大阪の「梅田」駅が、「大阪梅田」駅に改名すると話題になっています。
今回は、分かり難いと言われる梅田の乗り換え方や、観光スポットへの道順などを徹底解説していきます。
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阪急・阪神「梅田」が「大阪梅田」に変更
阪急電鉄と阪神電鉄は、10月1日から「梅田」の駅名を「大阪梅田」に変更することを発表しました。
これは特に外国人観光客から、「梅田がどこにあるのか分からない」という意見出ていることを受け、「梅田は大阪の中心地にある」事をアピールする狙いがあるようです。
オリンピックで観光客が増えることを見込んでの駅名変更と思われますが、駅周辺の看板表記やネット検索で、梅田と大阪梅田で入り混じってしまう可能性も考えられます。
現在大阪に「梅田」は5つ
今回の梅田から大阪梅田への改名は、外国人観光客に向けたアピールとされています。
ただ、日本人観光客にとっても梅田駅周辺は、路線も多く地理も入り組んでおり、分かり難い地帯になっています。
特に現在大阪に「梅田」の表記を使っている駅は5つもあり、大阪府内に住んでいる人ですら乗り換えを間違える時もあります。
今回は、間違えやすい5つの「梅田」への乗り換えや、阪急「大阪梅田」から「スカイビル」行く方法などを紹介していきます。
「梅田」の表記のある駅5つ
- 阪急「大阪梅田」
- 阪神「大阪梅田」
- 四つ橋線「西梅田」
- 御堂筋線「梅田」
- 谷町線「東梅田」
JR大阪駅から、それぞれの梅田への行き方
JR大阪駅は大改修が行われて綺麗になりましたが、その分構造が入り組んでいます。今回は出来るだけ地理が把握しやすいルートを選んで紹介していきます。
下記では、JR大阪駅から5つの梅田へ行く方法を、画像付きで紹介していきます。
阪急「大阪梅田」
新幹線で新大阪駅に到着し、在来線で大阪駅に来た方は、このホームに到着します。
最初は、ここから阪急「大阪梅田」を目指します。
まずは、ホームの中程にあるエスカレーターに向かいます。
JR大阪駅は、1つのホームにエレベーターが2か所しかなく、どちらも同じ連絡橋に繋がっています。
こちらが神戸側から登るエスカレーター。
こちらが京都側から登るエスカレーターです。
連絡橋自体がそれ程幅がないので、どちら側から登ってもほぼ同じ場所に出ます。
今回は神戸側からエスカレーターに乗ります。
エスカレーターを昇っていきます。
エスカレーターを昇った先のガラス窓から、駅の様子が見られます。こちらは京都方面です。
振り返ると、連絡橋出口があります。今回は、この改札を使います。
改札を出ます。
改札を抜けた先でも、ホームの様子が見えます。こちらは神戸方面です。
改札を出た後、右に進みます。
そのまま進むと階段が見えてきます。その先に見えているのはグランフロントです。
階段を下ります。
目の前にグランフロントがそびえ立ちます。
左を向くとスカイタワーが見えます。
目的はグランフロントではないので、階段を下りた場所から右手側に進みます。
「茶屋町方面」という看板に従います。
連絡橋を渡ります。
左に見えているのはヨドバシカメラです。
そのまままっすぐ進みます。因みに左に見えているのは、ヨドバシカメラへの連絡橋です。
この黒い連絡橋を渡ると、ヨドバシカメラに入れます。
今回は、そのまままっすぐ進みます。ここはいつも混み合っているので、キャリーバックなどがある方は注意してください。
奥に見えているのは、ヘップの観覧車。ビルの上にあります。
真っすぐ進んで「梅田駅・三番街・17番街」の看板を潜ります。
そのまま、まっすぐ進みます。
突き当たりを左に曲がります。
その突き当たりを右に曲がります。
角を左に曲がり、まっすぐ進みます。
阪急電車の看板が見えてきます。
そのまま進めば、阪急「大阪梅田」に到着です。
