これまで、「3D Touch」を搭載したiPhoneでしかできなかった「既読を付けない方法」が、ようやく「3D Touchを搭載していない新型iPhone」でも可能になりました。
今回は、iOS13新機能「触覚タッチ」を利用して「既読を付けない」方法と、できない場合の対処法をご紹介します。
コンテンツ
「触覚タッチ」とは?
iPhone 6s~iPhone XS Maxにかけて搭載された「3D Touch」は、「画面を少し強く押し込むことで様々な機能」を利用できました。
この「3D Touch」によって、LINEで受信したメッセージを既読を付けずに読むことができましたが、
ポイント
iPhone XR以降に発売されたシリーズでは「3D Touch」は廃止になりました。
新型iPhoneシリーズでLINEを利用するユーザーは既読を付けないでメッセージ確認ができませんでした。
しかし、9月に行われたiOSの大型アップデート「iOS13」によって、3D Touchを搭載していないデバイス(iPadやiPod touchも含む)でも「3D Touch」と同じような機能を利用することが可能になりました。
この新機能を「触覚タッチ」と言います。
「触覚タッチ」の利用方法はとても簡単です。
ポイント
画面のタッチする箇所を「長押し」するだけ。
この機能を利用して、ブラウザでサイトのプレビューを利用できます。
「触覚タッチ」をすると、少し浮かび上がります。
プレビューとコンテキストメニューが出現しました。
「既読を付けない」方法は、受信したトークを「長押し」するだけ
既読を付けずにメッセージを確認する場合は、トーク一覧画面で行います。
既読を付けずにチェックしたいルームを「長押し」するだけ。
ご覧のようにルーム内のプレビューが表示されて受信したメッセージ内容を確認できますが、相手には「既読」通知されません。
プレビューが出た段階で指を画面から離してもこの状態が維持されます。
利用するには
- iOSデバイスであること。
- 「iOS13」にアップデート済みの端末。
- LINEが最新バージョンにアップデートされていること。
以上3点の条件を満たすことで触覚タッチを用いた「既読を付けない」方法でメッセージチェックが行えます。
浮き出た「プレビュー」をタップすると既読が付いてしまいます
浮かび上がった「プレビュー」をタッチしてしまうとトークルームに入ってしまうため、既読が付いてしまいます。
既読を付けたくない場合は、誤って触れてしまわないように気を付けましょう。
「触覚タッチ」ができない場合の対処法
一部のユーザーでは、
はてな
- 「触覚タッチ」ができない。
- 触覚タッチはできるけど、LINEの既読を付けない方法ができない。
以上の声が上がっています。
「iOS13」にアップデートすることが条件
「触覚タッチ」はiOS13にアップデートができるiOSデバイスであることと、
ポイント
「iOS13」にアップデート済みのiOSデバイスでないと利用できません!
「触覚タッチ」ができない方は、利用しているiOSデバイスが「iOS13」にアップデート済みなのかを確認しましょう。
iOSアップデートは、
【設定】>【一般】>【ソフトウェエア・アップデート】
上記の手順でアップデートを行えます。
LINEアプリは「バージョン9.16.5」であること
既読を付けない方法を利用するためには、LINEアプリも最新バージョンにしなければなりません。
ポイント
「バージョン9.16.5」へアップデートしてください。
LINEアプリアイコンからではない
既読を付けないでメッセージの確認を行う場合は、ホーム画面上のLINEアプリアイコンを触覚タッチするのではなく、トーク一覧で触覚タッチを行うことで確認ができます。
端末の再起動
「触覚タッチ」ができない場合は、デバイスの再起動を行いましょう。
ほとんどの場合は、再起動によって正常に戻ります。
他のアプリでも「触覚タッチ」ができるか確認する
アップデートをした後、LINEで上手「触覚タッチ」ができない場合は、ホーム画面や他のアプリで操作ができるか確認してみてください。
条件を満たしているのにも関わらず、上手く動作しない場合は、
ポイント
- ディスプレイに問題が起きている。
- デバイスのバッテリーが膨張していて、タッチ反応に影響が出ている。
- ソフトウェアの問題。
以上の影響によって動作がしていない可能性があります。
この場合は、Appleサポートにコンタクトを取るのがオススメです。