TikTok LIVEにて配信を行っていると、後日TikTokから「LIVEアクセスが一時停止されました」と警告がくる場合があります。
エラーではなくTikTok側が不適切なLIVEだと判断したか、AIが不適切だとして警告を出したかのどちらかです。TikTokのLIVEアクセスが一時停止される問題の詳細と対処法を紹介していきます。
TikTokでLIVEアクセスが一時停止されるエラー発生
TikTokにて発生しているLIVEのアクセス一時停止問題について紹介していきます。
ディズニーTikTok撮影のハム集団炎上のまとめと個人情報特定の有無を徹底解説
症状と発生した場合のリスク
TikTokのLIVEアクセス一時停止が発生した場合は、上記のお知らせが来ます。違反の理由は様々ですが、おおよそ下記の通りです。
違反理由
- いじめとハラスメント
- 搾取
- 未成年者の安全
- 危険な行為
- スパムやなりすまし
- 誤解を招く情報
- 知的財産権の侵害
など
上記画像の場合だと、文脈を見ると「自分が配信した内容に他者をいじめる内容・ハラスメントをする内容が見られたから一時的にLIVEできない措置を取った」と見て取れます。
この問題に直面した場合、該当する配信からおおよそ1週間の期間TikTok LIVEにアクセスできなくなります。配信も不可能で他のライブ配信の視聴もできません。
TikTok側が自分のLIVEに問題があると判断した場合あり
TikTokのLIVEアクセス一時停止は本来はエラーではなく、公序良俗に反するLIVEを行ったユーザーへの対処の一環です。
自分の配信でLIVEアクセス一時停止を喰らった場合は、TikTok公式から見て自分の配信になんらかの不適切な表現があったと認識されているケースが多いです。
ただし、実際には健全な配信を行っていたとしても「いじめやハラスメント」「危険な行為」等でLIVEアクセスが一時停止される例も見つかっています。
上記の内容を配信していなかったとしてもライブアクセス一時停止になっている人が多いため、2022年11月現時点で上記問題が話題になっています。
AIの判定でBANやLIVEアクセス一時停止になる場合あり
TikTokでアカウントに制限がかかったりBANされた際、TikTokアプリで作動しているAIの判定に基づいて制限がかかると考えられています。
TikTok LIVEに関しても同様で、自分の配信にやましいことがなかったとしても、ちょっとした一部分が違反行為に該当する恐れがあるとしてTikTokのAIでアクセスの一時停止という制限がかけられたと見られます。
実際、表現こそ暴力的ではあるとはいえ一般人からも周知されている「荒野行動」というアプリの「進撃の巨人コラボ」の配信をしていたら公序良俗に反するとして制限を喰らった例も存在します。
他者からの多数通報の影響もあり得る
TikTok側もしくはTikTokのAIのせいでアクセス一時停止になった場合以外だと、「他者から配信を通報された場合」もあり得ます。
1人や2人程度の通報ならTikTokも「この通報した人に合わなかったんだ」と判断して見逃されるケースも多いですが、複数人から一度に通報された場合、まず間違いなくTikTokから監視対象になります。
監視された結果、自分ではそんなつもりはなくても一部分が不適切だとしてTikTok LIVEのアクセス一時停止になってしまうと考えてください。
LIVEアクセスが一時停止されやすいLIVEについて
アクセス一時停止のエラーが出た際に表記されている一時停止の原因となった問題点は下記の通りです。
原因
- いじめやハラスメントの表現
- 個人を侮辱・威嚇・嘲笑する目的のある配信
- ハラスメントの美化・肯定する配信
- 個人の嫌がらせや脅迫のための晒し行為を行う配信
- 暴力的なコンテンツ配信
- 著作権・知的財産権を侵害している
- 他者の配信をそのまま映像で流している
- 公序良俗に反する配信(成人向けの内容・生命の危険を脅かすような内容)
