今回は、「東京オリンピック」チケットの倍率予想について徹底解説していきます。
高くても10倍20倍になることが予想されている東京オリンピックのチケットについてですが、それでもやはり競技によって差が出てきますよね。
どの競技が特に倍率が高いか、どのような競技の倍率が高くなりやすいかなど、下記で解説していきましょう。
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東京オリンピックのチケットについて
東京オリンピックのチケットについて紹介します。
2020年に東京オリンピックが開催されるのですが、数多くの競技で予選・決勝・セレモニー等様々な数のチケットが販売されています。
チケット予約の締め切りが2019年5月28日(今日)なので、まだチケットを予約していない人は、大急ぎで予約するようにしましょう。
東京オリンピックのチケットについての詳細は、下記の記事を参考にしてください。
どの競技が倍率高くなるか!
では、実際にチケットの倍率について見ていきましょう。
東京オリンピックはその名の通り「東京(日本)」が主催なので、どの競技も関東(一部、宮城スタジアムや札幌ドームなど地方のスタジアム有)付近で開催されます。
東京に住んでいる人は行こうと思えばすぐにでも足を運ぶことができるので、これらの競技を見たいと思う人はチケットを予約することが予想されています。
しかし、人それぞれ好きな競技は違いますよね。
今回は、開催される東京オリンピックの競技の中で、どの競技の倍率が高くなるかを紹介します。
どれも倍率が高くなることは間違いないのですが、特にどの競技のチケット倍率が高くなるかを知っておけば、最終日に狙ってチケットを予約しやすいのではないでしょうか。
人気の出そうな競技について
まずは、「人気が出やすい東京オリンピック競技」について紹介します。
どの競技も人気が高いことは確かですが、日本中が注目しているような日本人選手が多い競技は、特に人気が出やすい可能性が高いです。
もちろん普段から人気の高いスポーツもチケットの倍率は高くなる傾向がありますよね。
全競技中、特に人気が出る・日本中が盛り上がるだろうと予想されている競技に関しては、以下の通りです。
人気が出るであろう東京オリンピックの競技・種目
- テニス
- 陸上競技全般
- 水泳競技全般
- サッカー
- 野球
- バドミントン
- 柔道
- 空手
- 卓球
- 開会式・閉会式
陸上や水泳は日本にも有力な選手が多い「個人種目」ですので、注目度も高いでしょう。
テニスに関しても大坂なおみ選手や錦織圭選手など、世界的に活躍している選手が多いので、金メダルも取れるのではないかと期待されています。
サッカーや野球はメジャーなスポーツの中でも指折りの人気かつ競技人口も多いので、その分観に行きたいと思う人も多いのではないでしょうか。
各会場の「座席数」も関係がある
各会場の座席数に関してもチケットの倍率に大きく関係してきます。
例えば、「座席数10万」の会場は普通に考えれば10万チケット販売されますが、「座席数1万」の会場は1万チケットしか販売されませんよね。
どちらの会場の競技も「50万人予約」していた場合、座席数10万の会場のチケット当選倍率は5倍、座席数1万の場合は10倍の50倍となります。
同じ人気度だったとしても、会場の大きさが違えば倍率は全然違いますよね。
東京オリンピックの会場は、大きく分けて以下のように分類されます。
東京オリンピック会場の分類
- スタジアム・ドームなど(札幌ドーム・宮城スタジアムなど)
- 体育館(東京体育館、日本武道館など)
- 競技場(国立代々木競技場など)
- 公園系(潮風公園、お台場海浜公園など)
- 専属スポーツ施設(夢の島公園アーチェリー場、陸上自衛隊朝霧訓練場など)
これらの分類に分けられるのですが、会場の座席数も大まかに多いか少ないか分けることができます。
もちろん一概に「体育館は収容人数が少ない」というわけではないのですが、大体各分類ごとにこのような座席数になっています。
会場分類 | 座席数(おおまか) |
スタジアム・ドーム | 多い(4万程度) |
体育館 | やや少ない(1万人程度) |
競技場 | 普通(1万~2万程度) |
公園系 | 少ない(1万人以下) |
専属スポーツ施設 | 少ない(1万人いか |
上記の例通り、「座席数が少なければ少ないほど倍率が高くなる可能性がある」ので、体育館や公園で行われる競技は倍率が高くなるかもしれません。
以下の競技が、会場が原因で倍率が高くなることが予想されます。
- 卓球(東京体育館)
- 柔道(日本武道館)
- 空手(日本武道館)
- 水球(東京辰巳国際水泳場)
- 水泳(東京アクアティクスセンター)
など
サッカー・野球はスタジアムやドームで試合が行われるので、座席数に恵まれています。
他の人気競技よりは倍率が下がると予想することができますよね。
人気競技のひとつである「陸上」もオリンピックスタジアム(収容人数最大規模)で開催されるので、人気と比べて倍率は低くなるかもしれません。
全ての競技の倍率予想!
