Twitterのメニューに「Twitter広告」ボタンが出現!これは何?詳細と使い方を徹底解説!

最近ではメニュー画面に「Twitter広告」というボタンが増え、どういった使い方なのか気になる人が多くいます。

今回はTwitterのメニューにある「Twitter広告」ボタンについて詳細と使い方を徹底解説します




Twitterメニューに「Twitter広告」ボタンが出現

2020年5月の終わりごろから、Twitterのメニュー欄に「Twitter広告」というボタンが表示されるようになりました。アカウントごとに表示される場合とされない場合があり、順次適用されています。

タイムラインに広告を出せる

この「Twitter広告」というのは、タイムラインなどに稀に出てくる「プロモーション」と書かれた広告のことで、自分でもその広告を出せるようになります。

広告はタイムラインにツイートとして表示したり、おすすめのアカウントで自分のアカウントを表示するなど、様々な形式を選択することが可能です。

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Twitterのプロモーション広告

Twitter ビジネス

Twitterのプロモーションは、企業や個人など関係なく、誰でも簡単に利用することができます。

ただし、アカウント作成から数週間経っているアカウントである必要があるので気を付けましょう。

広告キャンペーンの目的

Twitter広告を掲載する用途を最初に選択することになります。

掲載用途

  • ブランド認知度の向上
  • 動画の再生数
  • プロレール再生数
  • アプリのインストール数
  • ウェブサイトのクリック数
  • エンゲージメント数
  • フォロワー数
  • アプリのエンゲージメント数

Twitter広告を掲載する際は、上記の8つの項目から選択を行ってください。

広告の種類

ツイートタイムラインに流れる広告。「プロモーション」という広告表示は出るが、通常のツイート同様「いいね」や「RT」が可能。
アカウントおすすめアカウントに表示される。アカウントを広告として出せる。
トレンド検索機能の「おすすめトレンド」に表示される。自身のツイートにつなげたり、ハッシュタグも広告として利用可能。

広告に出せるのは以上の3つです。自分の宣伝したい事柄に合わせて広告の種類を選択しましょう。

広告ツイートの種類

プロモーション広告で「ツイート」を選択した場合、さらにいくつかの種類に分かれます。

ツイート種類

  • テキストのみ
  • 画像付き
  • 動画付き

個人で出すのであれば、テキストのみ、もしくは画像付きで広告を出す人がほとんどです。企業であればPRとしてのCMなどを作成している場合、動画付きツイートを選択する場合もあります。

Twitterカードの利用

Twitterカードと呼ばれる、リンク付きのアイキャッチツイートも可能です。

カード

  • 画像Webサイトカード
  • ビデオWebサイトカード
  • イメージアプリカード
  • ビデオアプリカード
  • カンバセーショナルカード
  • ダイレクトメッセージカード

Webサイトリンク、アプリリンクの広告に、それぞれ画像か動画のアイキャッチが入っているツイートの広告、もしくはアンケート機能付きの広告を指します。

こういったURL付きのツイートは、広告として非常に有効的です。画像は最大で4枚まで、動画は最大で140秒まで添付可能です。

Twitterカードの規定

Twitterカードを利用する際、カードにはいくつか規定があるので注意しましょう。

【画像ウェブサイトカード】

サイズ
  • 800×418ピクセル(縦横比1.91:1)
  • 800×800ピクセル(縦横比1:1)
縦横比
  • 1.91:1
  • 1:1
ファイルサイズ最大20MB
ファイル形式PNG・JPEG推奨。BMP・TIFF利用不可

