SMBC三井住友カードからの「ご利用確認」詐欺メールが流行!詳細や対処法を徹底解説

現在、三井住友カードから「ご利用確認」メールが届く事例が多発しています。

今回は、三井住友カードからの「ご利用確認」メールの詳細や対処法を徹底解説していきます。




三井住友カードから「ご利用確認」メールが届く

1月26日頃から、三井住友カードを名乗る先から「ご利用確認」というメールが届く事例が多発しています。

これは「カードの不正利用を検知したので一部機能を制限した。このまま放置するとカードの利用制限は解除されないので、URLから手続きをして下さい」と言った内容になっています。

不正利用をされた恐れがある上に手続きをしないと一部機能の制限が継続されるという事で、不安に思ってしまう方も多いです。

このメールは2020年の12月頃にも送られており、継続的に発生している事例になります。

基本的には詐欺・利用していない人にも届く

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三井住友カードからの「ご利用確認」の文面のメールは、基本的に詐欺と思って大丈夫です。

「ご利用確認」の文面のメールは三井住友カードを利用していない人にも届いており、ただ無差別に送っているものと見られます。

ステイホームでネットでカードを利用している人も増え、最近カードの不正利用の話題が多くなっています。

その為「自分も被害に遭ったのでは?」と焦ってしまいがちではありますが、落ち着いて対処するようにして下さい。

もし本当に不正利用が行われたとしても、カード会社と不正利用用の保険を結んでいる人が殆どなので、連絡すれば対応してくれる筈です。

アクセスすると類似サイトに飛ばされる・入力すると詐欺被害に遭う恐れ

三井住友カードのメールには、手続き・確認用としてURLが記載されています。

このURLにアクセスすると、多くの場合は三井住友カードや三井住友系のよく似たサイトに飛ばされます。

このサイトは似せて作ってありますが、偽物のフィッシングサイトなので注意して下さい。

この偽サイト内では暗証番号やワンタイムパスワードVpassのログイン情報などの入力を求められます。

ここで個人情報を入力してしまうと詐欺師側にそれらの情報が渡ってしまう事になります。

また情報入力後に本物の三井住友系カードのサイトに飛ばされ、詐欺に引っ掛かったことに気付かない場合もあるので気を付けて下さい。

フィッシングサイトに入力すると詐欺被害・犯罪に巻き込まれる恐れ

類似に作られたフィッシングサイトは様々な種類がありますが、暗証番号やワンタイムパスワードVpassのログイン情報、クレカ情報などの入力が求められることが共通しています。

この入力した情報は非常にセキュリティ上重要なもので、これを使ってクレカの不正使用や口座の不正引き出しなどがそのまま行うことができます。

中には大きな犯罪に口座が使われて、犯罪への関与を疑われる事もあります。フィッシングサイトに情報を入力した場合はすぐに対処して下さい。

詐欺メールを見分ける方法

下記では、三井住友カードからのメールを、詐欺か本物かを見分ける方法を紹介していきます。

本物だとニックネームやカード名が記載

 

上記の「ご利用確認」メールでは、「三井住友カードをご利用のお客さま」という個人を特定しない表記がされています。

しかし、本来の三井住友カードからのメールには利用者自身が登録したニックネームや利用カードの名称、VpassIDなどが記載されます。

個人を指さずに不特定多数を示す書き方をしている場合は、詐欺だと思って構わないでしょう。

カードの名称の種類

  • 三井住友カード
  • 三井住友カード(学生)
  • 三井住友カード デビュープラス
  • 三井住友カード デビュープラス(学生)
  • 三井住友カード A
  • 三井住友カード A(学生)
  • 三井住友カード アミティエ
  • 三井住友カード アミティエ(学生)
  • 三井住友カード RevoStyle
  • 三井住友カード エグゼクティブ
  • 三井住友カード プライムゴールド
  • 三井住友カード ゴールド
  • 三井住友カード プラチナプリファード
  • 三井住友カード プラチナ
  • 三井住友カード ゴールドローン
  • 三井住友VISAバーチャルカード
  • 三井住友銀聯カード(ぎんれんカード)

内容を確認

三井住友カードの「ご利用確認」は、迷惑メールに多い日本語に不自然な点は少ないです。

しかし「不正を疑われる取引の日時や取引ID」「カードの利用確認の期限」「利用者のニックネーム」など個人宛ての情報が何一つ入っていません

また「ご回答いただけない場合、カードの制限が継続される」と、半ば脅しの様に手続きを促す点も不審です。

文面の中に「緊急」「重要」などのやたらと強調する文言が入っている場合も気を付けて下さい。

最近の迷惑メールは「一見すると本物そっくりだが、良く見ると所々おかしい」者が多いので、怪しい場合は内容にも注意して下さい。

アドレス・送信元を確認

三井住友系から迷惑メールやSMSが来た場合は、アドレスや送信元を確認してみて下さい。

下記の公表されている送信元以外から送られている場合は、詐欺である可能性があります。

三井住友系が使う送信元

  • 0120-936-795
  • 06-6445-3474
  • 06-7636-9418
  • 06-7636-9440
  • 0032069000(Softbankユーザー)