実際に、全ての競技の倍率予想を紹介します。
あくまでも「予想」ですので、絶対にこの数字の倍率であるというわけではありません。予約するチケットの参考にしてみてはいかがでしょうか。
最終的に倍率が高くなるであろう競技について
最終的に倍率が高くなるであろう競技について紹介します。
上記通り「人気競技」と「会場の座席数が少ない競技」の2つがチケット当選倍率が高くなる要素ですよね。
この2つに当てはまる競技はどの競技なのでしょうか。
人気のある競技は、競技人口が多いスポーツやメダルを獲得できそうなスポーツです。
卓球やバドミントンはメダル確実とまで言われるくらい日本人に強い選手がいますし、空手や柔道も個人では活躍できるであろう選手が多いです。
サッカーや野球・陸上も人気があるのですが、どうしても会場が広いせいで座席数が多く、倍率は高くはならないと予想することができます。
卓球・空手・柔道・テニスなどは有力選手も多いのですが座席数も少ないので、「一番倍率が高いのではないか」と予想されていました。
チケット予約した全体人数について
チケットを予約した全体人数についても見ていきましょう。
5月28日時点のチケット予約人数(東京オリンピック2020会員登録者数)は定かではなかったのですが、4月下旬時点でおおよそ600万人チケットを予約していると発表されていました。
チケット予約はひとり60枚まで行うことができるので、仮に彼らが60枚マックスで予約していると考えると、4月時点で「3億6千万」のチケット予約が行われていることになります。
現在は5月下旬なので、予約している人数はもっと増えているのではないでしょうか。
4月下旬に予約されている3億6千万のチケットを競技数(33競技339種目)とセッション(予選や本選など全部で72セッションある)で割って考えてみましょう。
この計算は本当に単純かつ平均に基づいた計算ですので、信ぴょう性に関してはそこまで大きくはありません(参考程度にはなります)。
競技数33×セッション72を掛けると「2376」、3億6千万をこの数字で割ると151515万枚になります。
4月下旬の時点で1競技1セッションにつき平均で15万予約入っていたことになりますので、この数字に見たい競技の会場の座席数で割れば、大まかな倍率を出すことができるでしょう。
もちろん現在は5月下旬なのでもっとチケットは販売されていますし、競技によっての人気度も関係していますので、必ずしもこの数字で計算するのが正しいとは限りません。
おおよそですが、100倍より下の競技はないのではないでしょうか。
各競技のチケット当選倍率を徹底解説
東京オリンピックのチケット当選倍率は最低でも100倍程度になることが予想されています。
これらは最低値になりますので、人気かつ座席数が少ない競技はさらに倍率が高くなるのではないでしょうか。
以下の表を参考にしてみてください。
競技 | おおよその倍率 |
柔道・空手・卓球・水泳 | 400倍以上 |
テニス・水球・アーチェリー・バドミントン・体操・ウエイトリフティング・自転車競技・ホッケー・ハンドボール・射撃・ゴルフ・セーリング・ボクシング | 250倍~400倍程度 |
陸上競技・テコンドー・レスリング・サーフィン・カヌー・ボート・バスケットボール・バレーボール・ビーチバレー | 150倍~250倍程度 |
野球・ソフトボール | 100倍~150倍程度 |
サッカー | 100倍程度 |
有力日本人選手が多く座席数が少ない柔道・空手・卓球などは倍率が高い筆頭競技となると予想できますので、チケットも取れにくいかもしれません。
サッカーに関しては会場の座席数が圧倒的に広い上、地方の競技場などは予約数も少ないことが予想できるので、もしかしたら会場によっては100倍を大きく下回る可能性も考えられます。
「予選」「決勝」「日本人選手が出るか」もチェック!
上記の予約倍率が高くなる要素である「人気」「有力選手」「座席数」は、あくまでも「競技ごと」に関係する要素です。
各競技も何日かに分けて予選や決勝・セレモニーなどが行われますので、予約できるチケットに関しては本当に幅広いです。
例えば、同じバスケットボールのチケットを予約したとしても、日本人選手が出る日と出ない日では、予約数も大きく違ってくるのではないでしょうか。
このような日本人選手が出るかどうかも、チケットを予約するかどうかの判断基準にしてください。
上記の倍率よりも低い倍率で勝負できるかもしれません!
以下の試合日を避けることで、チケットの予約当選する可能性が高くなります!
- 開会式・閉会式は避ける
- 日本人選手にこだわらないなら日本人選手が出る日は避ける
- 日本人選手が絶対でる「1回戦」は避ける
- 一番最初(7月25日)に結果が決まりメダル確定する競技(アーチェリー・フェンシング・テコンドーなど)
- 座席数が少ない競技場で開催される競技も避ける