2019年6月18日(火)夜、新潟で震度6の大規模な地震が起こりました。それに伴って電波が繋がりにくく、通信障害のような状況になっているようです。
今回は、地震が原因で電波が繋がりにくい場合の詳細と対処法を徹底解説します。
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新潟地震以来電波が繋がりにくい
2019年6月18日(火)夜、新潟で震度6の大規模な地震が起こりました。夜の出来事だったので寝ていた方もいるのでは無いでしょうか。今後も約1週間は地震が起こる可能性があるのでご注意ください。また、津波などの被害にもご注意ください。
地震の直後から電波が悪い状況が続いています。
- 場所を移動していないのに急に電波が1本になった
- 4G回線が3G回線になった
- 電話が繋がらない
上記のような報告が相次いで起きています。翌日になっても通信状況にあまり変わりはありません。
電波が悪くなった原因
地震が起こると電波が悪くなるという事がよく起こります。今回電波が悪くなった原因をご紹介します。
通信回線の混雑
大規模な災害発生時は安全確認の為、連絡を取る人が増え、通信が集中します。
そうなると当然回線が混雑するため、電波が悪くなったり、通信が遅くなったり、電話が繋がりにくいという現象が発生します。
携帯キャリアが制限をかけている
今回の地震で、携帯会社の大手3キャリア(au,docomo,Softbank)から、通信障害が発生しているとのお知らせはありません。
ただし、こういった災害時は携帯通信キャリアが電話回線の制限を設ける場合があります。
これは災害時に「110」や「119」にスムーズに連絡が取れるように、という配慮の元で行われているようです。災害発生地への配慮が第一優先ですので、あくまでも通信障害とは別です。
また、この場合、キャリアで購入やレンタルしたWiFiも通信が遅くなることがあります。
地震による電磁波の影響
自然の影響で通信状態が変化する事があります。例えば風が強い日や、雷の日は通信状況が悪くなるといった状況が度々起こります。
地震は最近になって解明されたことがあり、地震の起こる前後は特殊な電磁波の影響で電波が悪くなることがあるようです。
どの程度電波に影響があるのかは、地震の規模によっても変化する為鮮明ではありませんが、電波状況が悪くなることは確認されています。
新潟地震後に電波が繋がりにくい場合の対処法
新潟で起きた地震以降、電波が繋がりにくい場合の対処法をご紹介します。
SIMカードを抜く
電波が1本、もしくは圏外という状況が続くようであれば、ご利用中のデバイスからSIMカードを一度抜き、挿し直してください。
特に圏外の状況が続く場合はこの方法が有効です。
デバイスの電源を落とす
通信状況が悪い場合はまずデバイスの電源を落としてみて下さい。その後再起動する事で直る場合があります。
デバイスを再起動しても直らない場合は、上記のSIMカードを試してみて下さい。
WiFiを利用する
一部のWiFiを除き、通常通りご利用できるWiFiもあります。
大事な用や連絡などを取る際は、近くのフリーWiFiのあるお店などで通信する事をおすすめします。
WiFiを利用すると通信状態は良くなりますが、電話の状況は良くならないのでご注意ください。
災害用伝言掲示板の利用
もし、災害発生地付近に知り合いや友人がいて、電波が悪く連絡が取れない場合は「災害用伝言掲示板」を利用しましょう。
上記は「災害用伝言掲示板」と言い、災害発生地に住んでいる方が安全であることを示したり、安否確認の伝言やメールを送れるサービスです。
メッセージ関係の連絡手段や電話などの連絡手段が利用できない時にも使えるようになっています。
店舗に行く
もしどうしても電波状態が続くようであれば、実際に店舗に足を運びましょう。
恐らく他にも電波が悪く、店舗に行く方はいるはずですので、対処の仕方などを正確に教えてもらえるはずです。
ただし、混雑している可能性も高いのでご注意ください。
編集後記
新潟県で起きた震度6強の地震は驚きましたね。自然災害はいつ発生するかわからないので、今後も注意が必要です。津波などの心配もあるので、災害発生地付近に住んでいる方はしばらく避難してください。
まずは安否の連絡などが最優先ですので、少しの間、大きく通信を要する行為は避けましょう。