第五人格の新サバイバー「作曲家」がテストサーバーにて実装され、一部のユーザーはリリース前の段階で現在発表されている作曲家の性能を元にプレイ可能です。
第五人格の新サバイバー作曲家のリリース情報と攻略を紹介していきます。
コンテンツ
第五人格の作曲家について
第五人格でリリースされる予定の「作曲家」の能力や実装の詳細を紹介していきます。
テストサーバーのみリリースされた新サバイバー
第五人格の「作曲家」は2022年12月1日の真髄にて実装される新サバイバーです。
11月19日ではテストサーバーにて作曲家が実装されていて、本格的なリリースを前に一部の第五人格ユーザーに作曲家を触ってもらい、最終調整が行われます。最終調整した後に12月1日から開催される新シーズンの真髄で作曲家が登場します。
作曲家の能力について
新サバイバー作曲家はどのような能力を持っているかを紹介していきます。
調律でチェイス中に足を速くできる
「調律」というスキルでは、例えばハンターとチェイスしている際に能力を使った時に上記のような音律調整画面が表示されます。
調整部分右側に青色の音符がありますが、音符をバーの右側の線に触れるタイミングで右側の青い音符ボタンを押せば、音律調整は成功です。
成功した際に即座に0.7秒間50%の加速が入り、全部で6回音律調整が入ります。0.7×6で4.2秒間50%の加速を最大で維持できる速度アップ系のスキルで、距離チェに適しています。
組曲で音ゲーしながら解読速度をアップさせる
作曲家は、他のサバイバーが解読中に発生する「調整」は発生しません。代わりに、解読中に赤と青の音符が流れ、それぞれの音符が右側の線に達した際に画面下の赤・青の音符ボタンをタップして調整を行います。
この調整を1回成功させるごとに解読速度を0.23%(修正後は0.25%にアップ)アップさせ、1回失敗すると解読速度が0.23%ダウンします。調整は「スタック」と呼ばれるコンボにて確認可能で、「コンボ数×0.23(0.25)=現在の解読速度」だと考えてください。
また、作曲家の解読中は調整難易度が3種類存在します。難易度関係なく解読速度は20%まで上がりますが、ノーツを叩いて20%に到達する時間のことを考えると、1台上がりきるまでの平均解読速度はレベルによって差が出て、上げ切る時間も変わります。
調整難易度
- レベル1→最大70スタック。解読速度は1台上がるごとに平均約109%。
- レベル2→最大80スタック。解読速度1台上がるごとに平均約113%。
- レベル3→最大80スタックでレベル2よりノーツが早いため解読速度アップするまでの時間も早い。解読速度解読速度は1台上がるごとに平均約115%。
最大スタックまで貯まった時はそれ以上解読速度アップがせずスタックも貯まりません。80スタック貯まった後は「ミスをするたびに解読速度が0.6秒程度遅くなる」というデメリットに切り替わります。
通常の解読調整がかからない代わりに、音律調整を3回連続で失敗した際にハンターに通知が行き居場所がバレてしまいます。
また、暗号機を1台上げ切った後・暗号機から離れた後も組曲で音ゲーを成功させた分だけ解読速度アップが引き継がれています。例えば、レベル2でプレイして1台上げ切って解読速度が120%の状態を維持して新規解読に回れます。
無音で解読中に心音範囲のハンターを表示
「無音」というスキルでは、解読している最中にハンターが心音範囲内に入ると、赤くシルエットが表示されます。
上記画像の例だと赤の教会で小屋暗号機を解読している最中、北壁壊し側から血の女王が来ているとすぐに把握できます。
シルエットを見てどのハンターが来ているかをすぐに判別し、近くにある板を先倒しするか、窓枠を使って逃げるかを考えられるため、初動のチェイスを少しだけ有利に進められます。
ハンターが自分の向いている画面方向にいない場合は、画面上にハンターが見ている方向から赤い矢印が表示されるため、最低限どこからハンターが来ているかはすぐにわかります(赤い矢印は修正後の強化です)。
解読難易度によってどれだけ解読が早くなるのか
作曲家は「解読サバイバー」の位置づけとして実装されたサバイバーなので、スキルの中で「組曲」が特に注目されています。
解読中の音ゲー難易度が1から3に分かれていて、それぞれミスなくフルで解読できた場合の暗号機1台を上げる速度はおおよそ下記の通り(比較あり)です。
対象 | 暗号機1台を上げる速度(解読加速なし) |
作曲家(レベル1) | 約74秒 |
作曲家(レベル2) | 約72秒 |