因みに、阪急の河原町も「京都河原町」に変わってしまいます。
ただ、阪急は元々「京都河原町行き」、「大阪梅田行き」と車内アナウンスしていたので、それに合わせた形になったと言えるでしょう。
阪神「大阪梅田」
阪神「大阪梅田」に行くには、桜橋出口を使います。
桜橋出口は、最も神戸寄りにある出口です。
ホームから桜橋出口へは案内がありますので、参考にして下さい。
桜橋出口に到着したら、改札を出ます。
改札を出て目の前にある「桜橋口」の看板に向かいます。
看板の下の階段を下ります。
地下道をまっすぐ進んで行きます。
広い場所に出たら、左に曲がります。
画像の向いている方向に、そのまま進んでいきます。
阪神「大阪梅田」に到着です。
四つ橋線「西梅田」
四つ橋線の西梅田に行く場合も、阪神「大阪梅田」に行く時と途中まで同じです。
桜橋出口を出て、桜橋口の看板へ向かいます。
階段を降ります。
地下道を進んで行きます。
広い所に出たら、今度は右に曲がります。
画像の向いている方向に、そのまま進んで下さい。
そのまま進むと、四つ橋線「西梅田」に到着です。
御堂筋線「梅田」
御堂筋線の「梅田」に行くには、御堂筋口を使います。
御堂筋口は、一番京都側の出口です。
ホームの一番端にあるエスカレーターを降りますが、駅の案内を参考にして下さい。
エスカレーターを下りて真っすぐ進みます。
改札を出ます。
改札を出て右手側に進みます。
ガラス戸を潜って外に出て、画面の方向に進みます。画面の真ん中の柱を目指します。
柱に沿って左に曲がります。
階段があるので下ります。
階段を降りたら左手に進みます。
角を右に曲がると、左右に「梅田」の看板が見え始めます。
御堂筋線「梅田」に到着です。
谷町線「東梅田」
谷町線「東梅田」に行く場合も、御堂筋口を使います。
改札を出ます。
右手側に進みます。
ガラス戸を潜る所までは、御堂筋線「梅田」と同じです。今回は、正面の看板を目指します。
看板を左に曲がります。
歩道橋の階段があるので登ります。
歩道橋を昇り、右手に向かいます。
歩道橋の先には、ドラマ「半沢直樹」で、大阪西支点として使われた阪急ビルがあります。
阪急ビルを左に見ながら、歩道橋を真っすぐ進んで行きます。
この歩道橋も、ドラマで何度か写っています。
振り返るとJR大阪駅の全景が見えます。
JR大阪駅の奥には先程のヨドバシカメラ。こういう位置関係になっています。
実は大阪の街には地下街が張り巡らされていて、地下からも全部の「梅田」に行くことができます。ただ、地下はかなり複雑で地元の人間でも迷うので、出来るだけ地上を使うことをお勧めします。
再び振り返ってまっすぐ進み、阪神電車の方向に向かいます。
目の前のビルの地下に行っても、阪神「大阪梅田」に辿り着きます。
今回は、突き当たりのガラス戸を左に曲がります。
そのまま道なりにまっすぐ進みます。
更に進みます。
道の先にエスカレーターが見えてきます。
エスカレーターを下ります。
横断歩道を渡ります。
渡った先を右に曲がります。
画像の先に見える地下への入り口に向かいます。
谷町線「東梅田」の入り口が現れます。
地下への階段を下ります。
画像の方向に地下を進んで行きます。
そのまままっすぐ進んで行きます。
階段を下ります。
階段を下りると、右手側に改札があります。
谷町線「東梅田駅」に到着です。
阪急「大阪梅田」の定番待ち合わせ場所「ビックマン」
阪急「大阪梅田」には、定番の待ち合わせ場所があるので、紹介します。
阪急「大阪梅田」の改札から、真っすぐ進みます。
改札から見えている所に階段があるので、そこに向かいます。
階段を下ります。
左に進みます。画面左に見えているモニターが、「ビックマン」です。
到着しました。ここが阪急「大阪梅田」の定番の待ち合わせ場所です。
ビックマンのすぐ隣に紀伊国屋があるので、「紀伊国屋前で待ち合わせ」と言われることもありますが、場所は一緒です。
