最近、台風等の大きな災害のせいで、各地で洪水、浸水などの水害が多発しています。様々な水害や引き起こされる土砂崩れによった犠牲者も出ているので、いざというときのために身を守る方法を考えておくのは悪くありません。
今回は、台風や地震などの様々な災害から逃げ道を見つけ出してくれる「ハザードマップアプリ」の詳細や使い方を徹底解説していきます。「ハザードマップアプリ」を上手く活用して災害に備えましょう。
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優秀なハザードマップアプリ「goo防災アプリ」とは?
「goo防災アプリ」とは、台風、地震、洪水、火山など様々な災害に関するニュースや、非常事態時のための防災マップを見ることができます。
アプリ内で自分の地域を設定しておくだけで、自分の地域に関する災害情報をなんでも確認することができます。
例えば、「〇〇市で地震!震度5弱」「〇〇市に台風7号直撃」という情報をすぐに把握でき、避難が必要ならば「避難してください」とアプリ内で教えてくれます。
災害が起こった場合はどこか安全な場所へ避難しなくてはいけませんが、goo防災アプリには「防災マップ」を表示することができますので、逃げる際に必ず役に立ちます。
他にも、家族全員でアプリをインストールしておくことで、家族たちの安否確認も行うことができます。
特に最近(2018年7月現在)は台風や地震が多いので、自分のスマホにインストールしておきたい、「電子防災グッズ」のようなものです。
↑ダウンロードは上記からも出来ます。
「goo防災アプリ」イチ押し!見やすいハザードマップ!
goo防災アプリの一番のおすすめポイントは、「ハザードマップ」が見やすいことです。
いざというときに地図をみなくてはいけないのですが、特に工夫した見方を必要とせず、周辺の地図を確認するような要領でハザードマップを見ることができます。
ハザードマップで自分の住所、位置情報を検索!
こちらの画像は「ホーム画面」ですが、この画面の「防災マップ」をタップしてみてください。
すると、このような地図が表示されます。
ハザードマップで最寄りの施設や避難場所を調べよう!
次に、地図の下部にある「虫眼鏡のアイコン」をタップしてください。
この虫眼鏡は「住所検索ボタン」になります。自分の家の住所を入力して、周辺の地図を出すことができます。
今回は適当に「別府市北浜」と入れてみます。
このように、検索された場所が出てくるので、このマップを元に、避難場所や緊急で使う公衆電話を探せばいいだけです。
また、右端の斜め矢印を押すことによって、スマホのGPSから位置情報を検索することができます。自分がいる位置の周辺をマップに表示します。
ちなみに、各種施設を検索したい場合は、下アイコンの左から二番目を選択してください。
このように、最寄りの施設が表示されますので、この中から避難場所を探しましょう。電波が届かない場合などは公衆電話を使うのもアリです!
浸水、津波に強い!標高も確認できる!
goo防災アプリでは「避難場所の標高」も確認することができます。洪水や津波では、「海(川)」に近いほど被害が早まるため、なるべくなら山場の方に逃げたいと思うはずです。
goo防災アプリで標高を調べておいて、津波や洪水で高いところへの非難が必要な場合に役立てましょう。
まずは、ハザードマップを表示させて、右上のアイコンをタップしてみましょう。
すると、マップに色が付きます。右部分に「色」に応じたおおよその標高が表示されていますので、確認してください。
例えば速報で「標高19m以上の場所に避難してください」と言われた場合、右側のメーターを「19」に合わせてみてください。標高19mより下にある施設が全て除外されます。
19mの場所は「危険地帯」ですので、避難場所から外れるのはなんとなく理解できるのではないでしょうか。このように、海辺の地図を表示させた場合、避難場所はほとんどなくなってしまいました。
緊急地震速報にオススメのアプリをランキング形式で徹底比較解説
「goo防災アプリ」おすすめの「災害速報」も便利!
goo防災アプリでは、洪水、台風、地震、火山、津波など、幅広い災害のニュースを調べることができます。ホーム画面の「ニュース」を選ぶだけでニュースを調べることができます。
また、イチイチアプリを開いて調べなくても、万が一自分の地元や所在地で災害が起きた時は「プッシュ通知」によってすぐに災害報告を受け取ることができます。
まずは、プッシュ通知で自分の地域を選択して、その地域になにか起きたら連絡を貰えるように設定しておく必要があります。
まずは、ホーム画面の左上のアイコンをタップしましょう。
その後、メニュー画面が開かれますので、「プッシュ通知設定」を選択してください。
このページで、自分たちが住んでいる地域や実家を登録しておけば、その地域で台風や地震によって避難勧告が出た場合、すぐにスマホで情報を受け取ることができます。
まずは、「地域未設定」の部分をタップしてみてください。
すると、地域が表示されますので、この中から自分が住んでいる都道府県に沿って選んでください。
選択したら、都道府県一覧が表示されます。
その後、市町村まで表示されますので、自分の住んでいる市町村を選択しましょう。
市町村まで選択すれば、晴れて自分の地域が設定できます。
万が一岐阜県大垣市でなんらかの災害が起こった場合、スマホに通知が来ますので、災害情報を確認して、必要があればハザードマップで避難場所を検索して逃げるようにしましょう。
「地域限定」のハザードマップアプリもおすすめ
例えば、各市町村が国民のために開発した「その地域専用のハザードマップアプリ」も存在します。
goo防災アプリとは違い、全国版ではありませんが、その分その地域の情報に集中した情報を受け取ることができるので、自分の地域のハザードマップアプリを見つけて、そちらをダウンロードするのも手です。
例えば、首都圏である東京は23区限定アプリが存在し、大阪、名古屋などの主要都市から、そこまで知られていない市町村まで幅広く存在します。
大抵の場合、「各市町村(各都道府県)」が開発したアプリですので、市町村(都道府県)が開発していない場合は専用ハザードマップアプリが存在しないことになります。
Googleストアなどで自分の地域のハザードマップを検索してみましょう。もし、ハザードマップアプリがあるのなら検索されて、ダウンロードすることができます。
浸水などの災害ハザードマップアプリまとめ
今回は、浸水などの災害ハザードマップアプリを紹介しました。goo防災アプリはどんな災害にも対応される、幅広く役に立つアプリです。
ぜひダウンロードしておいて、万が一の場合に備えて、身の安全を確実に確保しておいてください。