TikTokで重要な更新というアナウンスが行われ、話題になっています。
今回は、TikTokのプライバシーポリシーのどこが変わったのかなど、徹底解説していきます。
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TikTokでプライバシーポリシーが改正
TikTokから『重要な更新』というアナウンスが行われています。
これは、TikTokのプライバシーポリシーが変更されたというアナウンスで、改定は1月8日に行われました。
今回のプライバシーポリシー変更は、かなり大規模なものであり、多くのユーザーに関係するようです。
どのように変わったのか?
下記では、TikTokのプライバシーポリシーがどのように変わったのか、紹介していきます。
TikTokの運営会社であるByteDanceは発表文で、「われわれはユーザーが期待する体験を維持しつつ、適切な保護を提供する方法について透明性を保つように取り組んでいる」としています。
従来の約3倍の長さに
TikTokの基本的な方針に変わりはないようです。その代わり、禁止する投稿の内容をより具体的に定義した形になります。
その分量はかなり多く、文章は従来の3倍に増えています。
ただ、禁止行為が増えたというよりは、しっかりと明文化されたとのだと言えるでしょう。
違反の10のカテゴリ分け
今回のプライバシーポリシー改正では、違反が10のカテゴリに分けて定義されています。
違反の10のカテゴリ分け
- 危険な個人・組織
- 不正行為と規制される物
- 暴力的で刺激的なコンテンツ
- 自殺、自殺行為、危険行為
- ヘイトスピーチ
- 嫌がらせといじめ
- 成人の刺激的なコンテンツ
- 未成年の安全
- 誠実性と信頼性
- プラットフォームの安全性に対する脅威
概ね、今まで禁止されていたものがそのまま書かれている形です。
「未成年の安全」の中には、飲酒や喫煙などの不良行為も含まれるなど、10のカテゴリは更に細かい禁止区分があります。
違反をすると、アカウント停止もあり得ますので、注意して下さい。
米国少女のアカウント削除非難が原因?
TikTokは、2019年11月に中国政府を非難する動画を投稿した米国少女のアカウントを停止させました。
これが大きな非難となったことが、今回の禁止行為の明文化に繋がっているのではないかと言われています。
その為、今後アカウント停止の根拠として、プライバシーポリシーが活用されるのではないかと懸念する声もあるようです。
因みに、米国少女のアカウント自体は、非難を受けた後に復活されています。
個人情報に関する部分が話題に
現在、TikTokの利用規約のある部分が話題になっています。
大まかに、以下の様な部分です。
- ByteDanceは投稿されたコンテンツを使用、変更、翻案、複製、派生物作成、出版、分布する権利を持ち、第三者に提供することもできる
- ByteDanceはユーザーの連絡先、位置情報、クレカ番号を収集し、公的機関を含む第三者にも提供できる
あくまでも正常な範囲内の情報利用だとは言われていますが、怖いと感じる方もいるようです。
これらの個人情報等の関連は、下記の記事にて詳しく解説しています。