AmazonPayからご請求内容のお知らせの高額支払い詐欺メールの詳細と対処法を徹底解説

AmazonPayから「不審なお支払いがあった」と高額請求、アカウント確認のメールが来ることがあります。

Amazonのリンクが貼り付けられていて個人情報入力ページが出ているので察する人も多いですが、詐欺メールだと考えて問題はありません!


AmazonPayからご請求内容のお知らせの高額支払い詐欺メールの詳細

自分のスマホEメールアドレス宛てに、AmazonPayと名乗る宛先からメールが来ることがあります。

自分がAmazonPayに登録していなかったとしても来る可能性があるメールで、気を付けた方が良いメールの一種でしょう。

メールの中身について

お客様

日頃は、Amazon をご利用いただきまして誠にありがとうございます。お客様のアカウントは強制停止されています – アカウントで不審なお支払いが検出されました。取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。

なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

概要

処理日

2020年11月6日  23:1:39  JST

ご請求金額¥ 262,622 (税別)

お支払い方法クレジットカード

Amazon Pay注文番号

P92-7045397-3197543

販売

事業者お問い合わせ先

Apple Store

info@apple.com

販売事業者ご注文番号

7-29760003

AmazonPayからのメールのタイトルは「Amazon.co.jpにご登録のアカウントの確認」というもので、内容は「アカウントに不審な請求があったからロックした」と記載があります。

その下に高額請求の注文番号が記載されているので、インターネット等に慣れていない人は「え?いつの間に高額支払いした?」と疑ってしまいます。

さらに、今回のAmazonPayからのメールは注文の確認を問うもので、無実ならついURLにクリックして情報を確かめようと考える人も多いです。

このうち金額は固定で約26万ですが、注文番号(AmazonPay・事業者)は上記に限らず様々なバリエーションがあります。

まず詐欺メールなのは確実

上記はAmazonPayのメールの一文ですが、画像を見たら日本語が明らかにおかしいのがわかります。

まず、AmazonPayからメールが来ているはずなのにAmazonお客様と記載されています。続くあいさつ文の「日頃は、Amazonをご利用いただきまして~」も正しい日本語ではありません。

「お客様のアカウントは強制停止されています-」の「-」も、普通の企業・会社なら文章中には使いません。

このメールを見るに「詐欺だ」とすぐに判断できれば、まずAmazonPayを騙ったメールに騙されないでしょう。IP解析によるとアメリカからメールが送られているとわかっています。

Amazonヘルプ

ちなみに、Amazonからメールが来る際は、あらかじめドメインが決められています。

「Amazon.co.jp」「Amazon.com」「Amazon.jp」等のドメイン以外(ドメインが長く記載されている場合含む)は、Amazonが「詐欺メールの可能性がある」と告知していました。

AmazonPayの詐欺メール見分け方について

AmazonPayの詐欺メールの場合、まずドメインを見たら詐欺メールかわかります。

しかし、Amazonが発行するドメインをすべて把握するのが困難なら、もっと簡単な見分け方で詐欺メールかを見分けましょう。

金額が「262622円」だとまず間違いなく詐欺

請求額に関してですが、AmazonPayの詐欺メールのほぼ全ては「262622円」です。

262622円だとまず詐欺だと考えて問題はありませんが、他の金額でメールが届けられた場合も、他の見分け方を見て詐欺メールかの判断をしてください。

スマホのEメールアドレスに届いたら詐欺の可能性が高い

現状、AmazonPayを騙る詐欺メールはEメールでしか確認されていません。

詐欺元が適当なアドレスを作成してランダムに送信している可能性が高く、G-mailやYahoo!メールには詐欺メールが届く可能性は低いです。

そのため、EメールにAmazonPayからメールが届いたら詐欺の可能性を考えたが方がいいです。ただし、AmazonPayにEメールを登録していた場合は、本物のメールもそのアドレスに届けられるはずなので、見分けた方がいいです。

AmazonPayにそもそも登録していない場合も詐欺

AmazonPay

そもそも、Amazonには登録しているけれどAmazonPayには登録していない場合も詐欺だと考えて構いません。

確かに開発元や運営は同じで、AmazonPay登録にAmazonアカウントは必須ですが、Amazonに登録すればAmazonPayが使える仕様ではなく、登録手続き等があります。