作曲家(レベル3) | 約70秒 |
解読速度デフォルトの100族 | 約80秒 |
弁護士(1台上げ切る前) | 約74秒 |
弁護士(1台上がった後) | 約67秒 |
機械技師(味方負傷なし) | 約73秒 |
囚人 | 約73秒 |
調整難易度レベル1で作曲家を使った場合、他の解読キャラの囚人・機械技師の本体(負傷なし)よりも解読速度が遅いです。ただし、レベル2以上の難易度で解読していると囚人・機械技師の本体より解読速度は速いです。
ただし、「ミスなく最大効率で解読した場合」の比較で、作曲家側がどこか1つミスをしただけで解読速度は遅くなります。そのため、解読に関する難易度は高いです。
第五人格の作曲家の攻略
第五人格で作曲家を使うにあたっての攻略を紹介していきます。
作曲家で解読する際のポイント
作曲家を使う際、解読のコツやポイント・知っておくべき知識を紹介します。
80スタック貯まれば組曲のレベルを2に固定して解読する
まず、前提として「難易度レベル1での解読」はおすすめしません。解読速度面で100族より少し速い程度なので、メリットが少ないからです。
80スタック以上貯められるレベル2もしくはレベル3で解読するのがおすすめですが、80スタック貯まった後は「レベル2」で難易度を固定して解読するのを肝に銘じてください。
80スタック貯まった後はそれ以上解読速度が速くならないため、難しい難易度でプレイする意味が一切ありません。レベル2・3どちらも80スタックが限界なので、レベル2にした方が難易度と効率のバランスを取りやすいです。
解読中に音ゲーをしながら味方の解読場所を確認する
解読中はどうしても真ん中の調律画面をガン見してしまいますが、音ゲー部分に集中するのはおすすめできません。
慣れていないうちは仕方ないですが、少しづつ「解読で音ゲーしつつ他の情報」も頭に入れられるようにしてください。
まずは画面左上のミニマップを見て、味方からのチャットがどちらから飛んでくるのか、味方が殴られた際のハンターのシルエット等を確認できるよう意識して解読します。
スマホだと難しいのか
スマホでプレイした際、作曲家の解読が難しくなるとの声も出ています。
確かに、本来なら解読中は指1本あれば調整できるのに対して、作曲家は赤・青のボタンを2つ押さなければいけないため、指が2本必要になって難易度は若干上がります。PCの場合は該当するボタンのキーボードをタイミングよく押すだけです。
チェイスのポイント
チェイスのポイント
- まず攻撃を喰らわないタイミングで余裕を持って調律のスキルを使う
- 加速の楽譜は連打でもある程度行ける
- 調律中でも楽譜を叩かなければも板倒し・板窓乗り越えできる
- 人格は39がおすすめ
調律ミスした場合は加速が途切れてしまうため、ハンターが近く焦りが出る攻撃を喰らいそうな瞬間ではなく、余裕を持って調律を使った方がいいです。
また、調律で流れる音符が早い関係で、調整ボタンを連打しているだけでミスを防ぐことができます。調律中に楽譜を叩いていない状態であれば、加速を諦めて窓板乗り越え・板倒しも可能です。
人格は元々距離チェが強い関係で加速を活かせられる39人格(中治り・旧割れ窓理論)で板窓加速があるようにチェイスした方が強いです。
ポストマンの代わりになるのか
作曲家の性能を見て、「新環境で冷静の手紙が弱体化するポストマンの代わりになるのではないか」との意見も出ています。
ポストマンは冷静の手紙のバフ効果が「解読速度20%アップ」が10%アップへと弱体化されるため、解読キャラとしては使いづらくなります。まず解読部分は作曲家はコンボをミスしなければ永続的に解読速度がアップするため、編成トータルの解読速度面ではポストマンより作曲家の方が上回ります。
ただし、ポストマンは「ハンターに犬を噛ませて移動速度をダウンさせる」「他の手紙でのバフサポート」は健在で、味方サポートを一切できない作曲家より優れています。
「ポストマンの代わり」というよりは、ポストマンが解読キャラとしてよりサポート枠になって、新たに解読キャラ枠・爆速編成で使われる枠になると考えられます。
新環境に合うのか
作曲家のテストサーバー時点での能力を見た際のユーザー評価はおおよそ下記の通りです。
評価
- 音律調整を2ミスから3ミスするだけで他の解読サバより解読効率が悪くなるから弱い
- 音律調整の難易度が高くアップされる解読進捗と見合っていない
- 解読中に音律調整に気を取られて他の情報が頭に入ってこない(味方のチャット・ハンターの位置・地下の方角等)
