インスタの広告が出せないエラー問題の詳細と対処法を徹底解説

インスタで広告が出せない状態が続いています。

当初はエラーかと思われていましたが、一時的に広告が使えなくなるシステムが反映されたと考えられています。インスタの広告が出せない問題の詳細と対処法を紹介していきます。


インスタの広告が出せない問題発生

インスタで広告を宣伝しようとすると、インスタの広告投稿ページ下部に上記メッセージが表示されます。

要するに投稿できなくなったと考えて構いません。

インスタから掲載していた広告写真と動画が投稿できない

上記はインスタの広告投稿ツールを使って広告を投稿した際の最終確認の画面です。

一番下の「投稿の宣伝」を押したらちょうど広告の投稿が行われますが、2022年9月2日あたりから赤枠のエラーメッセージが表示され、広告の投稿および投稿の宣伝ができなくなっています。

今まで継続して広告を依頼していたユーザーも唐突に広告が打ち切られ、新しく広告を作り直したとしても上記メッセージが表示され、広告が出せない状態です。

原因は一部地域の広告キャンペーン停止

Meta

インスタを運営する旧Facebook社(現在はMeta社)からの情報ですが、「日本とヨーロッパでメッセージキャンペーンが一部停止されている」との情報が出回っています。

メッセージキャンペーン停止によってできなくなるのは下記の通りです。

できなくなること

  • メッセージ関連の機能
  • リード獲得メッセージ
  • 広告メッセージ
  • カスタムオーディエンス

日本とヨーロッパのプライバシー規制に関係がある情報で、同時に広告の利用もできなくなっています。

説明書きには「広告に関しては一部利用できない」との記載がありますが、大抵の広告はメッセージやトラフィック・コンバージョンの獲得を目的としているため、大半の広告が利用できない項目に該当しています。

9月に入ったあたりから発生し現在も継続中

インスタで広告を出せない問題は、2022年9月はじめから既に発生していました。

エラーの場合はすぐに問題が解決しいつも通り広告を掲載できていたと考えられていますが、インスタが行っている政策に広告の利用を制限するものがあるため、9月5日現時点でもインスタで広告を出せないままです。

エラーではないと考えるのが自然で、今後インスタから修正が来るとも考えづらいです。次に広告が利用できるようになるのは、現在停止されているメッセージキャンペーンが日本(ヨーロッパ)で復活された時との見方が強いです。

広告を見てもらう機会が減るためインスタを使ったビジネスが不利になる状態

インスタで広告が出せないとなると特に困るのが、「インスタを使って物販やサービス提供等のビジネスを行っている場合」です。

例えば、自社の製品や販売商品を撮影してメッセージを編集して画像として広告設定している場合、他のユーザーのホーム画面やタイムライン・検索画面でその広告が流れる場合があります。この広告を気になったユーザーがタップして商品ページもしくはインスタアカウントまで移行して購入の意思決定を行うのが、広告販売戦略の流れです。

しかし、広告を出せないとなると一番大切な「宣伝されているはずの商品の広告」をユーザーに知ってもらうことができず、当然アクセス数も伸びません。機会損失を起こしているも同然で、ビジネス全体が不利になります。

問題解消後にもインスタの広告が出せない原因

もし、インスタで広告が出せない問題が解消されたのに自分のアカウントだけまだ広告を出せない・後日広告が出せない問題が発生した場合、他に原因があると考えられます。

その他の原因

  • インスタ運営が広告NGを出した(内容がおかしい・リンク先でエラーが出る・公序良俗に反する等)
  • Facebookとの連携が切れた(Facebookと同じ広告を流用している場合)
  • プロアカウントから一般アカウントになった
  • 広告代金が支払われていない

