BTSの新曲のリリースが決まり、花様年華が再び話題になっています。
今回は花様年華のストーリーと考察について解説します。
コンテンツ
- 1 花様年華の大まかなストーリー
- 2 時系列での出来事
- 3 花様年華の考察
- 3.1 Prologue・テテさんの電話
- 3.2 Prologue・みんな一緒なら笑うことができた
- 3.3 Prologue・海や森についての解釈
- 3.4 Prologue・ユンギさんの火を消すグクさん
- 3.5 Prologue・ジンさんとユンギさんのツーショット
- 3.6 Prologue・テテさんの飛び降りる描写
- 3.7 RUN・ナムさんの事件回避失敗とテテさんの悪夢
- 3.8 RUN・テテさんの服の意味とホソクさんジミンさんの再会
- 3.9 RUN・ユンギさんの自死回避失敗
- 3.10 RUN・ジミンさんとバスタブ
- 3.11 RUN・車とグクさん
- 3.12 RUN・海の写真
- 3.13 Euphoria導入・6枚の花びら
- 3.14 Euphoria・ユンギさんとグクさんジミンさんの不幸回避
- 3.15 Euphoria・ナムさんグクさんテテさんの不幸回避
- 3.16 Euphoria・ジミンさんの不幸回避
- 3.17 Euphoria・ジンさんが高台に
- 3.18 ジンさんのタイムリープ
花様年華の大まかなストーリー
ジンさんが他の6人の不幸な出来事を阻止するべく、タイムリープを繰り返すお話です。
花様年華はMV・Note(小説)・漫画の3種類があります。
I NEED YOU
7人で集まった楽しかった頃の映像を混ぜながら、6人の不幸な未来や結末についてが描かれています。
7人の描写
- ジンさん
-カーテンを開け外を見る - ユンギさん
-自身がいるホテルに放火をする - ホソクさん
-睡眠薬を捨てる - グクさん
-不良達に殴られ車にはねられる - ジミンさん
-紙を燃やしバスタブに沈む - ナムさん
-働いているガソリンスタンドで客にお金を投げ渡される - テテさん
-姉に暴力を振るう父を刺してしまう
Prologue
手に血の付いたテテさんが電話をかけるシーンから始まっています。それ以降のシーンは7人で森や海で遊ぶ明るい描写になっています。
他にナムさんが曇った窓に文字を書くシーンや、テテさんだけが高台に登り海に飛び降りるシーンがあります。
RUN
7人で走ったり楽しく遊んでいる描写がベースになっています。そこにテテさんが水に沈むシーン、ナムさんとテテさんが警察から逃げ捕まるシーン、ジンさんのトランプタワーがテテさんに壊されるシーンが混ぜ込まれています。
また、ユンギさんとグクさんの喧嘩や、ジミンさんとテテさんがバスタブに入れられ7人ではしゃぐ姿があり、ジミンさんが紙を燃やすシーンで締められています。
Euphoria
I NEED YOUでのバッドエンドをタイムリープ後に回避するといった内容です。ユンギさんをグクさんが止め、ホソクさんをジミンさんが止め、ナムさんをジンさんが止めています。
最後にはテテさんがPrologueで登った高台にジンさんが登っています。
時系列での出来事
MVだけでは全体が見えにくいので花様年華Note(小説)から全体を見ていきます。同じ高校に通っていた7人はコンテナをアジトとして構え集まっていましたが、ジンさんが校長にアジトの場所を伝えてしまい、タイミング悪くアジトに居合わせたユンギさんが退学になってしまいます。
この件をきっかけに7人は集まらなくなってしまいます。
大人になってからジンさんは6人が不幸になっていることを知り、タイムリープで解決しようとします。一旦ジンさんの働きかけで状況が良くなったものの、ある日仲違いをしたまま解散し、その後グクさんが交通事故に遭ってしまいます。
2017年に出ている「LOVE YOURSELF Hightlight Reel 起承転結」シリーズでは、後日談のようにして怪我で入院中のグクさん以外の全員が元気に暮らしている様子が描かれています。
花様年華の考察
花様年華のMVの考察について解説します。
Prologue・テテさんの電話
手に血の付いたテテさんが誰かに電話をかけ「会いたい」と言っています。状況からI NEED YOUでテテさんが父親を刺してしまった後であることがわかります。
MVでは相手が不明ですが、花様年華Noteからこの相手がナムさんであったことがわかっています。Japanese ver.ではナムさんが受話器を落としてしまうシーンがあり、電話に出られなかったのではないかと考えられています。
Prologue・みんな一緒なら笑うことができた
7人ではしゃぐ描写とともに「みんな一緒なら笑うことができた」といった字幕が出てきます。ジンさんの想いや後悔が込められた言葉であると考えられています。
またJapanese ver.に出てくる壁に「Wasted Youth」と書いてありますが、翻訳すると「無駄に過ごした青春」となります。さらにJapanese ver.でジミンさんの背後に「YOUTH IS NOT COMING BACK」とあり、翻訳すると「青春は戻ってこない」になります。
