今回は、4月2日に発生しているTwitterアカウントロックの詳細と対処法について徹底解説していきます。
アカウントロックされた場合、電話番号認証さえすれば対処することはできますが、できれば電話番号登録したくないという人もいますよね。
なぜアカウントロックされたのか?対処法はあるかどうかなど下記で解説していきます。
コンテンツ
Twitterがアカウントロックされた!!
4月2日現在、Twitterを使っていたら「なぜかアカウントロックされてしまった」というユーザーが続出していました。
アカウントロックとは、Twitterの機能を一時的に制限するための機能で、本来なら人を不快にさせるツイートや不適切とされるツイートを発信した人がアカウントロックの対象になります。
しかし、そのようなツイートをしていなかったとしてもアカウントロックの対象になってしまって、ツイートできないというケースもありました。
これ(アカウントロック)を機会にTwitter辞めようかな…
— りん (@_Shigure_Shgu_) April 2, 2019
多くのユーザーがこの問題に直面してしまったせいで、Twitterの「トレンド」にもアカウントロックに関する単語が登録されています。
アカウントロックしてしまった人の中にはやむを得ず電話番号登録をしてアカウントロックを解除したという人もいましたが、ほとんどの人が「できれば消したい」と思っているようです。
Twitterが使いづらくなったことも、この不具合が騒がれている原因でしょう。
Twitterがアカウントロックしてしまった原因
そもそも、どうして自分のTwitterがアカウントロックしてしまったか気になりませんか?
アカウントロックされるようなことは何もしていないのに理不尽だと思うかもしれませんが、不具合というわけではなく「Twitter運営の規制」となっています。
その規制にたまたま引っかかったか、Twitterの規制が強すぎたかのどちらかでしょう。
「自動化」におけるTwitterルールに引っかかった?
Twitterがアカウントロックされた場合、Twitter運営がアカウントロックを連絡すると同時に、原因も教えてくれます。
今回なぜかわからないけれどアカウントロックされたという人は、以下のような文章が出てきました。
ご利用のアカウントは自動化に関するTwitterルールに違反していると思われます。
Twitterにおける自動化はスパム防止のための対策であり、ユーザーが複数アカウントを使っている、機械を使って操作しているであろうツイートを見つけると、アカウントをロックするわけです。
例えば、自動化されたアプリを使ってツイートをしている場合、「このアカウントはスパムで、悪徳業者が広告のためにTwitterを使っている」と思われるかもしれません。
よくある「定期機能」はTwitterそのものの機能ではなく、定期的にツイートするようなアプリを利用して定期的にツイートしている人が、よく自動化違反の対象になります。
Twitter公式がアカウントロックを意図的に行った?
twitterの方ですけども、異常事態だったみたいですね
突然のアカウントロック、それからBAN
twitterの、twitterの住民のみなさん、いかが…どうでしたか? 大丈夫でしたか?
異常事態でしたけど、垢は復旧できましたか?
まあわたしはなんともなかったんですけども
— 名探偵ジェーシッカ・ホームズ (@meitanteidesuyo) April 2, 2019
アカウントロックをするための規制があることはわかりましたが、今回のケースはTwitterによる意図的な規制なのでしょうか。
実は、Twitter公式でも自体を把握しきれていなくて、「原因は調査中」とのことでした。
Twitterが手動でアカウントロックしたわけではないので、「規制ではあるけれど不具合でもある」ことがわかります。
Twitterがアカウントロックの原因を究明してくれるかもしれません。
どのようなユーザーがアカウントロックされている?
