世界的に多数のWebサイトにアクセスできない不具合が発生しています。
今回は世界的に多数のWebサイトにアクセスできない不具合の詳細や対処法を徹底解説していきます。
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世界的に多数のWebサイトにアクセスできない不具合が多発
6月8日19時頃から、世界的に多数のWebサイトにアクセスできない不具合が発生しています。
不具合の出ているサイトにアクセスすると、「Fastly error」や「503エラー」などが表示されます。
ニューヨークタイムズやBBCなど、多くのニュースサイトにアクセスできない様になっており、日本でも金融庁や環境省等の行政機関、各報道機関などの多岐に渡るサイトを開けない様になっています。
またTwitchを含めたネットワークの経路系のサービスでも不具合が見られます。
これはFastlyが提供しているCDN(コンテンツデリバリネットワーク)の障害が原因とされています。
同社は「午後6時58分ごろ、自社のサービスに不具合が生じたが、午後7時57分に回復した」と発表しています。
Fastlyサービス例
- 金融庁
- 環境省
- メルカリ
- クックパッド
- 一休
- 楽天
- アマゾン
- エアビーアンドビー
- 日経新聞ニュースサイト
- 米紙ニューヨーク・タイムズ
- 英紙フィナンシャル・タイムズ
- 英紙ガーディアン
- 米ブルームバーグ通信 など
先日発生したAWSの通信障害については、以下の記事で詳しく解説しています。
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多数のWebサイトにアクセスできない不具合の対処法
下記では多数のWebサイトにアクセスできない不具合の対処法を紹介していきます。
タイミングによってはアクセスできる場合も
Fastlyの不具合は復旧した後でも、アクセス可能なサイトとそうでないサイトがありました。
また復旧したサイトでもアクセスできる場合とそうでない場合があります。
エラーが出ていてもタイミングによってはアクセス可能な時もあるので、何度かアクセスを試してみて下さい。
アクセス方法を変える・ブックマークしたページにアクセス
不具合発生時でも、アクセス方法によってはサイトを表示できる場合があります。
アクセスする場所を変える・Wi-Fiを切るなどの方法を試してみて下さい。
またブックマークしたページを直接開いたり、検索サイトから目当てのページにアクセスしたりしてトプページを避ける事で、正常に該当ページを開ける場合もあります。
類似のサービスを確認する
6月8日の不具合は、Fastlyが提供しているCDNを利用しているサイトで発生しています。
AWSを含んだ別のサービスを使ったサイトには、正常にアクセス可能でした。
類似のサービスでも別のクラウドプラットフォームを使っている事があるので、別のサービスにアクセスして代用できないか、一度確認してみて下さい。
ブラウザの問題確認やキャッシュクリアなど
ブラウザの不具合や拡張機能、セキュリティソフトが影響して、サイトへのアクセスの障害になっている事もあります。
またサイト側が復旧しているのに、ブラウザに残ったキャッシュのせいで、アクセス障害が起きる場合もあります。
下記の記事を参考に、ブラウザに関連する対処法を試してみて下さい。
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