テテさんのいる部屋では「YOUTH IS NEVER COMING BACK」と書かれ、こちらは「青春は絶対に戻ってこない」という意味になります。不幸が訪れたのは卒業後のため、7人がバラバラになってしまってからのことを表しているのだと考えられます。
Prologue・海や森についての解釈
それぞれの特性が出た描写があります。テテさんのスプレーアート、過眠症で寝てしまっているホソクさん、高いところを歩きたがるグクさん、一人だけ高い遊具に登るテテさんと続きます。
ここで登場する蝶やビニール袋が、逆再生のような動きをしています。このことからPrologueに写る海や森が、死後の世界なのではないかという解釈があります。
死後の世界というのは現実と逆の動きをするとも言われており、蝶に関しては死や霊を意味する場面も少なくありません。
Prologue・ユンギさんの火を消すグクさん
7人で焚火を囲む中、ジンさんが海の写真を取り出し「ここに行こうか」と言います。
この際にカチカチとライターをいじるユンギさんの火を、グクさんが息で吹き消します。この描写が、放火により命を絶とうとするユンギさんを、グクさんが救い出したことを表しているのではないかと考えられています。
Prologue・ジンさんとユンギさんのツーショット
海ではしゃぐ姿の後に、ナムさんの職場のガソリンスタンドに行く描写があります。ここでナムさんがジンさんとユンギさんのツーショットを撮り、現像した写真を車にしまいます。
現在非公開になっているこのMVの続きでは、ジンさんがユンギさんと撮ったツーショットにはジンさんしか映っていませんでした。ジンさん以外亡くなっている状態の描写なのではないかと推測されています。
Prologue・テテさんの飛び降りる描写
みんなで海辺でくつろいでいる中、テテさんが高台に登り、意を決してから海へ飛び下ります。テテさんは飛び降りで命を絶っているため、その件を連想させる描写です。
これについては解釈が分かれており、1つは父を刺してしまった後悔から飛び降りをしたのではないかといった推測です。
もう1つは、Prologueの海や森の描写が死後の世界なのではないかといった推測を前述していますが、ここでも死後の世界を表しており、テテさんが海に飛び降りることが死や生を意味しているのではないかと考えられています。
テテさんがまだ亡くなっておらず昏睡状態であった場合、この行動が死の世界から見たときに水の向こう側である、生の世界へ戻るための行動であるとも考えられます。
RUN・ナムさんの事件回避失敗とテテさんの悪夢
RUNの最初にナムさんが開いているコンテナは、学生時代にアジトとしてよく集まっていた場所だと考えられます。
続いて、ナムさんと一緒にいるテテさんがスプレーでシャッターに落書きをしている場面へと移ります。ジンさんが積み上げたトランプタワーが完成しそうになりますが、テテさんが勢いよく崩し、次の場面ではナムさんとテテさんが捕まってしまいます。
このトランプタワーは、ジンさんがタイムリープの行動でナムさんが警察に捕まらないように正したはずの現状が、また戻ってしまったことを示唆しているのだと考えられます。
また、ナムさんと顔を見合わせながら捕まっている最中のテテさんは、ハッとしたような表情を浮かべています。テテさんは悪夢で6人の不幸な内容を見ているため、その夢が何なのかはわかっていませんが、目の前で捕まるナムさんに既視感を覚えたのだと考えられます。
RUN・テテさんの服の意味とホソクさんジミンさんの再会
水中でもがくテテさんの服には「NIRVANA」の文字があり、翻訳すると「苦痛からの解放」になります。現状とても苦しい状況であることがうかがえ、死についても考えていることが推測できます。
また7人が苦しみながら走っている映像から、全体的に状況が良くないということがうかがえます。
続いてホソクさんとジミンさんが白いベッドのある部屋で会っている映像ですが、もともと過眠症で入院していたホソクさんの病院にジミンさんが入院し、再会したことを表しています。
RUN・ユンギさんの自死回避失敗
ここでナムさんが拾う蝶の絵が描かれたカードにも意味があると考えられます。蝶には霊や死を意味することがあるため、誰かの死を暗示しているのだと推測できます。
蝶の次の場面では暴れるユンギさんをグクさんが止めようとし喧嘩になります。一瞬スメラルドが映った後、ユンギさんが投げた椅子が鏡を割ることや直前の蝶の描写は、何度タイムリープをしても自死をしようとするユンギさんの件を暗示しているのだと考えられます。
RUN・ジミンさんとバスタブ
バスタブにジミンさんが入れられはしゃぐ7人の描写に続きますが、こちらはジミンさんの退院祝いではないかと推測されます。
ジミンさんが最後に登場し、バスタブに入れられていることからサプライズを受けているのだと考えられます。もともと母親の働きかけで、症状がなくても退院が許されていなかったジミンさんを、6人が協力して連れ出したとされています。
RUN・車とグクさん
ジンさんが車を運転し前を歩く6人を追いますが、グクさんだけが立ち止まり、車と至近距離で振り返るといったシーンで終わります。
