持続化給付金の申請が開始されましたが、申込サイトでエラーが頻発している様です。
今回は、持続化給付金の詳細や申請エラーの対処法など、徹底解説していきます。
持続化給付金の申請が開始
5月1日から持続化給付金の申請が開始されました。
持続化給付金は、コロナで影響を受け、売り上げが下がった中小企業や個人事業主を支援するための政策です。
中小企業だと最大で200万円、個人事業主だと最大で100万円が給付されます。
対象となる方
- 中小企業・フリーランスを含む個人事業主など
- 前年度の指定した月に比べ、今年度の同月の売り上げが50%以下になっている方
より詳しい対象者要件は、コチラで確認できます。
持続化給付金でエラーが多発する詳細
持続化給付金はHPにアクセスしてメールアドレスを登録、送られてくるURLからログインして、必要な申請を行います。
しかし、ログインしようとしてもエラーが発生してしまい、手続きが出来ない方が続出している様です。
手続き中の様々な場面でエラーが発生して、手続きが進まない方が多数いるようです。
このエラーは特に、「設立年月日」「代表者生年月日」の入力欄で出易いようです。
また、半角で打ち込まないといけない欄に、半角で打ち込むと弾かれてしまう不具合も確認されています。
登録したメールアドレスに、ログイン用URLやパスワード変更メールが届かない方や修正が出来ない方、うまくPDFが上げられないなど、多数の不具合が出ています。
この不具合の主な原因はアクセス集中と見られています。
しかし、システムの欠陥などを含めて以下の様な原因も考えられています。
考えられる不具合の原因
- システムの仕様
- ブラウザとの相性が悪い
- デバイス側の不具合
- パスワード等を間違えている
- 通信環境が悪い
エラーで不正と判断されてのペナルティに注意
持続化給付金を不正に受給するとペナルティが発生します。
エラーが出ているのに無理して登録していくと、正しいデータが登録されなかったり、何重にも申請が行われてしまう可能性があります。
不正を疑われる可能性があり、実際にペナルティを受けなくても、余計な時間が掛かることも考えられるので気を付けて下さい。
ペナルティの内容
- (給付金の全額+不正受給の翌日から返還の日までの年利3%の延滞金)×1.2の返還
- 申請者の法人名等を公表
- 不正の内容が悪質の場合は刑事告発
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持続化給付金でエラーが発生する場合の対処法
下記では、持続化給付金でエラーが発生する場合の対処法を紹介していきます。
また、軽い症状であれば、以下の対処法で有効な場合もあります。
対処法
- デバイスの再起動
- キャッシュクリア
- 通信環境を確認
- 登録IDを毎回変えてみる・IDとパスワードを全く違うものにする
- 登録IDを2文字など短くする
- Wi-Fi環境でログインを試す
- 添付書類のPDFを小分けにする
- エラー画面のまま放置する
エラー画面を放置していたら、いつの間にか先に進めるようになっていたという方もいるようです。
スケジュールを確認
上記の通り、エラーが出る中で無理に申請を行うと、不正登録を疑われる等、余計に時間が掛かる可能性があります。
持続化給付金の申請には期間的な余裕がある為、可能であればエラーが落ち着いてから申請した方が良いかと思われます。
考えられる不具合の原因
- 申請期間:令和2年5月1日から令和3年1月15日24時まで
- 給付:申請後に通常2週間程度
パスワードを再取得・大文字、小文字、数字を入れる
エラーが発生してログインできない場合は、パスワードを再取得してみて下さい。
「パスワードを簡単のものにしたらエラーが起きなかった」「大文字を入れたら通った」という情報もあります。
特に、話題になっているのは、パスワード設定の注意書きにある「1個以上の文字」を入れてくれという部分です。
これが「『1個以上の大文字』の間違いではないか?」と言われています。他にも1個以上の数値が「1個以上の数字の間違いじゃないか?」と指摘する方もいるようです。
パスワードの仕様が不明瞭なため、一度大文字、小文字、数字、記号の全てを組み替えて作り直してみて下さい。
ログイン画面下の「パスワードを忘れた方」にアクセスします。
ログインIDを入力して「次へ」を押すことで、登録メアドにメールが届き、パスワードを変更することが出来ます。
