新型コロナウイルス流行に伴う影響により、全国の各店舗でマスクや「手ピカジェル」などといったアルコール消毒商品の品切れが相次いでいます。
マスクなどの予防商品を販売している方に直接話を伺うことができましたので、予防商品を買うならどこが買いやすいのか。購入時の注意などを解説します。
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コロナウイルス流行に伴う予防商品が売り切れ
新型コロナウイルス流行により、マスクや消毒アルコールなどの予防商品の在庫が非常に少ないと言われており、オークションやオンラインショップでは価格が高騰し、気軽に入手できないといった問題が発生しています。
当サイトでも首都圏内近隣のドラッグストアやコンビニを調査しましたが、軒並み売り切れでした。
今後、日本国内でも新型コロナウイルスの流行が懸念されていますが、なぜここまで入手が難しくなってしまったのかをご説明します。
需要と買い占めが重なったため
予防商品が入手しづらくなってしまった要因は、
要因
- 予防商品を購入し、備えておきたい消費者が急激に増加した。
- 転売目的や外国人による買い占めが発生した。
- 花粉症が流行する時期と重なった。
店舗によって異なりますが、「個数制限」を設けている店舗と設けていない店舗があり、特に後者の場合は入荷しても即売り切れてしまう事態が続いています。
しかし、個数制限を設けているのにも関わらず、すぐに売り切れてしまうのは、
ドラッグストア従事者は
毎日発注を掛けているが、品不足による入荷ができない。入荷できたとしても、発注数に対して少ない数で入荷する形になってしまう。
店舗側としても、多くの人の手に渡れるようにはしたいそうですが、現状では叶わないようです。
また、マスクや消毒アルコールなどの増産などを進めていますが、未だ追い付いていないのが現状です。
なお、コロナウイルスのワクチンは現在開発中で、早くて7月からだと言われています。
以上が入手しづらい理由になっています。
転売商品には手を出さない
フリマアプリ、インターネットオークションサービスでは、予防商品の高額転売が深刻になっています。
価格が高額であるのにも関わらず、購入されているようです。
しかし、可能な限り常軌を逸した価格設定の転売商品には手を出さない方が良いでしょう。
理由
- 予防商品製造会社は増産体制に移行する。
- 一部の店舗では、安定して入荷できている店舗がある。
- 転売を増長させてしまう。
転売商品が売れてしまうと転売の増長に繋がります。
欲しい人の手に渡りにくくなってしまうため、正規価格以外の購入は避けた方が良いでしょう。
ドラッグストアでは、個数制限を設けて販売をしている店舗が多く見られました。
1日の販売数を制限することで、長期的にわたって安定した販売ができるように工夫している店舗もあるため、品切れが続いている場合でも開店時には店頭に並んでいることもあります。
時間の都合が良ければ、近隣店舗の開店時間に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
入手しやすい店舗は?
予防商品を比較的に収取しやすい店舗をまとめました。
参考にご覧ください。
コンビニ
コンビニでは、7枚入りのマスクを300~400円ほどで販売しています。
また、コンビニの数が非常に多いため、お住まいの地域で数店舗ある場合は見つかりやすいかもしれません。
狙い目は商品入荷が行われる「深夜帯」と言われていますが、コンビニの運営会社や地域によって異なります。
詳しくは、お近くの店舗などにお問い合わせください。
ドラッグストア
ボックス入りのマスクや消毒アルコールを入手するのであれば、「ドラッグストア」が良いでしょう。
また、コンビニのように地域に複数店舗ある場合が多いため、売り切れている場合でも自転車等でハシゴしやすいのがオススメポイントです。
予防商品には「個数制限」を設けられているようになりつつあるため、「無事に入手できた」という声も出始めています。
現時点で最も安定して入手できるのではないでしょうか。
家電量販店
大型家電量販店では、家電以外にも日用品を取り扱っている場合が多いため、マスクなどの予防商品を取り扱っている可能性があります。
しかし、「個数制限」を設けていない場合が多い上にコンビニやスーパー、ドラッグストア等に比べて日用品の入荷が遅くなってしまうこともあるため、来店したタイミングによっては「売り切れ」になっているかもしれません。
お近くに店舗があれば、チェックしてみてはいかがでしょうか。
通信販売サイト
通信販売を行っているサイトも狙い目ですが、こちらではすぐに売り切れてしまったり、在庫があったとしても正規価格より高価で販売されていることが多いため、こまめにサイトのチェックを行う必要があります。
オークションサイト
フリマアプリやオークションサイトでも入手することはできますが、こちらは価格が高くなってしまうケースが多いため、あまりオススメはできません。
どうしても入手する必要がある場合には、チェックしてみてはいかがでしょうか。
狙い目は「ドラッグストア」の荷物入荷日
現時点で予防商品が正規価格で入手しやすい店舗として、「ドラッグストア」がオススメです。
ドラッグストア従事者によると
- マスクなどの商品がいつ入荷するかは、店舗側でも把握できていない。
- 週2~3回に行われる「荷物入荷日」に入りやすい傾向がある。
- 「荷物入荷日」がいつのなのかを従業員に聞くと、応えてくれる可能性がある。
「荷物入荷日」に、マスクなどの商品が入荷しているかがようやく判明するそうです。
入荷ができた場合は店頭で販売を行うため、「できるだけ開店時間に合わせて来店すると、簡単に入手できる可能性が高い。」と話しています。
なお、会社や店舗によって方針が異なるため、上記の通りにならない場合もあるそうです。
直接近隣のドラッグストアに電話で問い合わせを行うか、来店時に確認をしてみてはいかがでしょうか。