タイムリープをする前のI NEED YOUで出てくる、グクさんが車にぶつかる直前までの描写とほとんど同じ状態です。次の曲のEuphoriaではジンさんがナムさんの逮捕を止めるべくナムさんと合流していますが、ナムさんと別れた後にジンさんは車で交通事故を起こしています。
それがグクさんが交通事故に遭った日と同じ日であることがわかっています。RUNのこの描写からは、グクさんはジンさんの車の交通事故に遭ってしまったのではないかと考えられています。
RUN・海の写真
RUNの最後、ジミンさんの手元には海で撮ったジンさんだけが写っていない集合写真がありました。集合写真を撮るのであれば、タイマーを使用し全員で写ることでしょう。
ジンさんが撮影者だから写れなかったという場合を除くと、ジンさんはこの世界の住人として認識されているのかどうかといった問題が浮上します。
このことからジンさんは未来を変えているのではなく、パラレルワールドを行き来しているだけなのではないかといった考えもあります。そうなってくると元の世界では6人とも苦しんだまま、ジンさんの行動にも意味がなくなってしまい、とても救いのない話になってしまいます。
ただこの写真はPrologueの際に撮ったもののため、そこが死後の世界なのではないかという推測も当てはまります。死後の世界に対し生きているジンさんが異質な存在であったために写らなかったのだと考えた場合には、状況を変えハッピーエンドになる可能性も考えられます。
Euphoria導入・6枚の花びら
6人の不幸な結末がフラッシュバックのように流れた後、ジンさんの手に乗った花びらが映ります。これが6枚あることから、6人を表していると考えられています。
次の神妙な面持ちでカーテンを開くジンさんの描写も、タイムリープを表しているのだと考えられます。
Euphoria・ユンギさんとグクさんジミンさんの不幸回避
グクさんが火のついた部屋からユンギさんを救出する描写がされています。I NEED YOUではユンギさんが放火をする描写がありましたが、グクさんの交通事故と同じ日に、ユンギさんがホテルの部屋に放火をし命を絶っていることが花様年華Noteでわかっています。
ジンさんはグクさんをユンギさんのもとへ向かわせ、ユンギさんの自死を止めるとともに、グクさんの交通事故も防いだのだと考えられます。
続いて階段でホソクさんをジミンさんが追うシーンです。ホソクさんが階段から転落する事故を、ジミンさんが防いだのだと推測できます。
Euphoria・ナムさんグクさんテテさんの不幸回避
ナムさんとジンさんが向き合う描写から、客とのトラブルによるナムさんの逮捕を防いだのだと考えられます。別のタイムリープの際にビルの屋上で足を滑らせたとされるグクさんも、転落せずに風を浴びています。
テテさんも父親を刺してはおらず、部屋にはテテさん、テテさんのお姉さん、ホソクさんの3人が映っています。床に染みている血が薄くなっていく描写から、タイムリープにより未来が変わったのだと推測できます。
ジンさんも安心したような表情を見せています。
Euphoria・ジミンさんの不幸回避
続いてみんなで病院を走る姿と、ジミンさんが1人で走る姿が流れます。1人で走るジミンさんは外へと続く扉の前で立ち止まりますが、7人の映像では扉が開いています。
1人で脱出しようとした際に失敗し、6人の協力を得て抜け出すことができたことを描写していることがわかります。
ジミンさんは母親に長期にわたって病室に閉じ込められていることから、病院のバスタブで命を絶っていますが、抜け出すことができたため、その結末を回避できたのだと考えられます。
この後は7人ではしゃぐ姿が流れ続け、上手くいったことがうかがえます。
Euphoria・ジンさんが高台に
ここで再び7人で海に行っています。Prologueでテテさんが登った高台に今度はジンさんが登っています。
5人が盛り上がっている中、テテさんだけが不思議そうな表情で高台にいるジンさんを見つめる姿から、自身が登っている姿も悪夢で一度見ているのではないかということが推測できます。
高台から6人を安心した表情で撮影するジンさんから、すべてがうまくいったのだということがわかります。
ジンさんのタイムリープ
LOVE YOURSELF Highlight Reel '起承轉結'ではジンさんが朝服を着替える様子2度が映っています。1度目は普通に着替え、机の上の花瓶が倒れていることに気づきます。
2度目までの間に、ジンさんの想い人が車にはねられてしまう描写、フラッシュバックのように6人の不幸な結末が流れます。その後、倒れそうになる花瓶を手でキャッチし、机に戻してから着替えをする疲れた表情のジンさんが描かれています。
花瓶が倒れることをわかっている点や、積まれた衣類の量から、タイムリープを何度も繰り返していることがうかがえます。最初はおしゃれな服装だったジンさんも、2度目ではかなりカジュアルな服装になっていることから、問題解決の望みが高くないことが推測できます。
6人の不幸はタイムリープで上手く立ち回れるものの、想い人の死に対し上手く立ち回れず、タイムリープを繰り返している状態であるのだと考えられます。
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