TikTokの新機能・新アプリTikTok Nowが話題になっています。
今回はTikTok Nowの詳細や使い方、BeRealとそっくりなのかなどについて徹底解説していきます。
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TikTok Nowが話題に
9月18日にTikTokの新機能・新アプリであるTikTok Nowが全世界向けにリリースされました。
TikTok Nowはリアルを共有することをコンセプトにしており、これまでのTikTok[の動画投稿サイトの一面より、知り合いと繋がるSNSの要素が強くなっています。
TikTok Nowは一日の内のランダムな時間帯に通知が届き、3分以内にアウトカメラで風景の写真(もしくは10秒以内の動画)、インカメラで自撮りの計2枚の写真を撮ります。そして撮った写真を投稿すると、友だちに共有されます。
自分自身も友だちがあげた写真や動画を見る事はできますが、自分の投稿をしていない日は友だちの投稿は見れないシステムになっています。
この写真や動画はフィルターを使ったり、用意した加工済みのものを使ったりする事は出来ません。
これは友達同士で今、その瞬間に撮ったリアルを共有する事を大切にしているからとなっています。
その他
- TikTokと同じアカウントで利用可能
- 利用できるのは13歳以上
- フォロワーに公開できるのは18歳以上のみ
- 18歳以上のユーザーは、3分間TikTok Nowを撮影することが可能
- 自身の投稿は遡って見る事ができる
- 友だちの投稿は遡って見る事ができない
海外で大人気のリアルを共有するアプリBeRealとそっくりとの声も
TikTok NowはアプリBeRealとそっくりという声も多くみられます。
2020年創業のフランス発BeRealが開発・提供しているBeRealは、アメリカやフランスのZ世代を中心に人気を博しており、1日のアクティブユーザーは1000万人と言われています。
TikTok Nowと同じく一日にランダムな通知が届き、一定時間内にインカメラとアウトカメラで写真を撮影して仲間内に投稿、投稿しなければ仲間内の投稿を見る事ができないと言う仕様になっています。
この時撮影にフィルターや用意した画像を使えないのも一緒です。詳しい情報については、以下の記事で詳しく解説しています。
リアル写真投稿SNSのBeRealの招待についてと招待制なのかを徹底解説
TikTok Nowの使い方
アプリから通知がくるのでタップすると、アウトカメラで撮影モードが起動。青いボタンをタップすると写真、長押しで動画が撮影できます。
アウトカメラの撮影が終わると、自動でインカメラの撮影が行われます。
「友だちに公開」をタップする事で、公開範囲を友だちかフォロワーで選択できます。
公開範囲を広げたら、チェックマークを押して投稿です。
投稿が完了すれば、その日の友だちの投稿を見る事ができます。右のアイコンから、「いいね」「コメント」「シェア」をする事ができます。
現時点では通知関係なくいつでも撮影可能
アプリの説明的に、ランダムな通知から3分以内に撮影しないといけないように読み取れてしまいます。
しかし現時点では撮影を取りやめても、好きな時間に撮影し直す事が可能です。
アプリから通知がくるのでタップすると、アウトカメラで撮影モードが起動します。
都合が悪い時は左上の「×」を押す事で閉じる事ができます。
「投稿」を押す事で、再びカウントダウンは3分から再開されます。
ただし3分以上経ってから撮影した投稿には、「遅れ」の表示が付きます。
撮り直しも可能
写真が気に入らなければ、右上の「Retake」をタップし「取り直す」を選びます。
これで撮り直しができます。
フォローする人を探す
自身で撮影を終えた状態で、上の「探索」をタップする事で他の人の投稿をランダムに見る事ができます。
気になった人のアイコンをタップする事で、プロフィール画面に行くことができます。
こちらで投稿を見たり、「フォロー」を押してフォローする事ができます。
TikTok Nowの機能や類似している部分
下記ではTikTok Nowの機能とBeRealと類似している点を紹介していきます。
通知を受け取って3分以内に撮影する
