買い物をした時に還元があって人気のPayPayが10億円お年玉くじの開催を発表しました。
今回は、PayPayの10億円お年玉くじでマイナンバーの暗証番号がなぜ要求されるのか?について徹底解説します。
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PayPayのお年玉くじにはマイナンバーカードのマイナンバーが必要
2021年12月27日(月)から、PayPayの10億円お年玉くじ企画がスタートしました。このお年玉くじでは、PayPayが指定したミッションをこなすことでくじ引きの回数を増やすことが出来ます。
お年玉くじではPayPayボーナスが5回に1回の確率で当たるということで注目が集まっています。
しかし、お年玉くじに参加するためにはマイナンバーカードのマイナンバーでの本人確認が必須となっています。
マイナンバーの番号だけで本人確認しているわけではない
マイナンバーカードが必要ということですが、マイナンバーと一緒に必要となるのが「署名用電子証明書暗証番号」というものです。
「署名用電子証明書」というのは確定申告などのe-taxのような文書などで使用するものですが、設定した「署名用電子暗証番号」と一緒に使用することで本人確認することが出来ます。
本人確認の厳格化の理由
・PayPayは2020年12月に第三者からのアクセスで全加盟店や約260万店の情報が流出した可能性があると発表。
・加盟店の名称や、住所・代表名などが流出し、2007万6016の情報が流出した。
・個人情報の流出はないとした。
不正アクセスの原因は、「アクセス権限の設定不備」と「特殊なスキルを持つ第三者であれば社員などしか見られない情報を閲覧できる状態になっていた」ということです。
このようなことをふまえて、本人確認が厳格化されました。
なのでPayPayでの本人確認の際には、マイナンバーカードでの本人確認の際に署名用電子暗証番号の入力が必要となりました。
暗証番号5回間違えるとロックがかかってしまう
マイナンバーを使って本人確認をするための署名用電子暗証番号は、5回入力ミスしてしまうと、ロックされてしまいます。
ロックされてしまうと、それ以上先の手続きが行えなくなります。
また、この署名用電子暗証番号を設定しない場合もPayPayの本人確認の手続きに進むことが出来ないので署名用電子暗証番号の設定が必要となります。
本人確認済みでもマイナンバーカードの登録が必要
このキャンペーンが始まる2021年12月27日9:00までに本人確認が終わっている場合には本人確認が不要になります。
その場合は、運転免許証や運転経歴証明書を用いて本人確認できていれば今回のお年玉くじでの本人確認は必要ではありませんが、マイナンバーの登録は必要です。
キャンペーンの前からPayPayユーザーというかたは、本人確認が終わっている可能性があるので確認してみましょう。
マイナンバーカードでの本人確認でお年玉くじが+20回ひくことが出来ます。
PayPayのお年玉くじでマイナンバーの暗証番号を要求されるのは何のためなのか?
PayPayのお年玉くじでマイナンバーの暗証番号を要求されるのは何のためなのか?疑問に思う人は少なくありません。
マイナンバーを教えるだけでも抵抗があるのに暗証番号まで入力しないといけないのはどうしてなのか解説していきます。
本人であるかの確認のため
本人確認は免許証などでも出来ますが、どうしてマイナンバーカードが必要なのかについて説明します。
マイナンバーでの本人確認のために必要なもの
・マイナンバーカード
・署名用電子暗証番号
マイナンバーカードに書いてあるマイナンバーとマイナンバーカードを読み取る際にICチップを読み込みます。
マイナンバーカードに書いてあるマイナンバーとICチップを読み取るだけで本人確認できてしまってはマイナンバーカードを万が一紛失してしまった際に悪用される可能性がありますが、署名用電子暗証番号を入力しないといけないということで2段階にセキュリティー対策をしているということです。
なので署名用電子暗証番号を必要とする点からもマイナンバーカードでの本人確認を実施しています。
署名用電子暗証番号はいつ必要なのか
署名用電子暗証番号がいつ必要かというと、マイナンバーカードを使った本人確認の際に必要になります。
本人確認書類でマイナンバーカードを選択します。
そのあとに署名用電子暗証番号を入力が必要となります。
その次にマイナンバーカードのICチップのスキャンをすることになります。
そもそも署名用電子暗証番号とは、ICチップを読み取って署名用電子証明書を使う際に必要となるのですが、ICチップを読み取る際に署名用電子暗証番号を入力することで署名用電子暗証番号を知らないとICチップを読み取らせることが出来ないので個人情報の悪用を防げる利点があります。
万が一、マイナンバーカードのICチップから読み取らせてしまうと他の人が悪用しようとしたときにICチップの中に入っている個人情報が読み取られてしまう可能性があるからです。
署名用電子暗証番号が分からなくなったときの対処法
暗証番号が分からなくなった時の対処法
・暗証番号が分からなくなったら5回でロックされる
・ロックされたら住民票がある区役所や市役所で設定をし直す必要がある
・そもそも暗証番号を設定していない場合には新たに設定する
署名用電子暗証番号が分からなくなってしまうと本人確認の設定に進めなくなります。
また、署名用電子暗証番号の設定は任意なのでそもそも設定していない場合もあります。
定期的に署名用電子暗証番号を設定し直すこともできるのでおすすめです。
PayPayのキャンペーンに参加する際にも必要になっているので設定するようにしましょう。
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