中には「阪急で待ち合わせ」と言う人もいるかもしれませんが、大体ここのことです。
観光客に大人気「スカイビル」への行き方
最後に、観光客に人気の「スカイビル」への行き方を紹介します。
ビックマン前から出発します。JR大阪駅からビックマンに回ってくると遠回りにはなりますが、途中に店も多いので、このルートがおすすめになります。
ビックマンのモニターを背にして、右手の青と白の看板を目指します。
紀伊国屋のもう1つの入り口を通り過ぎて、突き当りを右に曲がります。
暫くまっすぐ進み、地蔵横丁の看板で左に曲がります。
趣のある入り口が迎えてくれます。
突き当たりを右に曲がって、そのまま直進して地蔵横丁を抜けます。
この地蔵横丁で食事を摂るのもいいと思います。
信号を渡って、左に曲がります。
更に信号を渡って、まっすぐ進みます。
因みに右手側に外国人観光客に人気のラーメン店「一蘭」があります。
真っすぐ進んでいると、左手にヨドバシカメラが見えてきます。
ヨドバシカメラの左に見ながら、信号を渡ってまっすぐ進みます。
奥に見えているのはグランフロントです。
暫くまっすぐ進みます。右手には食事できる店が沢山あります。
暫くすると、信号が現れます。
左を見るとグランフロント。
右を見てもグランフロント。グランフロントはABCの3棟からなっています。飲食店もレジャー施設もホテルも入っているので、時間がある方にはオススメです。
実はグランフロントは分譲も行っていて、高い部屋だと3億5千万円程するようです。
信号が青になったので、渡ります。また暫く直進です。
右手側には、グランフロントの飲食店が軒を連ねます。
突き当たりに空き地とビルが見えてきます。
正面のビルがスカイビルなのですが、この角度からだとただのビルです。
左に曲がって、横断歩道を渡ります。
右に曲がって、更に横断歩道を渡ります。
正面にスカイビルを見ながら、まっすぐ進みます。
道の左右の衝立の奥は空き地になっています。梅田最後のフロンティアと言われています。
道の先に、地下道への入り口があります。
地下道を下っていきます。地下道にはスロープが設置されているので、車いすやお年寄りの方でも安心です。
大阪に関する絵が描かれた地下道を進んで行きます。
地下道を抜けると、目の前にスカイビルが現れます。
道を進んで横断歩道を渡ると、スカイビルのある「新梅田シティ」に到着します。
スカイビルは、少し奥にあります。
見えてきました。
到着です。
見上げてみると、海外からの観光客に人気があるのも分かる迫力です。
真下から。特徴的な天板には展望台が設置されています。
梅田の街が一望できるので、是非一度ご覧になって見て下さい。22時30分まで開いています。
とは言え、新梅田シティの敷地内からでは、スカイビルの特徴的な形を撮影することが出来ません。
先程の新梅田シティの入り口から出て、右手に進みます。
暫く直進します。
振り返ると、スカイビルの特徴的な形を撮影することができます。
暫く見えているので、自分のベストな距離を探して見て下さい。ある程度まで進むと、ビルに隠れて見えなくなってしまいます。
逆方向に行くと、もっと違う角度で撮れるのですが、あちら側は何にもない上に暗いので、夜は止めておいた方が良いでしょう。
こちら側は道なりに進むとJR大阪駅に帰れます。正面に見えるビルが、JR大阪なので、そのまま目指しましょう。
道の左右が衝立で囲われているので、道に迷うことは無いでしょう。目の前に見えているのはグランフロントです。
道なりに進んで行けば、JR大阪駅に到着します。
因みにこの入り口は桜橋口になります。桜橋口からもスカイビルに行けますが、途中の道に特徴がないのであまり面白くないと思います。
今回は、乗り換えを主に紹介しましたが、梅田にはお洒落なスポットや美味しいお店も沢山あるので、是非観光して見て下さい。