現在、Twitter上でスクリーンショットを撮影するとツイートを共有するというボタンが出てくると話題になっています。
今回は、Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくる時の原因と対処法を徹底解説していきます。
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Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくる
2022年10月7日頃から、Twitter上でスクリーンショットを行うと画像のように画面の右下にツイートを共有する、またはリンクをコピーというボタンが強制的に出てきてしまうと話題になっています。突然の仕様変更に戸惑うユーザーや、間違えて何かのボタンを押してしまっているのか、勝手にツイート投稿者に通知が行ってしまうのではないかと心配になるユーザーが増加しています。
また、ツイートを共有というボタンを押すと通常の共有ボタンと同様に共有先の選択画面が出てきます。さらにリンクをコピーというボタンを押すと、クリップボードにツイートURLがコピーされるので、LINEやメモ帳などに張り付けて共有したり自分のツイートにペーストして埋め込みツイートにすることができます。
ホーム画面以外でも表示される
この共有ボタンの強制表示は、ホーム画面以外でも表示されています。リストでツイートを表示している時やDM、検索などTwitterアプリを表示している限りスクリーンショットを行うと強制的に共有ボタンが表示されてしまいます。
また、Twitterアプリ内の設定を確認してみましたがこの共有ボタン表示をオフにする設定は見当たりませんでした。
Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくるときの原因
Twitterにはレシピや豆知識、公式が配布している画像など様々な情報が掲載されています。ブックマークでは遡って該当のツイートを見つけ出すのが大変だったり、画像として保存して端末内のファイルにジャンルごとで分けて保存したい場合もあります。
しかし、いちいち共有ボタンが出るので邪魔に感じるユーザーが増加しています。ここからは、Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくるときの原因について解説していきます。
一部のユーザーにのみ発生しているテスト機能
今回実装されたこの機能は、全てのユーザーに対して強制的に表示されているわけではありません。Twitter側が無作為に選定したユーザー達に対して実装しています。
また、アプリ版でのみこの現象がみられているため、Twitterが新機能を実装する前のテスト機能として一部のユーザーに対して表示されているのではという意見が増加傾向にあります。そのため、別のアカウントでログインすると出てこなかったりブラウザでTwitterを開くと出てこないなど、この機能が実装されているアカウントには個人差があります。
Twitter側には元々スクリーンショットしたことが認識されている
Twitter側では、元々ユーザーがスクリーンショットを撮っていることを認識しています。2017年10月ごろに一時的に同様の機能が実装されていたことがありました。
そのため、現在でもTwitterアプリ側ではスクショしたことを認識され続けているのではないかという意見もあり、この機能はその認識を活用した新機能としての実装を検討している可能性があります。
Twitterの利用促進が目的という意見
今回のテスト機能実装が、Twitterの利用促進を促すための対応策なのではないかという意見もあります。スクショでの投稿だとスクショを見るだけでどんな投稿があったのか確認することができます。しかし引用リツイートやURL埋め込みでの投稿であればツイート元に移動しないとツイートの全文や画像が見れないので、元ツイートをタップする必要が出てきます。
撮影したスクリーンショットを投稿するのは著作権違反になる
Twitterには所謂晒し垢や愚痴垢と呼ばれるアカウントが少なからず存在しています。引用リツイートであれば自分が該当のツイートを消すだけで済みますが、スクリーンショットを投稿して晒すタイプのアカウントもあります。
スクショ投稿による引用ツイートを削減するのが目的という意見も
著作権違反にならなくても発信者情報開示の対象にはなる事例もあります。また、その情報を利用して裁判に発展する恐れもあるのでTwitter規約に提示されているようにスクショを投稿するのではなくツイートURLとともに投稿するか、ツイートを共有から投稿する必要があります。
今回の機能実装は、このような晒し投稿を削減するための対応策として今後実装するためのテスト実装なのではないかという意見も挙がっています。今回テスト機能で実装されているツイートを共有ボタンから共有すれば短縮やURL改変しなければ相手に通知が行ってしまいますが、Twitterの規約に定められた共有方法なので著作権侵害にはあたりません。
著作権違反にならない投稿方法
著作権違反が認められた場合、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられます。スクリーンショットを投稿するのではなく、ツイートを共有したり引用リツイートを利用しましょう。
また、どうしても画像で投稿する必要がある場合はツイート主にスクショでなければいけない理由や使用用途等を説明して許諾を得ましょう。
自分のツイートが晒されていた時の対処法
自分のツイートや画像が無断で晒されているのを発見した場合、大きく分けて3つの対処法で対応することができます。
自分のツイートが晒されていた時の対処法
- 著作権侵害で通報する
- 発信者開示要求を行う
- 裁判で訴える
通報だけではあまり相手へのダメージは入りません。確実に対処するのであれば発信者開示要求が良いです。
また、裁判にする場合は弁護士に依頼するとスムーズに進みます。今はオンラインで対応してくれる弁護士もいるので費用が掛かっても構わない場合は裁判を起こすのも1つの方法です。
Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくるときの対処法
Twitterでスクリーンショットを撮影すると強制的に共有ボタンが出てくる場合、現状設定でオフにすることはできません。また、現時点ではこのテスト機能はアプリ版でのみ実装されています。そのためこのテスト機能がなくなるまではブラウザ版Twitterやサードパーティ製アプリを使用しましょう。
アップデートしない、自動アップデートを無効にしておく
Twitterアプリのアップデートを行うことで、不具合の修正や新機能の実装が行われることがあります。また、今後もテスト機能の実装がある可能性もあります。
そのため、基本的には自動アップデートを無効にしてアップデートが必要な時だけ手動でアップデートするようにしましょう。
自動アップデートを無効にしておく方法は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
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スクリーンレコードでツイートを作成した後にスクショを撮る
iPhoneであれば画面収録、Androidであればスクリーンレコードで該当のツイートを撮影し、後から再生してスクリーンショットを撮影するという方法もあります。ただ、この方法は時間がかかるので共有ボタンを表示させたくないだけであればスクリーンショットアプリを使用しましょう。
スクリーンショットアプリを試す
iPhoneでもAndroidでも、OSに標準装備されているスクリーンショット機能を使用しなければTwitterアプリにスクショ撮影が認識されないので共有ボタンが出てこない場合があります。中にはスクリーンショット撮影時に音が鳴らないものもあり、電車やバスなど周りに人がいる時でも気にせずスクリーンショットを撮影することができます。
ツイートをスクショしても相手に知られることはない
他のSNSアプリには、スクリーンショットを撮影すると相手に通知が行く場合もありますが、Twitterの場合は現時点ではスクリーンショットを撮影しても相手に通知はいきません。ただ、相手が検索やフォロワーのいいね、リツイートで偶然見てしまう可能性はあります。
特にTwitterは複数アカウントやサブアカウントを持っているユーザーが多いので、相手に偶然見られてしまう可能性は十分あります。また、今後のアップデート次第ではスクリーンショットを撮影した時に相手に通知が行くように仕様変更が行われる場合もあるので注意が必要です。
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