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2019年8月8日にLINEの新機能「LINEオープンチャット」が登場しました。
友達追加していない人とメッセージのやり取りができるので、今までのLINEとは一線を画する機能です。
テーマに沿って、多くの人と会話をするオープンチャットに危険性を感じる人もいるでしょう。
今回は、個人情報の流出や、勝手に友達追加されないのかといった危険性を徹底解説します。
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LINEオープンチャットは危険!?
不特定多数の人とメッセージのやり取りをすることができるLINEオープンチャット。
mixiやFacebookなどの公開コミュニティに近い機能ですが、気になるのはその安全性です。
LINEオープンチャットを使う前に、安心できる機能かどうか確認しておきましょう。
どんな危険性があるか?
LINEで友達になっていない人とチャットができるということには、以下のような危険性があります。
個人情報(名前)の流出
勝手に友だち追加される
卑猥な画像や出会い目的のメッセージが送られてくる
LINEの名前を本名で登録している人も多くいるので、オープンチャットに参加して知られることは避けたいでしょう。
また、知らない人から勝手に友だちに追加されて、メッセージが来るのも迷惑です。
ブロックができるとはいえ、毎回ブロックしていくのは面倒です。
こういった秘匿性がちゃんとあるのかは、こういった公開コミュニティに参加する際には大事になってきます。
LINEオープンチャットで個人情報は公開される?
結論から言うと、LINEオープンチャットで個人情報(名前)は公開されません。
LINEオープンチャットの公式サイトでも、以下のような行為を禁止していることが明言されています。
LINEオープンチャットでの禁止行為一覧
- チャットルーム自体が出会い系目的であることが疑われる行為
- 個人情報(電話番号、住所、LINE IDなど)を交換したり1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為
- 恋人・交際相手や、一緒に宿泊・居住する相手を探そうとする行為
- 未成年者に対する酒席の勧誘または不法な出会いを求める行為
- その他社会的に容認されないと判断される出会い行為
以上のように述べていることからも、個人情報の取扱について、しっかりと管理されていることがわかりますね。
個人情報は公開されませんし、流出する可能性も無いと考えていいでしょう。
参加するオープンチャット別にアカウント作成可能
LINEオープンチャットに参加時に、既存のアカウントとは別に、新たに名前と写真を登録することになります。
本アカウントを本名で登録していたり、自分の写真にしている人でも安心してLINEオープンチャットを使うことができるようになっています。
別名で登録するので、この点からも個人情報を知られることを避けることが可能です。
一応、同じ名前や写真でも登録できますが、やめておきましょう。
不特定多数の人とメッセージのやり取りをすることになるので、バレないように、気を付けて登録しましょう。
卑猥な画像や、メッセージが送られてくる
参加したグループによっては、卑猥な画像やメッセージが送られてくるものがあるかもしれません。
卑猥な画像やメッセージで不快な気持ちになるかもしれません。
そして、最悪の場合、出会い目的の人と会うことになり、人名に関わる事件に発展する危険性も秘めています。
匿名で参加できることから、純粋に会話を楽しみたい人たちを踏みにじる行為をする人がいるのは事実です。
ただし、LINEオープンチャットの利用規約でそういった行為は禁止されています。
卑猥な画像や出会い目的のメッセージなどを送った場合は、アカウントの凍結・LINEアプリ自体の利用停止(BAN)になります。
既にLINEオープンチャットの利用規約に違反した人が利用停止処分を受けていることから、対処はしっかりとされています。
自分で不適切な人を発見した場合はすぐに通報しましょう。
通報した人が即座に処罰を受けるかはわかりません。
回避するためには、自分が参加しているオープンチャットから退会するのも1つの方法です。
LINEオープンチャットの退会、退出、再参加の手順を徹底解説!
LINEオープンチャットで友達追加はできる?
LINEオープンチャットは、あくまでもその場での会話を楽しむ目的として追加された機能です。
しかし、仲良くなった人と個人的にやりとりをしたくなるかもしれません。
友だち追加機能の有無に関しても確認しておきましょう。
勝手に追加されることは絶対にない!
まず、安心していただきたいのはLINEオープンチャットに参加しても、参加している人から勝手に友だち登録は絶対にできないということです。
普通のLINEであれば、グループに参加している人をタップすると、友だち追加の欄があります。
しかし、オープンチャットの場合はタップしても、友だち追加するという欄がないので、登録は不可能です。
個別に連絡をとるには?
LINEオープンチャット内であれば、個別にメッセージを送ることができます。
オープンチャットは基本的に、多くの人が参加することになるので、ちゃんと個別の人とやりとりができるようになっています。
メッセージ前に「@」を付けて、話しかけたい相手の名前を入れれば、その人向けにメッセージを送っている意思を表示できます。
ただし、個人的に送った相手以外からもそのメッセージは見えるので、その点は気をつけましょう。
友達追加する方法は?
オープンチャット内で仲良くなって個人的に普通のLINEでやり取りしたい場合は友だち追加をするしかありません。
しかし、LINEの公式で個人情報のやり取りは禁止されています。
個人情報(電話番号、住所、LINE IDなど)を交換したり1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為を禁止する
最悪場合、そのオープンチャットから強制退去させられてしまうかもしれません。
どうしても気になる人と、友だちになりたい場合はTwitterやInstagramなどのSNSのアカウントを教えましょう。
そこから、DMなどでやり取りをしてLINEで友だちになる方法が安全です。
ただし、SNSのアカウントを教える場合は、そのオープンチャットに参加している他の人にも教えることにはなります。
全然知らない人からフォローされる可能性がありますが、TwitterやInstagram内で、アカウントにカギを付けて対処できます。
もう一つの方法としては、オープンチャット内でオフ会が開催されて実際に会ってLINEを交換する方法です。
まだオープンチャット機能が追加されて間もないので、既にオフ会などが開かれているかは不明です。
しかし、グループによっては今後開かれるものもあるでしょう。
実際に「オフ会」で検索したら、かなりのグループが表示されました!
オフ会に積極的に参加して、友だちを増やすのはオススメです。
オープンチャットのブロック機能
LINEオープンチャットには、通常のLINEと同じようにブロック機能が備わっています。
通常のLINEでブロックすれば、相手からメッセージを送られて来ても無視することができます。
しかし、オープンチャットで、ブロックしてもその相手のメッセージは表示されるようです。
ブロックしたことによって、どのような効果があるのかまだ不明ですが、今後分かり次第ご紹介します。
現状ブロック機能の詳細が分からないため、迷惑行為をしてくる相手に対しては通報するのがいいでしょう。
また、自分がグループの管理者であれば、グループに不適切な相手を強制退去させたり、参加をさせないことができます。
LINEオープンチャットの危険性まとめ
LINEオープンチャットの危険性について検証してみました。
個人情報は公開されず、勝手に友だち追加をするのも不可能
卑猥な画像、出会い目的の行為(メッセージ)は公式で禁止されている
オープンチャットはあくまで、その場の会話をを楽しむための機能
以上の点から、オープンチャットは安全に使用することができる機能と言えるでしょう。
メッセージのやり取りで迷惑行為を行う相手に対しては、通報できることも安心できます。