いじめ防止のための対策の一環だと考えられていますが、上記の表現が自分の配信の一部であった場合も、規制されてしまう場合があります。
例えば、配信が60分あったとして59分は普通に雑談していただけなのに、1分間だけ荒らしが沸いて、その荒らしへの対処でつい暴言を吐いてしまった場合です。他にも、何気ない下ネタのつもりだったのに「ハラスメント」として対処されるケースもありました。
TikTok LIVEではゲームを配信することもできますが、そのゲームが公序良俗に反するとしてアクセス一時停止措置されることもあり得ます。
TikTokでLIVEアクセスが一時停止されるエラーの対処法
TikTokのLIVEでアクセスが一時停止される問題の対処法を紹介していきます。
通報されにくいLIVEをあらかじめ心がける
TikTokでアクセス一時停止になる前段階の対処法ですが、そもそも「通報されにくい・問題が出ない配信」を心がけるのをおすすめします。
リスナーも人間である以上、配信している側のちょっとした問題で不機嫌になる恐れがあります。その際に通報されてTikTok運営やAIの目に止まってアクセス一時停止にされるケースも考えられます。
例えば、配信中に不機嫌にならない・公序良俗に反する発言やコメントは控える・荒らしに反応しない等を心がけておけば、アンチができる心配も極力減らし、少なくとも通報によるアクセス一時停止は免れます。
配信の中身はTikTok運営が判断して判断基準も明確ではないため運の要素はありますが、問題のないとされるLIVEなら特に対処はされません。
問題が多発している時期のLIVEを控える
TikTokやTwitterでアクセス一時停止の他ユーザーの反応を見て、明らかに増えていると感じたらTikTokでのLIVE活動を一時自粛するのもひとつの対処法です。
TikTokが告知したわけではありませんが、内部でいじめやハラスメントを防止する強化案が出され、現在対応のために少しでも問題がありそうな配信を見つけている最中とも考えられます。
要するに「TikTokが目を光らせている状態」です。この期間に配信をして問題があるとされた場合、アクセス一時停止だけでなくTikTokからブラックリストに入れられて監視の強化が入る恐れもあります。
問い合わせをする
どうしてもアクセス一時停止が不服である場合は、TikTokに直接問い合わせをしてアクセス一時停止を解除してもらうしかありません。
ただし、アクセス一時停止の問い合わせ・異議申し立てをした結果垢BANされてしまったユーザーもいるため、問い合わせをすることすらリスクがあります。アクセス一時停止が解ける一週間までになんとしても配信をしなければいけない場合の最終手段として活用してください。
TikTokのユーザーページの右上をタップして「設定とプライバシー」を選択します。
設定画面から「問題を報告」を選択します。
画面左上にアンケートのようなアイコンがあるのでこちらをタップしてください。
赤枠の部分に一時制限になった原因の配信の詳細や日時を記載した上で、アカウント制限の解除を求めてください。
画像も貼り付けられるのでアクセス一時制限の告知をそのままスクショするのもおすすめです。
あらかじめTikTokの避難垢を宣伝しておく
TikTokにおける避難垢とは、アカウント制限がかかって配信や動画の投稿ができなくなった場合に代わりに配信・投稿するアカウントのことです。
サブ垢のようなものですが、あらかじめ自分のリスナーに避難垢があることを教えておかないと、避難垢が周知されず配信をしたとしても見に来てもらえない場合があります。
自分のプロフィールに「サブ垢・避難垢」のようにアカウントリンクを貼り付けてフォローしてもらうのがおすすめです。
ディズニーTikTok撮影のハム集団炎上のまとめと個人情報特定の有無を徹底解説
日本でも有名かつ人気のテーマパークである「ディズニーシー」のアクアスフィア前にてダンスを踊る複数人の女性が炎上しています。 炎上動画はTikTokに投稿されていて、テレビ放送で迷惑行為を指摘されました ...
続きを見る