)のフリートで絵のラフなどのトレパク・自作宣言される問題の詳細や対処法を徹底解説

トレパク指摘が自作自演との噂も

こなつさんのトレパク疑惑騒動については、「指摘した方Aとパクられたと言う方Bが同一人物なのではないか?」という噂も出ています。

これはこなつさんが自作自演していると言う事ではなく、こなつさんに「トレパクしているのではないか?」と尋ねた人と、「パクリ元とされた人が同一人物ではないか?」という事です。

Aさんの検証画像を知っていた

BさんはAさんから直接メッセージを貰っていないとしていますが、他の方から検証の画像が届いているとこなつさんに答えています。

Bさんはこなつさんとのやり取りで、「潔白ならAから送られた検証画像をツイートすればいい」としています。ただこなつさんはAさんから送られた画像が検証画像の域に達していないと考えていたため、「手元に検証画像と言えるレベルのものが無いので、他の方からBさんに送られている検証画像が欲しい」と返しています。

ただBさんは一転してAさんからメッセージが来ていると言い、こなつさんがAさんから送られてきた画像を見せると「検証はその画像で間違いありません。どうぞ公開されてください」と言っています。

そしてその後Bさんは「こなつさんに侮辱された」とフォロワーにツイートしています。

ただやり取りの上で、こなつさんがBさんを侮辱した様子はありませんでした。そのため「Bさんが検証画像を作ってこなつさんにDMを送った人と同一人物で、『Aさんの作った検証画像のレベルが低かった』という言動を自身への侮辱と捉えたのでは?」と考えられています。

また「Aと同一人物だから、最初にAからメッセージが来ていないと誤魔化したのでは?」と考える方もいます。

Bさんと見られる方がTwitterを鍵にし、5月に削除予定としているのも1つの理由になっています。

あくまでも憶測でしかない

最初に検証画像を送ったAさんとパク元とされるBさんが同じと言うのはあくまでも憶測でしかありません。冤罪となる可能性もあるので、拡散しない方がいいでしょう。

また他にもトレパク疑惑の方がいたことや総集編の転売問題でBさんは精神的に参っていたとも、もうすぐ商業に行く予定であるとも言われています。

穏便に済ますつもりで、自身の名前を出さずに(もしくは知人に頼んで)こなつさんにトレパクの注意をしていた可能性もあります。

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