仮登録後のログインURLから何度もパスワードを打ち込んでみる
発生率の高いログインエラー
- メールで送られてくる仮登録後のログインURLに飛ぶ
- IDとパスワードを入力して登録
- IDとパスワードを登録する画面に飛んでしまう
上記のようなエラーが出た場合は、戻る操作などでは使わず、仮登録のURLからやり直してください。
何度か試している内に、正常にログインできる場合があります。
ただし、ログインするために3時間半パスワードを打ち込み続けた方もいるようです。
エラーの場合も仮登録後のログインURLからやり直す
メールアドレス登録後にログイン用のURLが発行され、手続きを行っていきます。
この手続き中にエラーが起きた時に、戻るや何度も更新を行っていると正しくデータが登録されないことがあるようです。
手続き中にエラーが発生した場合も、上記と同じく送られてきたURLからアクセスし直して、再登録を行うことをオススメします。
登録エラー画面で更新(F5)してみる
登録画面でエラーが出た場合は、一度更新(F5)してみて下さい。更新してログイン画面に切り替わった場合は、そのままログインして手続きを進める事ができます。
更新してもエラーのままの場合やログインエラーが出た時は、上記と同じように仮登録後のログインURLから登録し直してください。
ログイン画面でエラーを繰り返していると、正しくデータが登録されず、後々不具合がの原因になる可能性があるようです。
送られてきたURLをコピペして開く
メールアドレス登録後にログイン用のURLが送られ、これにアクセスして手続きをしていきます。
しかし、このURLを開けなかったり、クリックして開くと不具合が起き易いなどの報告もあるようです。
開けない・エラーが頻発する場合は、URLをコピーしてブラウザに貼り付けて開くようにして見て下さい。
ブラウザの変更や併用・スマホを使う
使用しているブラウザとサイトの相性がエラーの原因になっていることもあります。エラーが頻発する場合は、ブラウザを変更してみて下さい。
特に、MacでChromeを利用した時に不具合率が高いそうです。
中には、複数のブラウザを立ち上げ、エラーが出ていない方のフォームに順次入力していくことをオススメする方もいるようです。
PCよりもスマホで手続きした方がエラーが起き難いという報告もあります。
推奨環境については、コチラで参照することができます。
口座名義エラーは全角入力・住所を短くする
口座名義は半角で打ち込ま無いといけませんが、半角を使うとエラーが発生してしまう症状が確認されています。
その場合は、一度全角で打ち込むと自動で半角に変換されるそうです。
また、30文字も入力していないのに、「30文字以下で入力してください」というエラーが表示されることがあります。
このエラーは、住所入力欄を短くすることで改善できる場合があるようです。
問い合わせを行う
申請を急ぐ方は、問い合わせを行って見て下さい。
ただし、問い合わせが込み合って、繋がらない場合も多いようです。
問い合わせ先
- 電話番号:0120ー115ー570
- IP電話等:03-6831-0613
- LINE
電話での問い合わせ可能時間帯
- 5月・6月:全日8時30分から19時
- 7月:日曜日~金曜日8時30分から19時(土祝日を除く)
- 8月以降:日曜日~金曜日8時30分~17時(土祝日を除く)
仮登録メールが来ない場合の対処法
仮登録したのにログインURLが記載されたメールが届かない場合は、以下の方法を試してみて下さい。
何度も仮登録して、やっとメールが届いたという人も多いようです。
ただ、あまりに何度も仮登録するのは、問題がある可能性もあるので、出来れば避けた方が良いかも知れません。
仮登録メールが来ない場合の対処法
- 迷惑メールフォルダを確認
- 別のアドレスを登録しなかったか確認
- 間違ったアドレスを登録しなかったか確認
- キャッシュや履歴の削除
- 通信環境の確認
- Wi-Fi状況下で送る
- 何度も仮登録してみる
詐欺に注意
持続化給付金に便乗した詐欺が発生しているようです。
「追加の書類が必要になった」「給付が拡大してあなたも対象になった」等の文言で、個人情報を騙し盗るフィッシング詐欺や電話には注意して下さい。
コチラのHP以外で手続きが出来ることは無いと思われますので、他の手段で情報入力を求められたら詐欺の疑いが強いです。