今回は、サイトにアクセスしたら「接続はプライベートではありません」と表示される詳細と対処法を徹底解説していきます。
プライベートではありませんと表示された場合、本来表示されるはずのWebサイトは表示されません。
サイトを見れないのと何も変わらないのですが、この問題の詳細と対処法を下記で解説していきます。
目次
「接続はプライベートではありません」と表示される詳細
何気なくサイトを開くと「接続はプライベートではありません」と表示されて、本来表示されるであろうサイトが開けないというバグが、インターネット上で発生しています。
以前からも発生する可能性があった不具合ではありますが、「404エラー」のように、サイトのアクセスエラーが発生したわけではありません。
どのような不具合なのか、まずま見ていきましょう。
画面いっぱいにエラー画面が表示される
どのようなエラーの症状かというと、まず、画面いつぱいに上記画像のようなページが表示されます。
ファイアウォール等でブロックされたページである可能性もありますが、GoogleやYahoo!などのちゃんとしたサイトでも、上記のような表示が出てきてしまうかもしれません。
一目見てエラーが起こっているか、表示できないサイトかがわかるのが特徴で、多く発生するというわけではありませんが、たまに見かける程度のエラーという位置づけです。
「接続はプライベートではありません」と表示される原因
オモコロ、なぜか「接続はプライベートではありません」とか言われるんだが pic.twitter.com/1oowPjmeOx
— T (@hukkatunoT) January 21, 2019
画面に「接続はプライベートではありません」と表示される原因は、以下の通りです。
- サイトそのものに不具合が発生している
- 開いてはいけない危ないサイトを開こうとしている
- WiFiが原因で一時的に開けなくなっている
- SSL証明書(サイトが本物であると言う証明)が読み込めない
「開いてはいけない危ないサイトを開こうとしている」場合は、今後も同様のページが表示されるかもしれません。
例えば、ウイルスが含まれている可能性があるサイトや、海外のサイトが、「危ないサイト」だとインターネットから思われやすいです。
サイトがWiFi等の通信が原因なのだとしたら、エラーが解消されたタイミングで、開こうとしたサイトは開かれるでしょう。
例えば、WiFiから遠い、WiFiに接続できていない、通信制限やエラーが発生しているのが、通信に関する主な原因となります。
サイトのエラーに関してはこちらでは解決できない場合がほとんどなので、サイトが問題を解消するのを待ったほうがいいでしょう。
また、元々このエラーはSSL証明書(サイトが本物であると言う証明)が読み込めないことで起こるエラーです。
要するに、「不具合でエラーが出たのではなく、本当にサイトが本物かどうか」がわからないから、仕様で接続はプライベートではありませんと表示されているのだと考えてください。
例えば「公式サイト」と名乗っているサイトで、検索に関しても公式のような文章があったとしても、「なりすましサイト」であるかもしれません。
エラーが出なくてもURL隣に鍵マークがない場合は注意!
これはSSL証明書に関連した情報ですが、万が一サイトが開けたとしても、URLの横に「鍵マーク」がない場合も、注意するようにしてください(上記の画像は鍵がついているので健全なサイトです)。
鍵マークがついていないサイトもSSL証明書が発行されていないサイトである可能性が高いからです。
なりすましサイトである可能性が高いので、例えば「クレジットカードの情報入力」などを行わないようにしてください。
スマホ・PC問わず発生している
「接続はプライベートではありません」表示は、PC・スマホ問わず発生する可能性があります。
従来のGoogleChromeブラウザだけではなく、SkyLeap(スカイリープ)等のブラウザアプリを利用してブラウザを開いたとしても、接続はプライベートではありませんエラーは発生します。
どのインターネットサイトを開いても発生する可能性はあるのですが、「原因」同様、ウイルス等仕込まれている恐れがあるサイトを見ようとすると、出てくることが多いです。
「接続はプライベートではありません」表示の対処法
フリーWiFiあるとこ来たけど接続はプライベートではありませんって出てきて何にも見られない…
Googleさえ見れない
なんなのー pic.twitter.com/QICfOXfDDw— りー (@sorairono95) April 22, 2018
「接続はプライベートではありません」と表示される不具合の対処法を紹介します。
確かに一見するとサイトを開くことはできませんが、ある手順を踏むことでサイトを開くことはできます。
しかし、万が一「ウイルスが仕込まれているサイト」を開こうとした場合は、警告を無視したことに値するので、注意してください。
「詳細を表示」をタップする方法(サイトを見る方法)
接続はプライベートではありませんの画面に「詳細を表示」という項目があります。
この項目をタップすることが、接続はプライベートではありませんのページから本来のページを表示するための第一歩です。
詳細を表示を選択すると、新しく上記画像のような項目が表示されます。
詳細曰く「Webサイトが間違って設定されていたり、攻撃者による不正な侵入があった場合」に発生することが多いとのことでしたが、どちらにしてもサイトを閲覧することはできませんよね。
出てきた項目の一番下にある「このWebサイトを閲覧」を選択してください。
最後に、「Webサイトに接続するか」のポップアップが表示されるので、許可してください。
許可すれば本来表示されるはずだったサイトが表示されるようになります。
スマホ・PCの通信を確認する
Webサイトが正しく表示されない原因が「WiFiや通信に関すること」だとしたら、真っ先にスマホやPCの通信環境を見直してください。
単純にWiFiが切れている・有線ケーブルが外れているのが原因である可能性もありますし、WiFiやルーターそのものにエラーが起こっているかもしれません。
通信を見直して異常がなかった場合は、一度試しにアクセスしてみて、それでもダメなら他の対処法を試してみてください。
Webサイトに不具合が起きていないかチェックする
Webサイトに不具合が起こっている場合は、通信を確認しても、画面の「詳細を表示」を選択しても問題は解決しないかもしれません。
そんな時は、Webサイトやブラウザそのもののエラーだと疑ってください。
例えば、公式サイトが開けないのだとしたら、公式サイトの運営Twitter等からチェックすることができますし、Twitterで同じ内容をツイートしている人がいれば、Twitter検索で表示されるかもしれません。
サイトが直った場合、「直った」という告知を出してくれる可能性もあります。
また、開けないサイトが企業のページや銀行等のページだった場合、直接問い合わせをするのも手です。
これらの企業・銀行に「サイトが開けない」と問い合わせをしてみて、もし「不具合が起こっている」ということだったら、しばらく待つようにしてください。
不具合が起こっていないというのなら、自分の通信や端末で不具合が起こっている可能性が高いです。
スマホ・PCを再起動してみる
Webサイトの不具合が起きた場合も、スマホ・PCの再起動は有効です。
一度再起動して端末を落ち着かせて再度起動することによって、ブラウザやアプリの不具合が消えてくれるかもしれません。
また、ブラウザそのものを一度落とすのも有効です。
開いたことのないサイトならそのままブラウザバックする
もし、開いたことのないサイトを見ようとして「接続がプライベートではありません」と表示された場合は、ブラウザバックするようにしてください。
もしかしたら本当にウイルス等が仕込まれている可能性があるからです。
他のサイトを開いてもサイトを開いた目的が達成されるのであれば、他のサイトで情報を見るようにしましょう。