【ビデオウェブサイトカード】

動画の長さ15∼140秒。60秒未満の場合ループ再生
ファイルサイズ1GB未満推奨。30MB未満を強くおすすめ。
ファイル形式
  • MP4
  • MOV
ビットレート
  • 6、000k∼10、000k(1080p)
  • 5、000k∼8、000k(720p)
フレームレート
  • 29.97FPS
  • 30FPS
  • 最大60FPSをサポート(上2つは推奨)
オーディオコーデックAAC LC(ローコンプレキシティ)
縦横比
  • 1:1(推奨)
  • 2:1~1:1で利用できるが1:1にトリミングされる
  • デスクトップとモバイル端末では9:16の動画が1:1にレンダリング
サイズ1200×1200を推奨。縦が横より大きい場合は1:1になるようにトリミングされる
サムネイル画像
  • PNGまたはJPEG
  • 縦横比は動画と同じを推奨
  • 最大5MB
動画解像度
  • 横置き 1280×720
  • 正方形720×720

【イメージアプリカード】

画像比率
  • 800×418(1.91:1)
  • 800×800(1:1)
サイズ最大3MB
ファイル形式PNG・JPEG推奨。BMP・TIFF利用不可。GIFは静止画として表示。

【ビデオアプリカード】

動画の長さ15∼140秒。60秒未満の場合ループ再生
ファイルサイズ1GB未満推奨。30MB未満を強くおすすめ。
ファイル形式
  • MP4
  • MOV
動画比率
  • 640×360ピクセル(16:9)
  • 360×360(1:1)
ビットレート
  • 6、000k∼10、000k(1080p)
  • 5、000k∼8、000k(720p)
フレームレート
  • 29.97FPS
  • 30FPS
  • 最大60FPSをサポート(上2つは推奨)
推奨オーディオコーデックAAC LC(ローコンプレキシティ)

【カンバセーショナルカード】

画像ファイルサイズ3MB
画像縦横比1.91:1
画像サイズ800×418ピクセル
画像形式
  • JPEG
  • PNG
動画ファイル形式
  • MP4
  • MOV
動画比率16:9
動画の長さ最長10分。6∼15秒がベスト。60秒未満の場合はループ
推奨オーディオコーディックAAC LC(ローコンプレキシティ)

【ダイレクトメッセージカード】

画像推奨最小横幅800ピクセル
画像縦横比1.91:1
画像ファイル形式
  • JPEG
  • PNG
  • アニメーションでないGIF
画像ファイルサイズ最大3MB
動画の長さ15秒以下
動画ファイル形式
  • MP4
  • MOV
動画ファイルサイズ1GB未満推奨。30MB未満を強くおすすめ。

オートプロモート

Twitter広告には「オートプロモート」と「クイックプロモート」というものがあります。

オートプロモートでは、毎日最初の10ツイートまでをプロモツイートとして広告に掲載することが可能です。25種類のカテゴリーと350種のトピック、掲載する国の中から5つまでをターゲティングとして選択する必要があります。

ただし、このオートプロモートでは掲載するツイートを選択することができないので注意が必要です。完全自動となります。

クイックプロモート

クイックプロモートは、掲載したいツイートと国を選択するだけで利用できる広告掲載方法です。

利用者の共感を得ているのかを調査するのに有効な掲載方法で、管理画面を開く必要が無いため、スマホ端末からでもツイートなどを選択して掲載可能です。

素早く簡単に広告表示をしたいのであれば、クイックプロモートを選択するのが良いでしょう。

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Twitterプロモーション広告の費用

Twitterプロモーション広告を出す場合、広告費用の発生条件は少し複雑なので注意しましょう。

キャンペーン広告費発生条件
フォロワー獲得したフォロワー数による
ツイートのエンゲージメントユーザーとの初回接触時
プロモビデオ再生数
  • 動画再生あたり
  • 3秒/100%表示再生あたり
  • 6秒の動画再生あたり
ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョンリンククリック数
アプリインストール数・アプリの起動回数アプリのクリック・アプリのインストール
インストリーム動画再生数
  • インストリーム動画広告再生数
  • 3秒/100%のインストリーム広告動画再生数
  • 6秒のインストリーム動画再生あたり
ブランド認知度の向上インプレッション単位(表示回数ごと)

