今回は、新しい年号はいつからか、決め方や候補について徹底解説していきます。
昨年2018年が平成最後の年になったため、今年2019年からは新しい年号がスタートします。
果たして、どのような方法で年号が決定されるのでしょうか、決め方や候補、年号適用日時などを下記で徹底解説していきます!
コンテンツ
2019年から年号が新しくなる!
2017年の後期に「2019年に天皇陛下が退位される」という発表がありましたよね。
天皇陛下のご子息、つまり「皇太子様(浩宮殿下)」が2019年に即位するということになるので、現天皇である明仁陛下は天皇ではなくなります。
そのため、新しい天皇に変わるので年号も一緒に変えなくてはいけません。
2017年の報道通り、2019年の4月30日には現天皇陛下が退位され、年号も変わることが決定しました(ただし、2017年発表の際は2019年の元旦という報道でした)。
ちなみに、現在は平成31年ですので、平成は31年間持ったことになります。
年号が変わるからといって日本の在り方や法律が大きく変わるわけではないのですが、新たな気持ちを持って日本を支えていこうという気持ちにはなりますよね!
平成31年の年号について
では、新しい年号の情報について確認していきましょう!
平成の世は終わりを迎えますが、次はどのような年号になるのでしょうか。
年号は2019年のいつ変わる?
いいえ、まだ年号は変わっていません。
確かに2017年度の報道では2019年になったら天皇陛下が退位してそのまま年号も変わるという発表もありましたが、今年、天皇陛下が正式に退位するのは「4月30日」ということが決定しましたよね。
つまり、まだ現在の天皇は現役ですので、1月3日現在ではまだ年号は平成のままです。
年号が変わるのは「新しい天皇になったとき」ですので、現天皇陛下が退位される「翌日付」で変更されることになります。
つまり「2019年5月1日」から、新しい年号に変わります。
新しい年号の発表はいつ?
年号自体は5月1日に変更されますが、今年からは年号をあらかじめ国民に伝えるようになっているそうです。
その根拠は政府の発表で、政府は「2019年の4月1日に閣議で年号を決定し、その日のうちに年号を国民に発表する」という意向を見せている事が理由です。
つまり、4月1日が年号発表日の予定で、万が一その日に決まらなかったとしても近日中には発表してくれると思いますので、4月1日本命、4月最上旬になるかも?と思っておいてください。
確かに、昭和時代や大正時代の幕閉じは天皇陛下の退位が決まってから次の年号が発表されていました。
しかし、今年は急に年号が変更したことで国民が年号を迷ったりどんな年号が思い出せなくなるような事態がないように、年号を早めに発表することになったのでしょう。
その通り、国民の生活にも大きく影響を与える年号の変化ですので、この政策は理にかなっていると言えるでしょう。
新しい年号はズバリどんなもの?
新しい年号は5月1日の発表されますが、果たしてどのような年号になるのでしょうか。
今回は、新しい年号の条件と政府が現在公表している年号名称の情報、ユーザーの予想をまとめてみます。
新しい年号の条件は?
まずは、新しい年号の条件について見ていきましょう。
実は、新しい年号を決定する際にはいくつかの条件があります。
その条件とは「元号法」という年号を決定するための法律によって定められていて、以下が、年号を決定する条件となります。
- 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
- 漢字2字であること
- 書きやすいこと。
- 読みやすいこと。
- これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと
- 俗用されているものでないこと(人名・地名・商品名・企業名等は不可)
国民の理想にふさわしい年号でないといけないので、あまり国民の関心がないような単語や、マイナスのイメージがある「悪」「闇」といった漢字は使われないでしょう。
ちなみに、平成は「平和が達成される」という意味があったため、国民の理想にふさわしかった年号ですよね!
漢字二文字であることも求められますので、例えば「真人間」といったような年号は使われません。
書きやすい、読みやすい、ということなので、字数が多い「麒」「麟」といった漢字も使われず、もっと単純な読みに使われる漢字が利用されることもわかりますよね。
以前に使われた年号ももう使われないので、例えば「明治」などの年号も使われることはありません。
人名、固有名詞に関しても年号に利用できないので、例えば「砂糖」「佐藤」といった漢字も年号にはできないでしょう。
また、書類では平成は「H.20年」、昭和は「S.60年」などと略されることがありますよね。
そのため、書類上でHやSを混ぜると生年月日に関して面倒な事態が訪れる可能性がありますので、頭文字が「H」や「S」で始まる年号は使われないのではないかとも言われています。
こちらは正式な法律ではありませんが、円滑に社会を推し進めるなら必要な事項なので、HやSで始まる単語で年号を作らないのは暗黙の了解となっている可能性は高いです。
現在政府が発表している年号名称の情報は?
現在政府が公表している年号名称の情報ですが、情報は一切ありません。
まだ年号決定の閣議すら開かれていないので当然ですよね。
そのため、年号に関しては本当に4月1日にならないと、確かな情報は入って来ないのではないでしょうか。
新年号はなに?年号の予想について
新しい年号になるにつれ、ユーザーの間でも多くの予想が立てられています。
ただし、今回紹介する年号予想は、あくまでも「予想」ですので、本当にその年号になるかどうかはわかりません。
むしろ、数ある漢字の中からピンポイントで選ぶことは本当に難しいので「当たらないだろうけどこういう感じの年号になるのかな?」程度に留めておいてください。
少なくとも国民が予想している年号ですので、条件のひとつである「国民の理想」には当てはまるのではないでしょうか。
年号予想① 「安久」
なんとなくそれっぽい年号のように感じられる「安久」がインターネット上で多く予想されていました。
この「安久(あんきゅう)」が多く予想されたのは、以前Twitter上で年号に関するデマが広がったからです。
とはいえ、この安久という単語は上記で紹介した年号の条件に全て当てはまっていることから、大本命と予想されているようです。
予想年号② 「平和」
インターネットで一番予想されている年号は「平和」でした。
ただ、平成の由来が「平和を達成」と、平和の文字が使われているので、個人的には平和になる可能性は低いのでは?とも思っています。
国民の関心においては間違いなくトップクラスの単語でしょう。
年号予想③ 「仁愛」
仁愛の「仁」は「人」という意味も持っています。
つまり、人を愛するようという意味を持っている予想年号になります。
確かに世界中で争いが多く起こっているので、世界中の人を愛する平和な世界ができればいいなと思うのは、全国民の総意ともいえるでしょう。
年号予想④ 「和進」
「和」とは昔の日本国のことですよね。
和を進ませると書いて「和進」と読むので、日本国の大いなる進歩・育成を掲げた単語ともいえるでしょう。
日本の発展は国民なら誰もが望んでいることなので、この予想も的を得たものになるのではないでしょうか。
年号予想⑤ 「大成」
大成(たいせい)も、ユーザーの間で予想されていた年号のひとつです。
大きく成りあがるという意味ですが、日本も先進国として名を高めて、世界でも有数の平和大国としても有名ですよね。
そんな日本にふさわしい年号なのではないでしょうか。
新しい年号はいつから?決め方や候補についてまとめ
今回は、新しい年号の決定日や年号名称予想などを徹底解説していきました。
2019年5月1日からは新しい年号になるので、これ以降に「平成」と間違えない様に注意してくださいね。
新しい気持ちに切り替えることで、新しい日本を満喫することができるかもしれませんよ!