TikTok Nowは一日のランダムな時間帯に通知が届き、3分以内に撮影を行います。撮影中は3分のカウントダウンがあり、この間に撮影する事になります。
アウトカメラで撮影を行うと、カウントダウンが始まってそのままインカメラで殺意されます。
BeRealでは一日の内のランダムな時間に仲間内に一斉に通知が届き、2分以内に撮影が必要。時間は少し違いますが、大まかな仕様は同じになっています。
ただ厳密に言えば制限時間を過ぎても撮影は可能です。
撮影しないと投稿が見れない
TikTok NowもBeRealも撮影して投稿しないと、仲間内のその日の投稿が見れなくなっています。
つまり写真の投稿は強制ではありませんが、アプリを活用したり、仲間内で楽しむには投稿しないといけない訳です。
これはリアルタイムを共有するためで、コンセプトも共通しています。
加工無しのインサイドアウトサイドカメラで撮影
TikTok NowもBeRealも加工無し・フィルター無しのその場で撮った写真しか使えません。
現在SNSでは基本的にフィルターや加工した写真が主流であるため、流行とは逆を行くシステムになります。
だからこそZ世代には新鮮として受け入れられ、多くのユーザーを獲得していると見られます。
TikTok Nowはフレンド以外に投稿可能
BeRealは基本的に友だちや仲間内で写真を共有する事を目的としています。
一方TikTok Nowはフレンド以外にもフォロワーに公開できるため、通常のSNSに近い使い方ができます。
また発見でフレンド以外の人の投稿を見付けてチェックする事も出来る様になっています。
#ノーマルカメラは注目されている
現在はフィルターや加工をした写真を投稿するのが主となっています。フィルターや加工はかわいい・綺麗に仕上げられますが、逆に言えば皆かわいい・綺麗になるので希少性が下がってしまいます。
また加工をするのに疲れてしまったという声も増えてきています。
そんな中、あえて無加工・ノンフィルターで撮影するノーマルカメラに注目がされ始めています。SNSでもノーマルカメラというハッシュタグを付けて、無加工・ノンフィルターをアピールする人も多くなっています。
TikTokはリールやShortで真似られてきたインスタも似た機能をリリース予定
短い動画を次々と見ていくスタイルは、TikTokで有名になりました。
インスタではリール、YouTubeではShortが作られてそちらのプラットフォームでも、短い動画を次々に見ていく形が出てきました。
つもりTikTokも機能としてはパクられている部分がありますし、そもそもSNSでは近い機能を出す事が1つの流れとなっているとも言えるでしょう。
またインスタもBeRealに近い機能をリリース予定という噂が出ています。
顔写真付きの個人情報流出を懸念する人も
TikTok Nowは場所の写真と顔写真を撮影して投稿しなければいけません。
用意した加工済みの写真を使う事も出来ないので、特徴的な建物が写り込んでよく行く場所がばれてしまう危険性がありますし、制服のような個人を特定できる写真を上げてしまう可能性もあります。
設定によっては多くの人が見れるため、知らない人に知られたくない情報が漏れてしまう事も有り得ます。
またTikTokでは元々個人情報が抜かれる危険性が囁かれており、TikTok Nowによって更なる個人情報がアプリから流出する事を懸念する方もいます。
TikTokの個人情報については、以下の記事で詳しく解説しています。
TikTokが米国で情報漏洩により使用禁止に!日本は大丈夫なのか?詳細と対処法を徹底解説
特定屋なども話題
現在はSNSの写真を元に個人を特定するサービスを、商業的に5000円程度で行う特定屋が出てきています。
お金さえ出せば誰でも個人情報を知る事ができる様になってしまっています。
特定屋はタピオカの反射から個人や場所を特定する様な技術があり、対策をしたとしても個人特定を防ぎ辛いとされています。
TikTok Nowでは今いる場所の写真を撮る上に、顔と場所がセットで投稿される事となります。しかもディスカバリーで人気のものが流れるので、誰が見るかも分からなくなっています。
誰が興味を持ち個人情報を特定しようとするか分からないので、利用には注意が必要でしょう。
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