広告費用の発生条件は、キャンペーンの目的によって異なります。

動画再生数に関して

Twitterプロモーション広告に載せる動画に関しては、カウントの際に細かい決まりがあります。

課金要素課金条件
動画再生数
  • 動画の50%以上を画面に表示して2秒以上経過
  • 動画クリックで拡大表示
  • 動画のミュート解除
3秒/100%の動画再生
  • 画面全体表示で3秒経過
  • 動画クリックで拡大表示
  • 動画のミュート解除
6秒の動画再生
  • 動画の50%以上を画面に表示して6秒経過
  • 動画クリックで拡大表示
  • 動画のミュート解除

課金条件のいずれかを満たした時点で1カウントとされます。プロモビデオ、インストリーム動画の両方で適用されます。

広告掲載料金

ポイント


オークション形式

広告掲載を行う際の費用は、オークション形式で形式されます。そのため、固定された料金が決まっていません

ターゲティングとしているジャンル(例:バスケットボールなど)に興味のありそうなユーザーをピックアップし、そのユーザーに対して広告を出したい人の中でオークションが自動で行われます。

そのオークションで見事入札ができれば、ユーザーに対し1回(インプレッション)広告が表示される仕組みです。何度も表示したいのであれば、何度もオークションで入札する必要があります。

ジャンルごとのオークションとなるので、興味関心のあるユーザーの少ない傾向にあるジャンルの方が、比較的安い金額で広告を出すことが可能です。

オークション入札方法

オークションの入札方法は全部で3つあります。

入札方法説明
自動入札予算内で最小金額で落札できるように自動設定される。
上限入札単価請求可能なアクションに対し1つ1つ上限金額を設定可能。
目標入札単価請求可能なアクション※ごとに金額設定可能。目標金額が平均値になるように自動調整される。

目標入札単価

  • フォロワー数
  • ウェブサイトのクリック数
  • リーチ
  • アプリのインストール数
  • アプリのリエンゲージメント数

始めてTwitter広告を出す場合、費用の平均的なデータが無い場合は「自動入札」をおすすめします。ある程度データが取れ、大体の金額が把握できたら「上限入札単価」に移行していくようにしましょう。

広告掲載の品質スコア

広告掲載の際は、オークションで他よりも予算が上回ってれば良いというわけではありません。金額のほかに「品質スコア」というものがかかってきます。

Resonance(共振・共感)ユーザーの共感を得ているか、いいねやRTはもらえているのか
Relevance(関連性)ターゲティングと広告に関連性があるか
Recency(最新であること)最新の話題を取り上げているか

オークションでの予算のほかに、上記の3つが非常に重要となってきます。

オークションで予算が上回っていても、品質スコアが悪いと広告掲載されない可能性があるので注意しましょう。

オート・クイックプロモートの費用

オートプロモート、クイックプロモートのどちらにするのかで費用が異なるようになります。

オートプロモート月額9,900円
クイックプロモート50ドル∼5000ドルの5段階

オートプロモートにした場合、月々の固定費となってしまうので注意が必要です。

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Twitter広告の利用方法

Twitter広告を利用する際は、基本的にPCから行うようにしてください。スマホだと設定できない場合があります。

まずTwitterを開き、「もっと見る」を選択し、「Twitter広告」を選択します。

「Twitter広告を設定する」を選択。

キャンペーンをどの目的で利用するのかを選択してください。

キャンペーン名や支払方法などを選択します。

広告の予算や入札する際の方法を選択します。

オーディエンス(ターゲティング層)の設定をします。

広告で掲載するツイートの内容を選択します。

最後にキャンペーンの内容を確認すれば、オークション落札前の準備は完了です。

クレジットカードの内容をすでに登録している場合は、広告を掲載する準備が完了となります。

クレジットカード情報の追加

クレジットカードカード情報を追加していない場合、先に必ず追加をしておきましょう。

画面右上のTwitter名横にあるメニューから、「クレジットカードを追加する」を選択します。

「ビジネス」を選択しておきましょう。

会社や事務所、仕事環境にある場所の住所を入力します。

地域を日本に設定している場合はどちらも「いいえ」で問題ありません。

最後にクレジットカードの情報を入力すれば完了です。

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