LINEは友達や家族とのチャット機能として利用する人が非常に多く、現代社会において連絡を取る手段といえば「LINE」と定着しています。この便利なチャット機能があるLINEですが、チャット機能とは別に、好きなことをつぶやける「タイムライン」という機能も付属されています。
今回はLINEのタイムラインで収益化をする方法や詳細を徹底解説します!
コンテンツ
LINEのタイムラインで収益化が可能
LINEには「タイムライン」という機能があり、好きなテキストを入力して投稿できたり、画像や動画の投稿をして友達と共有することが可能です。
少し前からこのタイムラインではLINEの友達以外の投稿を見る事も出来るようになり、おもしろい投稿をしている人はフォロー(LINEで友達にはならない)してタイムラインに常に表示されるようにすることもできるようになりました。
このタイムラインが全体に表示できるようになったこともあり、タイムラインでの収益化を出来るようになります。
動画コンテンツを利用した収益化
このタイムラインを利用した収益化では、現在「動画コンテンツ」を利用して収益を得る方法が考えられています。
広告
- 再生途中のインストリーム広告
- 画面下部に表示されるイメージ広告
具体的な収益化の方法としては動画に2つの広告を付け、動画の再生回数に応じて収益を得るという形が用いられる予定です。
UUUMとLINEの包括パートナー契約
今回のLINEにおけるタイムライン収益化は、日本では有名な動画クリエイターの事務所でもある「UUUM」とLINEが契約を行って実現されました。
また、タイムライン収益化とUUUM契約ということで、収益化開始の際にはUUUMに所属している豪華な動画クリエイター陣が先陣を切ってLINEタイムラインでの動画投稿を行っていく予定です。
収益化プラットフォームを増やす予定
今回はLINEのタイムラインで収益化ということでしたが、LINEでは今後も収益化できるプラットフォームを増やしていく予定です。
ポイント
- SOUNDALLY(音楽ディストリビューションサービス)
- LIVEBUY(ライブコマース)
LINEでは今後、上記のようなプラットフォームを実装予定です。
SOUNDALLYはLINEを通して誰でも音楽を配信・販売できる機能で、プロアマ関係なく音楽で活躍をすることが出来ます。LIVEBUYは動画配信を利用したサービスで、こちらも収益化を予定しているとの事です。
いずれにしても今後はクリエイター陣が活躍できるプラットフォームをLINEが用意していくことになります。
どのくらいの収益が見込めるのか
現時点ではまだ収益化が実装しておらず、どのくらいの収益化が見込めるのかわかっていません。
収益化出来る事で有名な「YouTube」では、1再生にあたり0.05円∼0.1円の収益と言われています。しかし、これは動画のカテゴリや長さ、離脱率などによって大きく前後することがあります。
LINEでの動画コンテンツがどのような形で展開されるのかわかりませんが、LINEのタイムラインでは最大でも5分間までの動画となります。
また、最初は普及率がそこまで高くはならない事も考えられ広告効果が薄い可能性もあるので、収益は1再生で0.001円∼0.01円あたりで考えておくのが良いかもしれません。いずれにしても最初はそこまで多くを期待しない方が良いでしょう。
収益化対応開始日
2020年9月10日(木)にLINEから「マルチアカウント」というアカウントについての発表がありました。LINEでの収益化は基本的にこのマルチアカウントを利用して収益化を行います。
マルチアカウント発表の際に収益化に関することも発表され、その際には具体的な日程が決まっておらず、近日中の発表ということになっています。早ければ9月中、遅くても今年中には実装されていくのではないでしょうか。
LINEのタイムラインで収益化をする方法
LINEのタイムラインで収益化を行う場合、今後実装開始されれば詳しい詳細が分かるようになっていくでしょう。
現時点で収益化を行うために必要な方法や条件もいくつか存在します。
収益化できるアカウントの条件
収益化を行うためには2つほどアカウント条件があります。
条件
- フォロワー数500人以上
- 直近1ヶ月以内の動画再生時間数が50時間以上
LINEの動画投稿アカウントやタイムラインがどこまで浸透していくのかにもよって条件の厳しさが変わってくるでしょう。
フォロワー数は投稿がおもしろかったり、なるべく早い段階でマルチアカウント機能を利用すればそこまで難しくなく到達できるでしょう。しかし、LINEのタイムラインでは最大5分の動画しか投稿できないので、再生時間50時間というのがややネックになってくる可能性があります。
いずれにしても条件を満たさなければ収益化ができません。ご注意ください。
マルチアカウント機能
LINEのタイムライン機能による収益化は、新しく追加された機能「マルチアカウント機能」を利用して行うことが可能です。
これまでLINEではメイン機能であるトークや通話と、タイムライン投稿は同一のアカウントで行ってきました。しかし、このマルチアカウント機能ではタイムライン限定でメインアカウントとは別のアカウントを作成できるようになり、無料でテキストや画像、動画などのコンテンツを投稿できるようになります。
1つだけ注意点があり、このマルチアカウント機能で作成したアカウントから「トーク機能」を利用する場合は、LINE公式アカウントのフリープランが適用されるので気を付けましょう。
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セルフプロモート機能
マルチアカウント機能で作成したアカウントでは「セルフプロモート機能」というものを利用可能です。
この機能では自分の投稿が見られやすい層を自分で設定することで、その層のポストにリーチをかける事ができるため、集客や流入をより見込めるようになります。
ポイント
- 性別
- 年齢
- 地域
- 興味
リーチをかけるそうについては上記の項目から独自で設定を行うことが可能です。より客観的観点から選択するようにしてください。
また、アカウントの友達が100人を超える場合は、自動ターゲットの利用も可能です。