インスタの広告が出せない場合の対処法

インスタの広告が出せない場合の対処法を紹介していきます。

キャッシュクリアや再起動等の端末次第で問題が解決する場合は、下記が参考になります。

インスタの検索おすすめ欄がインド動画や画像ばかりになるエラーの詳細と対処法を徹底解説

Metaアプリから広告を投稿する

インスタで広告を出したい場合、インスタアプリから使える広告ツールを活用するか、Meta社が提供している旧Facebook広告マネージャを使う必要があります。

現在は「Meta」というアプリに変わっているため、Facebook広告マネージャを使いたい場合はこちらからダウンロードしてください。

また、Facebookに広告を出す場合はFacebookアカウントでログインすればいいだけですが、インスタで広告を出したい場合はインスタとFacebookの連携が必要です。下記を参考にしてください。

インスタとFacebookが連携できない!不具合の原因や対処法を徹底解説

Metaホーム画面から真ん中の「+作成」をタップして、自分がなんの目的で広告を作りたいかを選択します。

次に、自分が広告化したい画像・動画をインスタに読み込ませます。

ターゲット(広告をどのユーザーに向けて表示させるか)を選択したら、予算と広告表示の時間帯等を設定します。

最後に作成してもらう広告の注文確定画面を見て、内容に間違いがないかを自分で確認します。

赤枠の部分にインスタのアカウントが掲載されていた場合は、インスタとFacebookのアカウント連携がうまくいっていて、インスタにも広告を表示できるようになります。

アカウントをはじめて作った場合は支払い方法を選択しなければいけませんが、Facebookもしくはインスタを使っていた場合は同じものが支払い方法として選択できます。

Facebookの審査が厳しく逆にアカウントBANされたケースあり

Metaから広告を出す対処法を活用したユーザーが、Facebookの審査が厳しすぎて広告が作れなかった旨を報告していました。

さらに、理由がわからないままアカウントを停止させられるパターンも見られています。いわゆる公序良俗に反する広告そのものや商品販売を行いBANされた事案はありますが、インスタで作れていたのにBANされるのは非常に珍しいです。

考えられるとしたらMetaが公表しているメッセージキャンペーン停止に基づく問題があると判断されてBANされたケースです。最悪のケースを常に頭に入れておきたい場合、Metaで広告を作成するのにストップをかけた方がいいとも考えられます。

日本とヨーロッパの一部広告停止が明けるまで待つ

インスタで広告が出せない原因は、日本とヨーロッパ限定で起こったメッセージキャンペーンの停止です。

再びメッセージキャンペーンが開催された場合、全ての広告が同時に活用できるようになると見られています。ただし、Metaがアナウンスした内容に「いつ頃復活するか」のアナウンスはありません。

日本とヨーロッパのプライバシー規制のどの部分を参照にしてメッセージキャンペーンを停止したかも定かになっていないため、問題解決をユーザーが予想するのが困難な状況です。

広告の更新が行われた場合はそのまま活用できる傾向あり

インスタの広告を出せないユーザーはたくさんいますが、ごく少数まだ広告停止が反映されていないユーザーもいます。

引き続き広告を使い続けても構いませんが、インスタのメッセージキャンペーン停止が反映されれば、今は広告を掲載できている場合でも今後使えなくなるとは考えられています。

仮に使えなくなったとしたら他のユーザー同様にエラーが発生して投稿を宣伝できなかったり広告の更新がストップする症状が出るだけで、特にこちらから設定を行う必要はありません。

インスタで違反行為になり得る広告になっていないか確認

インスタで広告を出すにあたって違反行為が見つかって、インスタ運営が広告にふさわしくないとして、広告を削除した場合もあります。

エラーとは関係なく自分が出した広告が原因でインスタから掲載NGが出たものと判断してください。また、極めて悪質な違反広告だと思われた場合、アカウント停止の措置もあり得ます。

違反広告条件

  • 公序良俗に反する内容の広告
  • 値段が明らかにおかしい広告
  • 広告リンクが上手くいっていない広告
  • 商品購入方法に問題がある
  • 商品購入にリスクがある
  • 広告の内容と販売内容の相違がある
  • その他インスタ規約違反を繰り返したアカウントが広告を掲載している
  • テキスト20%のルールに反している

