エポスカードから身に覚えがないメールが来る方が急増しています。
今回はエポスカードの詐欺メールの詳細や見分け方など徹底解説していきます。
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エポスカードから身に覚えないメールが来る
5月中頃からエポスカード名義から海外での不正利用を警告するメールが届く事例が急増しています。
メールには不正利用の警告と履歴確認のためのURLが見られます。
このメールはエポスカードを持っている人にもいない人にも届いています。
通常であればカードを持っていないのにメールが届いても詐欺だと無視する事ができます。
しかしクレカが海外で不正利用されているとなると大問題。
本物そっくりのサイトに繋がり乗っ取り被害が出る恐れ
エポスカードを名乗るメールには、利用履歴確認(文面によっては別の)URLが貼り付けられています。
このURLをタップすると、本物そっくりのサイトに繋がり、IDとパスワードの入力を求められます。
もしここで偽サイトにIDとパスワードを入れてしまうと、詐欺師側にそれらの情報が伝わってしまいます。手に入れたIDとパスワードを使って不正アクセスされてしまう恐れがあるので、絶対にアクセスや入力をしないで下さい。
リンクは本物と変わらないものもあるので注意
エポスカードの詐欺メールのリンクは、存在するエポスカードのリンクである「https://www.eposcard.co.jp」が記載されています。
そのためクリックすれば実際にエポスカードのサイトに行くと考えがちです。
しかしこれは「https://www.eposcard.co.jp」を文字リンクとして詐欺サイトのURLを貼り付けているだけです。
原理としては「本サイトはこちらからアクセスできます」の「こちら」を文字リンクとしてURLを貼り付けているのと一緒です。
エポスカード詐欺メールの見分け方
下記ではエポスカードの詐欺メールの見分け方を紹介していきます。
届いただけでは情報流出は無い
エポスカードを含めて詐欺メールが届くと、自分の個人情報が流出しており、それを元に送られてきたのではないかと心配する方もいます。
エポスカードの詐欺メールは基本的に適当にメールアドレスを入力して送信しているもので、誰のメアドかなどは理解して送ってないと見て良いです。
中には詐欺に引っ掛かり易いメアドリストを元に送信しているパターンもありますが、それでもメアドしか知られていないので過剰に心配する必要はありません。
ただしURLにアクセスして情報を入力してしまうと、個人情報を抜かれたり不正利用されてしまう原因となります。
詐欺メールが届いたら、慌てず落ち着いて対処するようにして下さい。即削除か迷惑メール報告をすればOKです。
本物は利用者の名前を入れる
詐欺メールは多くの人に一斉に送るため、特定に名前は入力しません。実際今回届いている祭儀メールも貴方という呼称を使っています。
実際のエポスカードのメールでは、必ず冒頭に利用者個人の名前を入れる様になっています。
これはエポスカードに問い合わせても、決まりであるとの回答が得られます。自分自身を特定できる名前が入っていないものは絶対に詐欺なので注意して確認してみて下さい。
また不正利用が疑われる時は、エポスカードからはSMSや電話で直接確認が来ることが多いので、メールの時点で警戒してもいいでしょう。
日本語がおかしい
エポスカードの詐欺メールには「貴方のエポスカードでは海外交易があると発見しました」「安全性のため、そちらと連絡を取れる前に」など日本語がおかしな部分が多々あります。
また「使用権 限」「クレジットカードの使 用は、引き続き制限」など随所に謎のスペースも入っています。
こういった表現がおかしな場合や不自然な時は基本的に詐欺と判断していいでしょう。ただ詐欺の中にも正しい日本語のものもあるので、「文章に違和感が無ければ詐欺ではない」とはならないので注意して下さい。
エポスカードに直接問い合わせる
不正利用が心配な場合は、メールのリンクではなく直接エポスカードに問い合わせをして下さい。
仮に実際に不正利用が無いのに問い合わせてしまったら、迷惑を掛けるのではないかなどは気にしなくていいです。エポスカード名義で詐欺メールが送られてきたと言うのは、十分な対合わせの理由になります。
もちろん誤ってアクセスし、情報を入力してしまった時も早急な問い合わせが必要です。
問い合わせ先
- メール:問い合わせフォーム
- 東京:03-3383-0101
- 大阪:06-6630-0101
アドレスを確認する
今回エポスカードを語って送信されているアドレスは「no-reply@cv-epos-ads.com」が確認されています。エポスカードのメアドは幾つかありますが、「info@01epos.jp」の様な系統が多いので、そう言った点も確認してみて下さい。
ただしメアドを同じやほぼ同じに偽装して送られてくることもあります。
メアドだけで判断するのではなく、幾つかの判断材料の内の1つとして利用するようにして下さい。
リンクは長押しすれば分かるが触らない方がいい
エポスカードには公式の「https://www.eposcard.co.jp」が記載されていますが、これをタップしても繋がるのは別のサイトです。
これはリンクを長押しすれば、コピーされるURLが記載と全く違う事で確認する事ができます。
ただ長押しするつもりがタップしてアクセスしてしまうと言った事故に繋がる恐れもあります。必要な理由が無い場合は安易に確認しないのが良いでしょう。
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