SSLか確認・本物のサイトはアドレスバーが緑色に

三井住友カードのサイトはセキュリティ向上の為にSSL規格を採用しています。

SSL規格はアドレスバーに鍵マークが表示されるので、不審なサイトでないかの確認に使って見て下さい。

ただしセキュリティ性能の低いSSL規格は安く導入でき、一寝具サイトでも使っているので「SSL規格だから安心」という訳では無いので注意して下さい。

また新規格のサーバー証明書「EV SSLサーバー証明書」が、個人向けインターネットサービスより順次導入予定です。

「EV SSLサーバー証明書」はセキュリティ性能が更に高い企画で、三井住友のアドレスバーが緑色に表示されるようになります。

こちらは導入にはコストが掛かるので、詐欺サイトではなかなか使用できない為、少なくとも現時点での信頼性は高いです。

詐欺メールの文章例

三井住友カードや三井住友系では詐欺メールが多発しています。

「ご利用確認」以外にも下記の様な文面が確認されているので、チェックしておいて下さい。

「【三井住友】カード株式会社からの緊急のご連絡」

メール文面も飛ばされるフィッシングサイトも造り込まれているので注意して下さい。

「【重要】三井住友カード株式会社から緊急のご連絡」

メールの内容は三井住友カードが実際に使用している文面を流用しているので特に注意して下さい。

「【重要】お客さまの「三井住友銀行カード」が第三者に利用される恐れがあります。」

文面が短いので逆に違和感を覚えずに読み飛ばしてしまう恐れがあるので、気を付けて下さい。

パスワードが変更されたと言う内容の詐欺メールや振り込み受け付け通知を装ったウイルスメールも確認されています。

SMSでフィッシングサイトに飛ばされるURLが送られてくることもあります。

上の画像がVisaカード会員とMastercard会員の正しいVpassの画面になります。

様式が大きく変わる場合は、フィッシングサイトを疑って下さい。

詐欺メールが届いた場合の対処法

下記では、三井住友カードから「ご利用確認」の詐欺メールが届いた場合の対処法を紹介していきます。

カード情報が漏れている訳では無い

上記の「ご利用確認」のメールは所謂迷惑メールで、手当たり次第のアドレスに送られています。

「相手が三井住友カードを持っているか?」すら気にせず届いているので、このメールは三井住友カード側の情報は関係ありません。

詐欺メールが届いた男系では自身の三井住友カードに関する情報が漏れている訳では無いので、安心して下さい。カードの暗証番号や三井住友口座のパスワード変更などは必要ありません。

ただしURLにアクセスして個人情報を入力した場合は、詐欺の被害に遭う確率が高いです。早急な対処が必要になります。

絶対にリンクを踏まない・アプリや公式HPで確認する

三井住友カードの「ご利用確認」メールは基本的に、「数撃って誰か引っ掛かればいい」という詐欺メールです。

キャリアなどに迷惑メール報告をするぐらいしか対策は必要ないので、放っておいて大丈夫です。

メールに記載されているURLは踏むだけでウイルスが入る可能性もあるので、絶対に触らないようにしましょう

もしカードの不正利用が気になる場合は、メール記載のURLではなく公式アプリか、ブックマークしてある公式サイトからアクセスして内容確認をする様にして下さい。

三井住友カード Vpassアプリ
ジャンル:クレジットカード明細・支払い管理
現在の価格:無料

問い合わせを行う・カードを止めて貰う

詐欺メールに関して不安な部分がある・URLにアクセスしてしまったなどが起きた場合はすぐに三井住友カード側に問い合わせを行いましょう

三井住友カードを含めて、三井住友系では詐欺メールが多発していますし、注意喚起もされています。

三井住友カード側も詐欺メールの件は理解しているので、しっかり対応してくれます。邪険には扱われないので、気軽に相談してみて下さい。

連絡先

  • カード紛失・盗難受付デスク電話番号:0120-919-456
    受付時間:24時間・年中無休
  • カスタマーデスク:0120-937-423
    受付時間 :10時から17時 年中無休(12月30日から1月3日を除く)

三井住友系の詐欺内容・対策を確認

三井住友カードに限らず、三井住友系の詐欺メールは多数存在します。

それらは似たフィッシングサイトに飛ばされて情報入力を促される等、手口も類似しています。

以下の記事ではスパイウェアに対するセキュリティソフトの導入・メールアドレスの変更など、汎用的な三井住友系の詐欺の対処法なども紹介しています。

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