インスタ側で詐欺を取り締まる関係上、インスタでも広告のリンクをチェックしたり商品価値は適切かどうかを見極めることがあります。

その結果、広告と全然違う価格だったり販売方法を取っていた場合、BANの対象になります。公序良俗に反する内容も同様で、この部分はインスタの規約と大差ありません。

他にも、インスタには「広告テキスト20%ルール」という暗黙の了解のような仕様(確定はしていません)があります。

広告の画像や動画のテキストが多すぎる場合や少なすぎる場合、インスタが「広告のリーチが下がる」と判断して、広告の掲載を拒否したり、インスタ広告が出せない問題が発生しがちです。

テキストの量が広告の画像・動画からおおよそ20%程度に収まるよう、文字の大きさや量を調整する必要があります。ただし、この方法だとエラー自体は出ていないので、インスタの広告ツールは問題なく使える場合がほとんどです。

プロアカウントから解除されていないかを確認する

インスタで広告ツールを使える条件は、インスタのプロアカウント(ビジネスアカウント・クリエイターアカウント)を運用しているかどうかです。

なんらかのエラーのせいでプロアカウントから一般アカウントになっていた場合もツールを活用できず、広告が出せない状態になったと勘違いしがちです。

インスタでプロアカウントを設定する方法は下記を参考にしてください。

インスタのビジネスアカウントの詳細や作り方、使い方を徹底解説

インスタとFacebookの連携を確認する

仮にFacebookから広告を作ってインスタにも同じものを投稿していた場合、インスタとFacebookのリンクが切れていた場合は広告投稿時や他ユーザーが広告をタップした際にエラーが発生する傾向があります。

自分のプロアカウントのインスタとFacebookの連携が行われているかの確認が必要です。

確認方法ですが、インスタアカウントページから右上をタップして「設定」を選択します。

設定から「アカウント」を選んでください。

「他アプリへのシェア」を続いてタップします。

Facebookと書かれている部分が青色になっていた場合、アカウントの連携はうまくいっています。万が一青色になっていない場合は、FacebookをタップしてFacebookのログインページからログイン情報を入力すれば連携は完了です。

また、Facebookの連携アカウントを変えたい場合は、設定画面から「アカウントセンター」をタップします。

Metaのアカウントセンターが開かれるので「アカウント」を選択します。

Metaで管理されているインスタ・Facebookアカウントが表示されるため、Facebookアカウントを追加したい場合(連携させたい場合)は「アカウントを追加」を選択してください。今のFacebookアカウントを連携から削除したい場合は、アカウント項目にある「削除」を選択します。

パスワードを変更しておく

例えば、第三者が自分のアカウントに不正に侵入し、広告関連をいじった結果インスタが不適切な広告だと判断を下した場合があります(自分が特に広告をいじっていない場合です)。

誰か他のユーザーがインスタにログインした形跡がある場合(知らないログイン通知が来ていたりプロフィールや投稿が書き換えられていたり等)、パスワードの変更の優先度が高いです。ただし、不正ログインの形跡がない場合は手間になるだけなのでおすすめできません。

インスタのパスワード変更方法は下記を参考にしてください。

インスタで「アカウントが不正使用されました」と表示されて使えない!詳細や対処法を徹底解説

広告支払いのカード利用残高が正常かを確認する

インスタ・Facebookの広告支払いはクレジットカードで行われますが、クレジットカードの利用残高を超えて支払いをしようとしていないかは確認しておきたいです。

自分が使っているクレジットカードの明細を見る・問い合わせを行う等が正しい対処法です。

インスタで誕生日を適当に入力したら使えなくなった原因と対処法を徹底解説

現在、インスタで誕生日を適当に設定したらインスタが使えなくなってしまったユーザーが増加しています。 今回は、インスタで誕生日を適当に入力したら使えなくなった原因と対処法を徹底解説していきます。 コンテ ...

続きを見る

 

-インスタ
-, ,

Copyright© SNSデイズ , 2024 All Rights Reserved.