なんかいきなりTwitterアカウントロックされてビビったんだけど…
私何か規約違反した? pic.twitter.com/uEruuQN71u— 群青真琴 (@makoto_blue) April 2, 2019
今回のアカウントロックの原因が「自動化」によるものなので、運営から自動化アプリを使っている、スパム要素があるようなツイートをしていた人が、主にアカウントロックの対象となっています。
しかし、中には使っていましたという人もいるかもしれませんが、自動化に関するルール違反をしていないという人もアカウントロックの対象になっていました。
不特定多数というわけではないようですが、Twitterの中で自動化に関するアカウントロックはそこまで細かく基準を作っていないのではないでしょうか。
単純にTwitterの勘違いである可能性が高いのですが、このような内容のツイートをしている人が規制の対象になりやすいです。
Twitterアカウントロックしやすいユーザー
- 別アプリと同期化している
- 自動でツイートするような自動ツールを使っている
- スパムの恐れがあるツイートをしている
- 過度な下ネタ、暴力的表現のツイートが多い
- 短時間に何回もいいねしている
- 短時間にたくさんの人をフォローしている
短時間にいいね、リツイートをする人は多いかもしれませんが、あまりにも数が多すぎる場合、機械で操作していると思われてしまうかもしれませんよね。
短時間にたくさんフォローする場合も同様です。
Twitterのアカウントロックの対処法
それでは、Twitterのアカウントロックをどうやって対処するか紹介します。
アカウントロックされてしまったとしても、ロックを解除する方法が何通りかありますので、その方法を試せば問題なくTwitterを利用することができるでしょう。
どのような対処法があるのでしょうか。
Twitterが推奨している方法は「電話番号登録」
Twitterアカウントがロックされた原因がTwitterの自動化、つまり機械によってTwitterを操作していると思われたためです。
機械によって操作していないと証明することができればアカウントロックされることはないのですが、証明方法は「電話番号の登録」です。
Twitterアカウントに電話番号を登録しておけば、個人の電話番号を使ってログインしているので、機械である可能性が限りなく少なくなりますよね。
Twitterが推奨している方法でもあり、一番簡単なアカウントロック解除方法です。
しかし、万が一Twitterアカウントを乗っ取られて他人に操作される環境になった場合、アカウントのユーザー情報を見れば認証していた電話番号まで筒抜けになってしまいますよね。
このようなリスクを抱えてしまう可能性が、電話番号登録にあります。
一番簡単な方法だから妥協して電話番号を登録しておこうと思う人も多いかもしれませんが、この方法は「最終手段」として使ったほうがいいでしょう。
電話番号を入力せずにTwitterのアカウントロックを解除する方法があるので、まずはそちらを試してみてください。
特に、4月2日に発生している無差別アカウントロックに関しては「巻き込まれただけ」という人もたくさんいるので、運営も対処してくれる傾向があります。
運営に問い合わせる
今回の場合は運営が直接アカウントロックを行ったわけではないので、運営にとっても予想外の出来事でした。
そのため、Twitter側の問題と考えて、アカウントロックに対応してくれるかもしれません。
実際、アカウントロックの被害を受けたユーザーがTwitterに問い合わせを行ったところ、アカウントが正常に戻ったという報告もありました。
今回の収穫は電話番号を使わずにロック解除出来る方法が知れたから良かったね。
twitter問い合わせにロックを解除してほしい旨を伝える
↓
すぐに自動返信が来るからそれにまた返信する
↓
ぽくの場合1時間でロック解除してくれました、早いこともあるし遅いこともあるそう。深夜には対応してなかった— トーラス、 (@6NNTN) April 1, 2019
まず、運営に「Twitterのロックを解除してほしい」旨を直接伝えてください。
Twitterのアカウントロックのページに「サポートに問い合わせて異議を申し立てる」という項目も用意されているので、そちらを選択してください。
問い合わせのメールアドレスにTwitterの自動返信メールが送られてくるので、そちらにも返信してください。
この方法でユーザー側がちゃんと返信することで「機械によるアカウントではない」とアピールできるので、対処してくれることが多いです。
Google reCAPTCHAチャレンジをクリアする
上記画像はTwitterがアカウントロックを知らせる際のページですが、このページから「Google reCAPTCHAチャレンジ」を行うことができます。
Google reCAPTCHAチャレンジとは、機械を使ってTwitterを使っている人には解けない問題を使って、ちゃんと手動でアカウントを運営しているか確かめるチャレンジです。
Googleの場合は「複数の画像の中から道路の標識を選択する」「複数の画像の中から車を選択する」という課題が与えられるので、指定通りに該当する画像を全て選択してください。
アカウントロックの詳細ページの下にある「始める」を選択して、課題を解きましょう。
その後、「ロボットによる操作ではないことを確認してください」という項目があるので、こちらにチェックを入れます。
「次へ」を押したときにチェック項目をクリアーしていた場合、機械でないことが認められ、アカウントロックも解除されます!
電話番号を登録してしまった場合
電話番号を登録してしまったのですが、上記の「運営への問い合わせ」と「Google reCAPTCHAチャレンジ」を試せば、電話番号を登録する必要がないことはわかりましたよね。
アカウントを乗っ取られたり、そもそもTwitter含む様々なサイトで電話番号を登録したままにしたくないという場合、損してしまったことになります。
そんな場合は、「登録した電話番号を削除」するようにしてください。
Twitterの「アカウント情報」の中にある「設定とプライバシー」を選択してください。
このページから、電話番号登録をはじめとする、自分のTwitterアカウントの設定を行うことができます。
設定画面の一番上「アカウント」を選択してください。
アカウントページで、もし自分が電話番号を登録してTwitterを使っているのだとしたら、上記の「電話」と書かれた項目に自分が登録した電話番号が表示されています。
電話をタップすれば電話番号を変えたときなどに、Twitterに登録されている電話番号も一緒に編集することができます。
このページに「削除」という項目も用意されているので、電話番号を削除してください。