AmazonPayからの詐欺メールの対処法

AmazonPayからの詐欺メールの対処法は知っておきましょう。

リンクを開かない・個人情報を入力しない

やってはいけない行為

  • メールのリンクにアクセスする
  • アクセス先のAmazonに似たサイトで個人情報を入力する
  • メールの添付ファイル等を開く

サイトにアクセスしただけでは個人情報を盗まれる心配はありませんが、サイトによってはウイルスが仕込まれていてもおかしくはありません。

メールの添付ファイル(ある場合)も非常に危険で、不正アプリを勝手にインストールされたり等、スマホ本体に悪影響が出る可能性があります。

詳しくは下記を参考にしてください。

「Amazon緊急のメール」の詳細やタップしてしまった場合の対処法を徹底解説

Amazon(AmazonPay)から詐欺メールに関しての告知をチェックする

TwitterのAmazonPayアカウント(こちらです)、Amazonアカウント(こちらです)からの告知を見るのも大切です。

詐欺メールが横行している場合は運営がアナウンスしてくれている可能性が高く、同じ時期に不審なメールを見つけたら、詐欺メールの可能性が高いと判断できます。

どちらのアカウントも英語でツイートは記載されていますが、日本語ツイートに関してはリプも日本語で対応してくれます。

Amazon(AmazonPay)からメールが送信されているかチェックする

AmazonPayではなくAmazonの詐欺メールに関する対策ですが、AmazonPayからだと騙っても、リンク先のサイトがAmazonに似せたものだったりする可能性もあるため、Amazonでメールが届けられているか確認するのも大切です。

Amazonホーム画面の一番下に「カスタマーサービスに連絡」とあるので、こちらを選択しましょう。

「Amazon.co.jpを装ったメール」というヘルプ項目があるので、選択してください。

Amazon公式がどのようなメールが詐欺メールにあたるのかを簡単に解説してくれていますが、その中に「メッセージセンター」へのリンクがあります。

このリンクをタップすればAmazonが自分宛てに送信したメール一覧をチェックできます。今回届けられたメールが存在しない、一覧にない場合は、Amazonからのメールではないと判断できます。

万が一個人情報を入力した場合

万が一個人情報を入力した場合の対処法も合わせて確認しておきましょう。

見ただけで詐欺とわかれば問題はありませんが、そうでなくてつい情報を入力してしまった場合は、速やかに全て実行した方が良いです。

すぐにスマホの通信を切って各キャリアに連絡

まずやる必要がある対処法ですが、すぐにスマホの通信を遮断してください。

通信遮断は機内モードにすれば簡単に行えます。その後、スマホを購入したauやdocomo、Softbank等の各キャリアに「詐欺に遭ったかもしれない」と相談してください。

特に、AppleIDを入力してしまった場合はID停止等の処理を行う必要がありますが、各キャリアに相談すれば問題もスムーズに解決してくれる可能性が高いです。

クレジットカード情報を入力したらカード会社に連絡

もし、クレジットカードの情報を入力してしまった場合は、クレジットカード会社に連絡して、クレジットカードの利用を停止させてください。

クレジットカード番号を詐欺元が入力してなんらかの買い物をした場合、その請求は自分に来ます。不正利用だと認められれば代金を支払わずに済みますが、クレジットカード会社や買い物サイトからは見分けがつきません。

Amazon消費者サポートに連絡

これ以上被害が横行しないように、Amazon側に告知してもらう等の対処を立ててもらった方がいいです。

今回の詐欺メールはAmazonPayのものですが、運営はAmazonと同じなのでAmazonで問い合わせをしても受け付けてくれる可能性がありますし、「詐欺が行われている」という事実を知ってもらうだけならそもそも対応してもらう必要もありません。

Amazonでの問い合わせ方法に関しては、下記を参考にしてください。

Amazon「顧客満足度調査メール」「SMSで未払い迷惑スパム」の詳細や対処法を徹底解説

「Amazon緊急の通知」フィッシング詐欺メールの詳細やタップしてしまった場合の対処法を徹底解説

 

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