現在、「Skeb(スケブ)」が手数料無料になっていると話題です。
今回は「Skeb(スケブ)」手数料無料の詳細や「スケブの利益は大丈夫なの?」について徹底解説していきます。
コンテンツ
スケブの手数料無料が話題
本日より新ジャンル「テキスト」に対応し、小説や質問への回答が納品が可能となりました。
また振込手数料を含むSkebに関する「すべての手数料」を無料化いたしました。新ジャンル「テキスト」の対応とすべての手数料の無料化のお知らせhttps://t.co/ctGNQMo9db
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 1, 2021
イラストコミッションサービス「スケブ」の手数料が完全無料化されたと話題です。
スケブは国内外から日本のクリエイターに対して、イラストや音声データを有償でリクエストできるサービスで、登録者数は120万人を突破しました。
元々業界最安値の手数料と最短即日入金の報酬サイクルが特徴でしたが、6月1日12時より全ての手数料が無料になっています。
また同日よりテキストのリクエストの募集が開始。TXTファイルとPDFファイルに対応し、小説やレビュー、質問に対する回答を納品可能になっています。
リクエスト手数料、ブースト手数料、出金手数料が無料
手数料無料について、「一部の手数料は掛かるとかじゃないの?」と疑う方もいます。
元々スケブではリクエスト手数料、ブースト手数料、出金手数料、組戻手数料が存在します。
6月1日からのキャンペーンでは、リクエスト手数料、ブースト手数料、出金手数料が無料になり、組戻手数料だけ660円が掛かります。
ただ組戻手数料とは誤った口座に振り込んでしまった場合に、振り込み直すための手数料です。ミスが無ければ掛からない手数料ですし、そもそも銀行側に払う手数料です。
そのため普通に使うには、全ての手数料は無料になると考えて大丈夫です。元々の手数料は以下の通りですが、キャンペーンや時期によって変動します。
元々の手数料設定
- リクエスト手数料:6.8%から15%
- ブースト手数料:15%
- 出金手数料:銀行口座458円、Kyash254円
100%クリエイターの方へ還元
6月1日から諸々の手数料が無料になっているため、依頼者がクリエイターに払った金額は、100%クリエイターに還元されます。
クリエイター側は収入が上がり易くなりますし、依頼側も応援しているクリエイターを支援し易くなります。勿論新しくクリエイター登録する方にもチャンスになります。
またクリエイターが手数料を差っ引いた金額で受けてくれる可能性も有ります。通常より安く依頼できれば、依頼側の負担も軽くなるでしょう。
手数料無料期間終了未定
手数料無料について、終了期間は明記されていません。
これについて「ずっと無料?」「期間が決まってないの?」など、様々な声が挙がっています。
無料期間については以下の子会社化が関連しており、手続きが完了するまでと見られています。
スケブの利益は大丈夫なの?
スケブは広告掲載をしないと宣言しており、手数料が全て無料になると、どれだけ取引が行われてもスケブ側に利益が入りません。
そのため「スケブの利益はどうなっているの?」と、疑問に思う方も少なくありません。中には「潰れる前の閉店セールみたいなもの?」と考える方もいます。
以下では手数料無料になった理由を紹介していきます。
思った以上の利益が出ていると言う理由
法人税が大変なことになりそうなのでその分をクリエイターさんに還元することにしました
— なるがみ (@nalgami) June 1, 2021
スケブ側が説明している手数料無料の理由は、「思った以上に利益が出ているから」です。
スケブはなるがみさんが1人で運営、開発を行っているサービス。運営費は抑えられており、業績の向上がそのまま利益に繋がります。
登録者数が120万人を超える大盛況で月間2億円の取引が発生し、先日10億円で株式譲渡も行っています。
法人の株式譲渡は総合課税方式で他の損益と合算されるため、今期の法人税は急増していると見られます。
そんな法人税への対策も兼ねて、手数料無料を行っていると見られます。
株式会社スケブの決算期は周知されていませんが、期末がくるまで手数料無料が続く可能性も有ります。
先日10億円で株式譲渡を行った
Skebを運営する株式会社スケブは、10億円で株式会社実業之日本社に株式譲渡を行いました。
株式会社スケブの代表であるなるがみさんが、常々「個人運営で数億を取り扱うのは良くない」と考えていたため、今回の株式譲渡に繋がったとの事です。
株式会社実業之日本社が既に親会社になっており、開発は新体制が取られると発表されています。
ただ基本的なスケブの運営は、これまで通りなるがみさんが行います。クリエイターファーストの理念については、何ら変更はないとされています。
子会社化するまでの期間限定
2021年2月12日付けで株式会社スケブの過半数の株式が譲渡され、同日より株式会社実業之日本社の子会社となりました。
4月からは開発クリエイターの募集が始まるなど、新体制への準備が整えられています。
上記の法人税や新しい開発形態の兼ね合いで、手数料無料期間は変わっていく可能性が高いでしょう。
突然キャンペーン終了することはなく、終了告知も合わせて数カ月程度は続くとの見方が強いです。
キャンペーン後に手数料が上がる可能性もある
スケブが子会社化しましたが、「引き続き創業者が運営会社の代表取締役を務め、運営方針の決定、機能の追加、仕様の変更、手数料の変更、およびキャンペーンの開催は創業者に一任」と発表されています。
しかし会社の資金形態は変わりますし、開発にクリエイターを雇うなどの変更も行われています。
手数料に関しては「手数料の急増はなく、クリエイターファーストの方針に一切の変更はございません」とされています。
手数料急増は無くとも増加が行われる可能性はあるので、公式のアナウンスをチェックしておきましょう。
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