- 味方のサポートを一切できない(粘着できない・ハンターに触れない)
- チェイスに使う調律のクールタイムが50秒で長い(そのくせ少し距離を取れる程度の能力)
- 救助能力は低い(最低レベル)
まとめると、「解読キャラとしての難易度は高いくせに救助・チェイス・粘着力も他の解読キャラと比べて高くない」のが総評です。
解読部分も「ズバ抜けて速い」というわけではなく、新環境に合うかどうかは微妙です。特に「味方のサポートを一切できない」のは現環境トップハンターの「書記官(キーガン)」と相性が悪く、粘着でチェイスを伸ばす現環境に合っていません。
ただし、一時的に足が速くなる能力は魅力的で評価されています。例えば、単純に距離チェイスに弱い(距離を詰めるスキルがない)ハンターの「彫刻師」「ガードNo26」・鏡のスキルをガバらせられる可能性が高くなる「血の女王」には強いとされています。
おすすめの人格
作曲家におすすめの人格は「39人格」と呼ばれる中治りと膝蓋腱まで振り切った人格です。
36は救助に行くことが多いサバイバーが取る人格で、救助の能力が皆無な作曲家には不向きです。また、03人格はフライホイールの弱体化と膝蓋腱反射の位置がマッスルメモリーという他の人格になったことで、板乗り越え加速が消えていて使いづらいです。
加速を充分に活かしつつ距離チェもできる39人格が一番相性がいいとされていますが、フライホイールで無効化できたはずの攻撃が無効化できないジレンマもあるため、「基本39で人によって使いやすさの関係で03でもいい」とされています。
12月1日に作曲家が本実装
12月1日になって作曲家が本実装され、文ストコラボが一部カットされた関係で真髄が余りに余っていた人が多い関係で、かなりのユーザーが無料で引き当てていました。
テストサーバーと比べてどのように変わったかを紹介していきます。
作曲家の強化や修正一覧
テストサーバーを通して修正が行われた結果、12月1日に実装された作曲家は下記のように一部仕様や能力が変更されました。
修正点
- 設定で「作曲家のQTE判定」という項目が出て音ゲーのリズム調整ができるようになる
- 設定で「作曲家判定ヒット効果音通知」をオフにして音符を叩いた際の音を消せる
- スマホ版で解読中に停止判定ロジックが簡単になった
- 「無音」のスキルで向いている画面にハンターが映っていなかった場合は赤い矢印でハンターの居場所を表示してくれる
- 解読中にノーツを叩いてアップする解読速度が0.23%から0.25%になる(レベル1は最大17.5%解読速度アップ・2と3は20%までアップ)
主な修正は「音ゲーの調整部分」で、リズム調整と無音にできるか、前々から言われていた「スマホでは難しいのか」の問題を解決させています。
解読速度が爆発的に上がったわけではありませんが、ノーツ1つ叩くごとに0.25%解読速度アップと強化されています。その代わり音符を叩きそこなった場合は0.25%解読速度がダウンします。
地味にありがたいと感じた声が大きいのが「無音」の赤い矢印で、ハンターが来ている方向がすぐにわかるため逃げやすくなります。
解読速度がアップして大きく解読効率も上がったのか
ノーツを叩くごとに解読速度アップの数値が大きくなったため、若干ではあるものの解読速度はアップしました。
ただし、レベル1から3で音ゲーをやりつつ暗号機を解読した結果、テストサーバー時点で解読し続けた場合と比べると暗号機を上げ終わるタイミングはそれぞれのレベルで0.5秒早くなった程度でした。
暗号機を1台上げ切るまでに大きく解読速度が上がったわけではないため、大幅強化というよりは「微強化」と言っていいレベルでした。
環境入りはしないと予想される
テストサーバーからの強化次第では環境入りの可能性も考えられていましたが、実際に来た強化は微強化だったため「環境入りはしないだろう」というのがほぼ全てのユーザーからの予想です。
チェイス中に足が速くなるとはいえ50秒に1回で、後は丸腰でチェイスしなければいけないためチェイス性能は低く、さらにハンターに触る手段を一切持っていません。現在が粘着環境である環境ともマッチしていないと、評価は軒並み低いです。
相性がいいとされる距離チェが苦手なハンター(ハスター・ガードNo26等)・加速で鏡を無駄撃ちさせられる確率が高くなる血の女王を相手にするとしても、もっと相性がいいサバイバーが他にいます。使用率も高くはならないと考えられます。
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