LINEのオープンチャットでは、「強制退会」という機能があります。
今回は、オープンチャットの「強制退会」の使い方や、解除の仕方などを徹底解説していきます。
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LINEのオープンチャットでは強制退会ができる
LINEのオープンチャットでは、出会い系やスパム、スタンプ連打などの違反行為が多発しています。
他にも匿名だからと荒らし行為をするユーザーもいるようです。
こういったユーザーをトークルームから退会させる「強制退会」という機能があります。
通常LINEグループの「退会」は自らグループを抜けますが、「強制退会」は他のユーザーをトークルームから退会させる行為になります。
強制退会のやり方
強制退会の機能を使えるのは、トークルームを作った管理者と、管理者が指名した共同管理者のみです。
画面右上の「V」マークをタップします。
「設定」をタップします。
「強制退会」させたいメンバーを選択します。
「強制退会」をタップします。
「確認」のボタンを押します。
これで強制退会が完了します。
強制退会させられた方から見た画面
トークルームに「~~が退会させられました」と表示されるので、メンバーはいつ誰が強制退会させられたのかを知ることができます。
強制退会させられた人は、強制退会までのトーク履歴は見ることができますが、強制退会させられた後のトークを見ることはできませんし、投稿もできません。
また、メンバーリストの参照などその他の機能も使えません。この画面から一度出てしまうと、再参加を許可されない限りトークルームに戻って来ることもできません。
再参加禁止の有無による違い
再参加禁止せずに強制退会
強制退会実行時に、「再参加禁止」にするか否かを決めることができます。
この再参加禁止を使う場合と使わない場合の違いについてみていきます。
まずは再参加禁止のチェックを外して、強制退会を行います。
「てすと2」が強制退会させられた旨がトークに流れます。
強制退会させられた方から見た操作
「てすと2」から見ると、タイトルが「利用できないオープンチャット」に変更され、投稿を含む全ての機能が使えなくなります。
戻るボタンを押してルームから出ると、強制退会させられたメッセージが表示されます。
LINEから、強制退会させられたという通知も来ています。
そのまま、強制退会させられたトークルームに再参加してみます。
これまでと同じように、参加前に画像と名前を変更できます。
「てすと3」に名前を変更します。
別人として、トークルームに参加できます。荒らしている人をトークルームから退会させたいという意味では、再参加禁止をしない場合は意味がないかも知れません。
再参加禁止して強制退会
再参加禁止をせずに強制退会を使うとしたら、非アクティブになったユーザーを退会させる時などでしょう。
今度は、「再参加禁止」にチェックを入れて「てすと3」を強制退会させます。
「てすと3」が強制退会させられました。
強制退会させられた側の操作
「てすと4」として入室を試みます。
今回は、入室できない旨のメッセージが出て、再度の入室はできませんでした。
再入室禁止を解除する方法
強制退去させられた人の再入室禁止を外すことも可能です。
再入室禁止を解除するにはホーム画面右上の「V」をタップします。
「設定」を選択します。
「メンバー管理」を選びます。
「再参加禁止リスト」をタップします。
「再参加禁止」を解除するメンバーを選択します。
「はい」を選ぶと再参加禁止が解除されて、このメンバーが再度トークルームに参加することができます。
強制退会や再参加禁止の解除ができるのは管理者と共同管理者のみ
強制退会や再参加禁止の解除ができるのは、管理者と共同管理者のみです。
管理者はトークルームを作った人のことですが、共同管理者は以下の方法で管理者が決めることができます。
共同管理者の設定方法
ホーム画面右上の「V」をタップします。
「設定」を選択します。
共同管理者にしたいメンバーをタップします。
王冠のマークをタップします。
確認が出るので「はい」を選びます。
王冠のマークがつけば、共同管理者の設定完了です。
権限の変更
強制退去などの権限は、デフォルトでは管理者と共同管理者ですが、この権限の範囲は設定で変更することができます。
ホーム画面右上の「V」をタップします。
「設定」のボタンを押します。
「権限」を選択します。
「メンバーの強制退会」をタップします。
強制退会の権限を「管理者のみ」か「管理者と共同管理者」から選ぶことができます。
LINE側から強制退去させられる場合もあるので注意
LINEのオープンチャットでは、以下のような重度の違反行為が横行しているようです。
- みだりなスタンプの連打
- わいせつな表現や画像・動画の投稿
- LINE ID(QRコードを含む)の投稿
- 交際相手を募集する投稿
これらの違反行為の対策として違反行為者には、強制退会を含めた措置を行うとしています。
LINE側が行う重度の違反者への措置
- 投稿の削除
- 強制退会
- オープンチャットの利用停止
- LINEアプリ本体の利用停止
オープンチャットは匿名ですが、書き込みには十分注意しましょう。