Twitterにて、中国の一部で流行っている自撮り画像が話題になっています。モデルの女性がかわいいのもありますが、アイデアが斬新で小顔効果もフィルターも評価が高いです。
どのような自撮り写真が話題になったのか、中国でもウケる中国っぽい自撮り加工のやり方を紹介していきます。
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中国の小顔効果を引き出した自撮りアイデアが話題になる
「DAZZ」というカメラアプリを使った中国で流行りの自撮り写真が日本でも話題になっていました。
話題ツイートではポテチの袋を被り小顔効果を引き出している
中国SNSで流行中として紹介している自撮り画像の投稿ツイートはこちらです。
投稿された画像は4枚の自撮り画像で、全て同じ女性が中国で販売されているポテトチップスの袋を被って撮影されています。撮影ポーズがそれぞれ違い、ポテチ袋を被っているのもあってユニークさが出ていました。
さらに注目されているのが、「ポテチ袋を被ってその袋に穴を空けて顔を出した状態の自撮り」なので、頭部全体が映らず小顔効果があることです。その上で表情ははっきりとわかるため、モデルの女性のかわいらしさが際立っています。
使っているカメラのフィルターとアプリに関しても紹介されていて、事前メイクはポテチの色に合わせて「くすみオレンジのリップと茶系のアイシャドウ」です。
同時紹介されている加工アプリはDazzカメラ
中国SNSでの自撮り加工を紹介しているツイートで同時に紹介されていた加工に使ったアプリは「Dazz カメラ」という写真撮影・加工アプリです。
どちらかというと写真撮影に特化したアプリで、輪郭・明るさ等の調整には不向きであるものの、様々な販売されているカメラ機種のカメラを使って撮影を行えます。チェキ・レトロ風の写真を撮影するのに向いていると評判が高いアプリです。
紹介されていたツイートでは「DazzカメラのN16フィルター」を活用しフラッシュありで撮影したとも記載があります。室内は光源を1つに絞っての撮影ですが、光源の色は明かされていません(無色の可能性が高いです)。
アプリ「Dazzカメラ」の使い方!おすすめフィルターや様々な撮影方法のやり方などを徹底解説!
中国でどのような自撮りが流行っているのか
中国のSNSで流行っている自撮り写真がきっかけで、日本でも真似をして中国風自撮りを研究している女性も多いです。
そもそも中国ではどのような自撮りが流行っているかを確認して、中国っぽい自撮りを加工する前段階の知識として取り入れてください。
小顔効果が大流行中
2022年現在の中国では、小顔効果がある自撮り画像が流行っています。中国人女性の自撮りやTikTok・YouTubeを見ると小顔加工をされていると考えられるものが非常に多いです。
上記画像は右側だけ小顔効果をマックスにして、小顔に伴い鼻や顎等一部の顔パーツも小さくしています。左側画像よりも顔が小さくてスリムな印象を出すことに成功しています。
中国でもウケがいい自撮り写真を撮影したい場合、まず小顔効果は絶対に外せないと考えてください。また、日本でも小顔効果加工は人気ですので、日本のインフルエンサーも小顔効果を使ってるであろう自撮り写真が多く見られます。
半身・全身が映る画像の方が流行りやすい
中国では、自撮りで加工した顔と同様に背景も注目される傾向があります。
顔のアップの場合映る背景部分が少なくなり注目されにくく、逆に全身・最低でも上記画像程度の半身画像の場合、背景がはっきりとわかるため人気が出やすいです。
上記画像の例だと背景である放送機器が少しぼやけて映るため加工には向いていませんが、はっきりと背景を撮影することに成功した場合、フィルターでくっきりさせることも白っぽいイメージで優しくすることも可能です。
ポテチの袋を被った中国っぽい加工のやり方を徹底解説
Twitterで上げられている中国っぽいポテチ袋を被った自撮り加工のやり方を紹介していきます。
まずはポテチ袋を用意して破く
写真に使うポテチの袋を自前で用意する必要があります。
頭部に被るために一番大きなサイズのポテチ(上記だとカルビーのうすしお170gです)を購入して、食べて袋を空にします。その後、袋に付着しているポテチの残りカスや油を水で洗い流し、タオルで拭き取ります。
次にポテチの袋を破きますが、顔のサイズとぴったり合う、もしくは少しスペースに余裕を持って穴を空ける必要があります。
自分の顔面のおでこの頂点から顎まで、右耳から左耳までをおおよそ測定し、ポテチ袋の中心部分に顔の真ん中が来るように測定した長さだけマーク付けします。
例えば、カルビービッグのポテチの場合だと袋の盾サイズが44cmです。ちょうど22cmのところから、自分のおでこから顎までの半分の長さの部分を真ん中から上と下にそれぞれ1つづつマークを付けます。横に関しても同様です。
