iOS/Android版のGmailアプリで、「ダークモード」に対応したという話題が上がっています。
しかし、OSのダークモードでGmailアプリを起動しますが、メールボックスなどの大部分がダークモードにならないという報告が出ています。
今回は、なぜダークモードにならないのか。変更する方法はあるのかなどを解説します。
コンテンツ
Gmailでアップデートにより、ダークモードが利用開始
Googleでは、現地時間9月24日に「iOS/Android両バージョンともにダークモードへの対応を行う。」という発表を行いました。
この発表から、Gmailユーザーはダークモードへの切り換えを試みますが、一向に切り換わらないという報告が相次いでいます。
切り換わらない原因および理由はあるようです。(後述)
起動時の画面は「ダークモード」になるが、他は対応していない
iOS13にアップデート済みの端末で、「ダーク」にした状態でGmailアプリを起動します。
起動時の画面はご覧のようにダークモードになっていますが、
起動後のメールボックスではダークモードになりません。
Gmailアプリの再起動、再インストールやアカウントのログアウト、端末の再起動などを試みますが、ダークモードになることはありませんでした。
以上から、ユーザー側での対処では「ダークモード」に切り替えるのはできないと思われます。
まだGmailアプリに設定項目が設けられていない
iOS13もしくは以前のバージョンでの切り替え方法は、
切り換え方
Gmail内の「設定」からダークモード項目を選択する。
この手順で設定を行うようにアナウンスをしていますが、Gmailアプリ最新バージョンの「6.0.190822」では、未だに「ダークモード」に切り替える設定項目が設けられていません。
iOS12の端末でも同様に設定項目がありませんでした。
サーバー側のアップデート完了で利用できるように
Google側では「対応する」と発表しているものの、なぜ利用できないのでしょうか。
未だに利用できない理由は、発表された内容に明記されていました。
- Android 10: Extended rollout (potentially longer than 15 days for feature visibility) starting on September 24, 2019
- iOS: Extended rollout (potentially longer than 15 days for feature visibility) starting on September 24, 2019
G Suite Updates Blog
https://gsuiteupdates.googleblog.com/2019/09/dark-theme-android-ios.html
原文要約
2019年9月24日以降に対応します。(15日以内にアップデートが行われる予定)
よって、9月24日時点でダークモードが利用できるわけでは無さそうです。
15日以内には対応予定のため、10月9日までには対応すると思われます。
サーバー側でのアップデートが完了次第、Gmailでダークモードでの利用ができるようになるでしょう。
10月9日までに対応予定
10月9日までには対応予定ですが、あくまで「予定」としていますので、10月9日より先に延長になってしまう可能性もあります。
「いつ」利用開始になるかは不明
Gmailアプリでダークモードを利用できる具体的な日時は決まっていないため、「10月9日まで」としています。
なお、GmailのダークモードはPC版であれば利用できますが、スマートフォンやタブレットなどのブラウザアプリからではPC版に切り替えることが不可能です。
切り替え方法は「設定アイコン」をクリックし、「テーマ」から行います。
Gmailのダークモードをどうしても利用したい方は、OSにプリインストールされている「メール」アプリをダークモードで利用するのがオススメです。
OSにプリインストールされているメール以外にも、アプリストアなどでメールアプリを取得し、ダークモードを利用するのも良いでしょう。
気長に待ちましょう
iOS13にアップデートした端末や、Gmailアプリの最新バージョンにアップデートをしてもダークモードに切り換えることができない理由は理解できたでしょうか。
9月24日から15日以内に実装予定とされているため、近日中にはダークモードが利用できるようになるでしょう。
アップデート形式がアプリの更新、サイレントアップデートなのかはまだ詳細が分かりませんが、サーバー側のアップデートを行うとしていますので、後者でのアップデートが行われると思われます。
ポイント
アカウントごとなのか、一斉にアップデートが行われるかも不明です。
一部アカウントが先行で利用ができ、順次他のアカウントが対応するアップデート形式をとる可能性もあります。
実装まで気長に待ちましょう。