マック値上げの詳細やいつからなのかとロッテリアやモスバーガー等他店舗への影響を徹底解説

現在、マクドナルドの一部商品に対する値上げが話題になっています。

今回は、マック値上げの詳細とロッテリアやモスバーガー等他店舗への影響を徹底解説していきます。


マクドナルド値上げが話題に

2022年3月4日にマクドナルド公式サイトにて、価格改定のお知らせがリリースされました。

これによる反響で一時はTwitterのトレンドにも入るほどの話題となり、値上げに対する不満や値上げラッシュへの不安の声が増加しています。

特にチキンクリスプの値上げに対する衝撃や自分の幼少期にはどのくらいの値段で売られていたのかという話題で盛り上がっています。

マックの値上げ内容と詳細

マクドナルド公式サイト

今回の値上げでは、ハンバーガーやてりやきマックバーガー、マックシェイクなど約2割の商品を10円から20円ほど値上げするという内容です。

そのため、ビックマックやマックフライポテト、ハッピーセットなど残りの約8割の商品については引き続き現行価格での提供となります。

また店頭販売では値上がりされない商品がマックデリバリーでは値上げされているといったように、注文方法によって値上げする、しない商品があるので注意が必要です。

値上げは3月14日から一部店舗を除いて開始

マクドナルド公式サイト

今回の値上げは2022年3月14日より開始されます。

現行価格で購入できるのは2022年3月13日までのため、このお知らせが公表されてから値上がりする前にとマックへの購買意欲が高まっているユーザーも増加しています。

特に最終日である3月13日は駅前店舗やフードコート内の店舗など利用客の多い店舗はいつも以上に混雑が予想されるので、値上げ前に購入したいユーザーは時間に余裕を持って店舗へ向かいましょう。

店頭販売、ドライブスルーで値上げとなる商品

マクドナルド公式サイト

店頭レジやモバイルオーダー、ドライブスルーで購入する場合、画像のような価格変更が行われます。

バリューセットや夜マックの倍バーガーは単品の変更価格に左右されますが、以下の商品は価格変更の対象外となります。

価格変更されないセット、コンビメニュー

  • バリューランチセット:ダブルチーズバーガー、てりやきマックバーガー、フィレオフィッシュ
  • 朝マックのコンビ:ソーセージマフィン、チキンクリスプマフィン

例えばダブルチーズバーガーを購入した場合は、現行の640円から650円に変更となりますが、フィレオフィッシュのバリューランチを購入した場合は現行と変わらず550円で購入可能です。

デリバリーで値上げとなる商品

マクドナルド公式サイト

マックの公式配達サービスであるマックデリバリーやウーバーイーツ、出前館などの配達サービスで購入する場合は、画像のような価格変更が行われます。

ただし、以下の商品は価格変更の対象外となります。

デリバリーで変更されない商品

  • マックフライポテト(Sサイズ)
  • ハッピーセット(チーズバーガー、チキンマックナゲット、ホットケーキ、エッグマックマフィン)
  • 夜マックの倍バーガー

画像の値段はあくまでも一例であり、今後さらなる変更が行われる可能性があります。

注文の際は、各デリバリーサービスの価格表示をよく確認しましょう。

McCafe by Baristaで値上げとなる商品

マクドナルド公式サイト

McCafe by Baristaで購入する場合、画像のような価格変更が行われます。

通常のメニュー商品だけではなく、期間限定販売のマカロンシトロン、マカロングリーンティーも値上がりの対象となります。

Mccafeの店舗自体はまだまだ少ないと感じるユーザーも多いですが、コンビニスイーツや普通のカフェとの比較ではまだマシな値上げなのではないかという声が増えています。

マックが値上げを決定した原因

今回の値上げについては、バンズに使用される小麦やハンバーガーのパティに使用される牛肉をはじめとする原材料の価格が高騰したこと、昨今の社会情勢により上昇した人件費や物流費などのコストを考慮した結果であると公表されています。

新型コロナウイルスによる流通経路の制限や雨量現象による原材料自体の確保にかかるコスト増が原材料高騰の要因とされています。

また、従業員の確保や従業員の就業環境の改善、最低賃金の引き上げのために人件費が高騰しているのではという指摘もあります。

マクドナルドは引き続き、品質および利便性などのサービス向上グローバル規模での原材料の調達、より効率的な物流網を構築するなど、様々なコスト管理に取り組んでいくとしています。

マクドナルドが原料にこだわる理由

 

マックで使用される原材料には、レタスやタマゴなど、野菜をはじめとする国産の原材料も数多く存在します。

しかし牛肉やジャガイモをはじめとする一部の原材料についてはこだわり抜いた品種のものを使用しているため、海外で生産されています。

特にフライドポテトに関してはグローバルに厳格な基準をクリアしたジャガイモがコロナウイルスやそれに伴う流通網の困難化により販売制限が行われ、原材料の確保に関してかなり影響を受けていました。

フライドポテトの一時販売制限については以下の記事で詳しく解説しています。

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モスバーガーやロッテリアなどへの影響

ロッテリア公式サイト

現時点では、ロッテリアやモスバーガーをはじめとする他のハンバーガーショップでの値上げ告知は行われていません。

特にロッテリアは2016年以降、消費税改定による価格変更以外には大きな値上げは行われていません。

モスバーガーは2021年に価格改定が行われたばかりなのでしばらくは来ないだろうという意見もあります。

しかし、昨今の社会情勢によってはモスもロッテリアも今後値上げに踏み切る可能性は高いと懸念する声も挙がっています。

マックの値上げの変遷

マクドナルド公式サイト

マックは1971年代はハンバーガー1個当たり80円からスタートしています。

しかしその後の社会的変化から1985年代には230円まで価格が上昇しました。

2000年代には59円バーガーなど現行価格の約半額にまで値下げされる事態にもなりました。

そこからはいつまでもデフレではない、という藤田会長の判断から緩やかに値上げを続け、今回の値上げとなったのです。

今回は安い商品の値上げ幅が大きい傾向

マクドナルド公式サイト

今回の値上げされた商品にはハンバーガーやチキンクリスプなど、特に格安で販売されていた商品の値上げ幅が大きい傾向にあります。

例えばハンバーガーやチキンクリスプなど現行価格では110円だった商品が約20円の値上がり、てりやきマックバーガーやダブルチーズバーガーなど300円台だった商品は約10円の値上がりとなっています。

但し、値上がりした商品が高くても20円いかの増加幅のためチーズバーガー2個買う方がダブルチーズバーガー1個買うよりも安いのは変わりません。

今回は原価が高く利回りの良くない商品の値上げも多い傾向

また、海外で生産されているパティを使用する商品の値上げ幅も大きいことから、原価が高く利回りの良くない商品の値上げについてもユーザー達から言及されています。

ただ利回りが良くない商品ほど求めやすい価格だったことから値上げによる売り上げの低下が発生する可能性があるのではという意見が出ています。

原材料自体の価格や流通費用が上昇した分原価が高騰するので、マクドナルド側も慎重に検討した結果の値上げでした。

利回りの良くない商品を値上げすることで今回増加したコストを少しでも埋めようとしているのです。

マックの値上げは悪影響ばかりではない

マクドナルド公式採用サイト

これまでの日本は不景気やバブル崩壊など様々な経済的な危機を乗り越えてきました。

値上げされたことを悲観するユーザーもいますが、原材料や人件費の高騰分値上げされたことで人件費の安定供給への先駆けと捉えているユーザーもいます。

値上げはユーザーにとっては一見すると大打撃ですが、経済が回復するための一歩でもあるのです。

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