Twitterの機能「フリート」が、2021年8月で廃止になることで話題です。
本記事では、フリート廃止の理由と、その代わりとなるサービスについてまとめました。
コンテンツ
フリート(Fleets)とは
フリート(Fleets)は、2020年の11月にTwitterに追加された新機能です。
Instagramのストーリーと同じような機能で、Twitterのタイムライン上部に並んでいる丸いアイコンをよく見かけた方も多いと思います。
フリートでは画像や動画を投稿する
Twitterといえば文章のつぶやきがメインですが、フリートでは画像や動画を投稿します。
フリートに投稿する画像や動画には、以下の装飾ができます。
フリートにできる装飾
- 文字入れ
- スタンプ
フリートへのコメントはDMに送信される
他のユーザーが投稿したフリートには、コメントやスタンプなどでリアクションすることが可能です。
このリアクションは、フリート上には反映されず、投稿者のダイレクトメッセージに届きます。
ただし、ツイートのように「いいね」や「リツイート」をすることはできません。
24時間以内に消え、訪問者を見ることができる
「ツイート」はタイムラインに残り続けますが、「フリート」は24時間以内に自動で消失します。
24時間以内に自分のフリートを見たユーザーの足跡もチェックすることができます。
「何人が見たのか」だけでなく「誰が見たのか」もわかるということです。
フリートが廃止した理由
フリートが廃止した理由をTwitter公式の情報も交えて、詳しく解説します。
フリート機能が2021年8月3日で廃止
Twitterのフリート機能は2021年の8月3日をもって利用できなくなります。
ちなみにフリート機能が追加されたのは2020年の11月で、たったの9ヶ月で廃止されることとなりました。
サポートを含め、フリートの機能が一切使用できなくなります。
Twitter公式によるフリート廃止の理由
Twitter公式(海外)のツイートによると、フリートについて以下のように述べられています。
We had planned for Fleets to help people feel comfortable joining the conversation in a low-pressure way, but it turns out Fleets were mainly used by those Tweeting the most.
我々は、よりプレッシャーが低い方法で、ユーザー同士が気兼ねなく快適に交流できるようにフリートを導入した。
しかし、フリートの主なユーザーは、普段から頻繁にツイートを行う人々となっていた。
Twitterとしては、フリートの導入によって、ユーザー同士のコミュニケーションの障壁を減らす目的があったようです。
しかしながらフリート機能は、Twitterのヘビーユーザーが主に利用しており、普段あまりツイートしないユーザーにとっては、逆に参加しづらいサービスでした。
より幅広いユーザーに気軽にTwitterを楽しんでもらうために、フリートは廃止されることとなりました。
フリート廃止の理由
- フリートは、より多くのユーザーがTwitterで気軽に交流できるように導入
- しかし、元から頻繁にツイートするようなユーザーのみがフリートを使用
- 結果、Twitter上でライトユーザーの交流は促進されず
- より気楽にユーザー同士が交流できるように、フリートは廃止
フリート廃止後はどうなる?
Twitterのタイムライン上部は「スペース」といいますが、フリートの廃止後、このスペースはどうなるのでしょうか。
結論から言うと、スペースは無くなりません。
Twitter Japanの公式ブログによれば、フリート廃止後もスペースはなくならず、「ライブ会話機能」はサービス継続します。
ライブ会話機能とは、clubhouseとも似たサービスで、最大4人でリアルタイム配信を行う機能です。
フリートがなくなっても、Twitter上でユーザー同士交流ができます!
フリートの代わりに使えるサービスを紹介
フリートの代わりに使えるおすすめのサービスを紹介します!
ポイント
- LINE
- TikTok
- YouTube
ストーリー機能といえばInstagramです。
フリートと同じように使え、24時間限定で公開することができます。
「タイムラインに投稿するほどではないけど、インスタ映えを気にせず日常をシェアしたい!」といった気分のときに便利です。
Instagramのストーリーでは、写真や動画に文字やスタンプで装飾する機能も充実しています。
facebookにもストーリー機能があり、その機能はInstagramとほとんど同じです。
というのも、実はInstagramはfacebook社のサービスだからです。
Instagramとfacebookはアカウント連携が可能で、Instagramでのストーリー投稿と同時にfacebookにも投稿する、ということができます。
LINE
LINEにも、ストーリー機能が追加されています。
LINEの場合はTwitterと異なり、友達追加していない人には、基本的にストーリーが見られません。
自分の友達や家族だけに共有したいことは、LINEのストーリー機能がおすすめです。
TikTok
TikTokでは短いショートムービーをシェアでき、高校生や女性の方に大人気です。
アプリ上で簡単な動画編集もできて、YouTubeよりも気軽に投稿できる動画サービスでもあります。
ただしTwitterのフリートやInstagramのストーリーのように、24時間限定の投稿ではありません。
YouTube
YouTubeにも、タイムラインにストーリー機能があります。
ただしYouTubeでストーリーを使用する際は、以下の3点に注意してください。
注意ポイント
- 動画のみ投稿できる
- チャンネル登録者数1万人以上
- 表示期間は7日間
とくに他のサービスとは異なり「チャンネル登録者数1万人以上」という条件があり、誰でもストーリーを投稿できる訳ではありません。
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