上下左右に4つのマークが付いたらその部分が全て通るように円を描き、その部分を切り取ります。切り取りはカッターがあれば一番簡単ですが、力んだら袋全部破いてしまうので、ハサミで調整しながら切り取った方がいいです。
SNOWアプリを使って撮影・加工する
被るためのポテチの袋を用意したら、写真アプリにて、ポテチの袋を被った自撮りを撮影します。
ここではSNOWを使って加工していきますが、他に自分おすすめの写真加工アプリがある場合はそちらを使って構いません。SNOWの加工や撮影全般は下記を参考にしてください。
中国っぽい加工をしたい場合に「小顔加工」は必須です。SNOWの場合は写真加工画面にて「ビューティー」を選択して「小顔」からバーを最大まで調整すれば小顔効果のある写真の出来上がりです。
袋の部分はSNOWからは「顔」として認識されず、自分の顔だけが小さくなっています。また、ポテチの袋を被るだけで小顔効果があるため、写真によっては小顔効果を使う必要はありません。
小顔にしたことで他のパーツが不自然に感じた場合は、「スリム」「Vライン」「頬」等の顔やパーツの輪郭に関係のある項目を調整してください。パーツは基本的に小さくするだけで構いませんが、顔の輪郭は違和感がない程度に臨機応変に調整します。
次に撮影した写真を加工しますが、まずは「メイク」を選択してください。
メイクから「リップ」を選択し、「Orange」もしくは「Orange2」のどちらかのリップを選んでください。
③ではリップの色の濃さ、④では加工するリップの種類の選択肢が出てくるので、気に入った濃さ・種類に調整を行います(Twitterに上げられていたポテチの袋画像を再現する場合、種類はどれでもいいですが濃さはそこまで濃くなくて構いません)。
同じく「メイク」の項目の中から「シャドウ」を選択します。
アイシャドウのうち「Brown」を選択して、アイシャドウの強さを調整します。編集中の写真にて出来あいが確認できますが、物足りないと感じた場合はアイシャドウの調整をしたり、「アイブロウ」「アイライン」の項目から追加したいものを選択します。
Twitterのポテチの袋の写真の場合は直接メイクで加工アプリは使っていないと考えられますが、アイシャドウが薄めでまつげが非常に多いです。
ここで作成した画像は再度Dazzにてフィルターをかけるため保存しておく必要があります。
加工が終わったら「保存」を選択してフォトに加えてください。
DazzでNT16のフィルターを選び加工する
SNOW(もしくは他の加工アプリ)で自撮りの加工が終わったら、実際にDazzを使って自撮りにフィルターを付けて加工していきます。
フィルターに関してですが、ホーム画面から右下を選択すると、撮影時のカメラを選択します。写真から読み込む場合でもそのカメラで読み込んだ画像を撮影したように仕上げることができます(ホーム画面の項目の右から2番目がフラッシュなのでこの時オンにしておくのをおすすめします)。
選択するフィルターですが、Dazzの場合はNT16が1番優秀です。中国で流行中の陰影を消し立体感を少なくし、なおかつ背景まで明るい雰囲気を作るのに向いているからです。
また、NT16の下には強さを10単位で調節する項目がありますが、高すぎると画像が白くなりすぎるため、何も当たらないのをおすすめします。
フィルターを選択したら、先ほど加工した画像をDazzにアップロードします。
左側の写真アイコンをタップして、加工した写真を選択します。
写真の読み込みが終わったら自動的にNT16で撮影したかのようなフィルターがかかります。画像を保存させて加工は完了です。
ポテチ袋の中国っぽい加工のポイントと注意点
ポテチ袋の中国っぽい写真を加工する際に注意しておきたいポイントを紹介していきます。
ポテチの袋を被った自分を目立たせたいので全身写メより顔アップ写メの方が向いている
例えば、上記の画像にポテチ袋を被せたとしてもポテチ袋は目立つため、最低でも上半身が映る構図で撮影するのを心がけてください。
小顔効果を強調したい場合は顔アップ写真の方がいいですが、今回バズった中国のポテチ袋を被った女性と似たような写真が出来上がり、SNSにアップしても反響はそこまでない場合もあり得ます。
口紅やメイクの加工はポテチ袋の色に合わせた方がいい
Twitterで話題になったポテチ袋を被った中国SNSの画像では、オレンジ色の口紅に茶系のアイシャドウが自前メイクにて施されています。
この画像だと「ポテチ袋が黄色」で、オレンジ系のメイクにした理由は「黄色い袋の中に少しだけあるオレンジと同色になって袋との同化効果」を狙ったと考えるのが妥当です。
思い切って赤系やピンク系にするのがおすすめで、逆に袋の色が薄いコンソメパンチやのりしおの場合はオレンジでもメイクが映えます。
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