12月14日にGoToトラベル見直しで全国一律一時停止が発表されました。
今回は、GoToトラベル全国一律一時停止の期間や「予約分のキャンセル料はかかるの?」等を徹底解説していきます。
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GoToトラベル見直しで全国一律一時停止
1日の感染者数が3000人を超える等、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
こういった世情を鑑みて12月10日から、政府はGoToトラベルの一時停止も含めた検討に入りました。
当初は大阪市、札幌市に東京都と名古屋市を加えた4都市のGoToトラベル一時停止、もしくはそこに幾つかの感染拡大が著しい都市を含めた一時停止地域の拡大と見られていました。
しかし、実際には12月14日にGoToトラベルの全国一律一時停止が発表されました。
一時停止期間は12月28日から2021年1月11日まで
GoToトラベルの全国一律一時停止の期間は、12月28日から2021年1月11日までの年末年始となっています。
通常であれば正月の帰省などを含めて旅行のピーク時期である為、影響を受ける方は多いでしょう。
またこれまでに一時停止となった地域は、期間延長が行われてきています。全国一律一時停止に関しても、新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、再延長や地域を限定しての再開もあり得ます。
その為、1月12日以降の旅行がGoToトラベルの対象になるかは定かではありません。
大阪・札幌・東京・名古屋は先行停止
大阪市と札幌市は、元々GoToトラベル一時停止、東京と名古屋市はGoToトラベル一時停止の議論が行われていました。
この4都市については12月27日以前から先行して一時停止が行われます。
ただし、東京については適用期間が他の3都市と違っているので注意して下さい。
新規予約先行停止期間
- 大阪市、札幌市、名古屋市:14日20時から27日24時
- 東京:18日0時から27日24時
既存予約に関しては取り扱いが変わる為、後で詳しく解説します。
厚生労働省の新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」の使い方を徹底解説
今予約しているものはどうすればいいの?予約しているものは適用される?
GoToトラベル全国一律一時停止は、突然発表されました。
その為、「今予約しているものはどうすればいいの?」「予約しているものは適用される?」と心配になる方は多いです。
期間中出発の旅行はGoToトラベル対象外
今回のGoToトラベル一時停止では、一時停止期間の12月28日から2021年1月11日期間中出発の旅行がGoToトラベル対象外になります。
12月28日より前に到着しても、1日でも一時停止期間に被っていれば割引適用外になります。
また各旅行サイトによって扱いが微妙に違う可能性もあるので、自身の利用したサイトを確認しておきましょう。
既に予約している分も対象外・旅行自体は可能
GoToトラベル全国一律一時停止を受け、12月28日から2021年1月11日期間中の既に予約している旅行も割引対象外になります。
旅行自体は可能ですが、GoToトラベル一時停止自体が新型コロナウイルス一時停止を受けたものであり、旅行サイトなども期間中の不要不急の外出自粛を推奨している所もあります。
場合によっては外出自粛や県を跨ぐ移動が制限される可能性もあるので、情報には十分注意しておきましょう。
キャンセル料かかる?
上記の通り、期間中の旅行は既に予約していてもGoToキャンペーンの対象外になります。
下記では、「対象でないならキャンセルしたいけど、キャンセル料は掛かる?」という疑問に答えていきます。
キャンセル料は国が負担すると発表・詳細な手続きは各サイトを確認
GoToトラベルキャンペーンの全国一律一時停止を受けて、キャンセル料は国が負担すると発表されました。
政府から詳細なキャンセルの手続きは発表されていませんが、基本的には予約したサイトでキャンセルさえすれば大丈夫と見られます。
各予約サイトからキャンセル手続きの詳細案内が行われ始めているので、各サイトのアナウンスをチェックしておきましょう。
キャンセル手続き期間は12月24日が期限
キャンセル無料手続き期間は、12月24日24時までになっています。
キャンセル方法や返金を受ける手続きは各予約サイトで違う場合があるので、それぞれのアナウンスを確認して下さい。
宿泊施設へ申し出が必要な可能性があるので注意
大阪市や札幌市のGoToトラベル一時停止中は、旅行サイトによっては宿泊施設に連絡してキャンセル料の請求を止めて貰う必要がありました。
またクレカ払いの場合に、クレカは通常通りキャンセル料が引き落とされ、宿泊施設から同じ額を振り込んでもらうという手順が案内されることもあります。
今回のGoToトラベル全国一律一時停止では同様の手続きは不要な場合が多いですが、念のために各旅行サイトの案内を確認しておきましょう。
予約内容変更を受け付けるサイトも
GoToトラベル一時停止中を受けて、旅行サイトによってはキャンセルを含めた予約内容の変更を受け付ける所もあります。
その場合はメールなどで予約内容変更の手続き・確認が案内される筈なので、チェックしておきましょう。
ただ上記の通り1月11日以降も一時停止が延長される可能性もあるので、予約変更時には注意して下さい。
GoToを使わない場合予約の取り直しが必要な事も
GoToトラベルを使わない旅行は可能ですが、予約サイトによってはGoTo適用の予約をキャンセルし、GoTo適用外の予約取り直しを案内している所もあります。
予約を取り直さない場合に予約の取り扱いがどうなるのかは案内されていませんが、早めに手続きをしておく事をオススメします。
自身の使用した予約サイトを確認しておきましょう。
先行して停止地域の情報
下記では、先行して一時停止が行われる地域のGoToトラベル取り扱いについて紹介していきます。
3都市が大阪市、札幌市、名古屋市を指し、4都市が大阪市、札幌市、名古屋市、東京都を指します。
28日以降は4都市とも全国一律一時停止の枠内に組み込まれます。
27日までの4都市出発はGoTo対象
28日までの4都市出発の旅行は、新規予約・既存予約共にGoToトラベルの対象になります。
ただし、政府は4都市出発の旅行については、停止はされていませんが自粛が求められている期間です。
自粛期間は3都市が14日20時から27日24時、東京都が18日から27日24時までになっています。
3都市到着は14日から・東京到着は18日から新規予約GoTo対象外
3都市を目的地とする旅行は、14日20時から27日24時までに出発する新規予約がGoToトラベル対象外になります。
東京を目的地とする旅行については、18日0時から27日24時までに出発する新規予約がGoToトラベル対象外になります。
4都市とも28日以降は全国一律一時停止に組み込まれるため、実質的には1月11日までのGoToトラベル一時停止となります。
4都市到着は22日からGoTo対象外・キャンセル無料
4都市到着の旅行は、22日0時から27日24時までがGoToトラベル対象外になります。
上記を受けて3都市は14日20時から27日24時までの出発分、東京都は18日0時から27日24時までの出発分が無料でキャンセル可能になっています。
キャンセル無料期間は12月24日24時まで。キャンセル方法等詳細は自身が予約した各予約サイトに従って下さい。
本件の無料キャンセル受け付けは12月14日までに予約を行っていた旅行が対象になります。