メルカリでの「利用制限」の詳細や原因・対処法を徹底解説

フリマアプリとして多くの方が利用している「メルカリ」。

多くのユーザーが気持ちよく使うことができるよう、規制やルールーが厳しく設定されており、メルカリで決められた禁止行為を行った場合には、ペナルティとして利用を制限されることもあります。

しかし、利用制限がかかるかどうかの判断基準やペナルティのレベルの判断基準は公表されていないようで、なぜ自分が利用規制を受けることになってしまったのか納得できないユーザーもいるようです。

また、2018年8月にはこれまでになく大規模な利用制限が行われ、困惑されたり、被害を受けた方も多かったようです。

今後もメルカリを安心して利用していきたい方のために、どんなことをした場合に利用者制限がかるのか?利用制限がかかるとどうなるのか?利用制限は解除できるのか?実際にメルカリで利用制限を受けたという方のリアルな口コミをもとに調べてみました。


メルカリとは?どんな仕組みなのか簡単におさらい

メルカリは、国内最大級のフリマアプリです。商品を出品し、購入希望者が現れて交渉に成功すると売買が確定し、売上金(販売利益)が獲得できるという仕組みです。

上記からダウンロード出来ます。

売上金は振込申請をすることで銀行に振り込まれますし、メルカリ内で使えるポイントを購入することも可能です。

メルカリの利用制限とは?

メルカリでは、メルカリの定める禁止行為に抵触した場合、出品した物が一時的に扱えなくなったり、削除されたりすることがあります。それが利用制限です。

さらには一定時間、メルカリの機能を利用できなくなる利用制限をかけられ、最悪の場合、強制退会されたり、売上金も没収されてしまうこともあるようです。

かつては、禁止行為に違反するとメルカリの事務所から警告が届き、その際に改善しないと利用制限がされてしまうという流れでしたが、現在は警告なしにいきなり利用制限をされてしまうこともあるようです。

利用制限の状態になると、メルカリの事務局から個別メッセージが届きます。そこには、制限期間と制限に至った理由が説明されています。

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メルカリの利用制限の期間には段階がある

上記からダウンロード出来ます。

メルカリで利用制限を受けた場合、その期間には段階があります。
実際に利用制限を受けた方の口コミによれば、3時間、12時間、24時間、48時間、72時間、168時間(1週間)の期間、利用制限を受けることとなります。最終的には永久的に利用停止になった方もいるようです。

利用制限が度重なるたびに、制限期間も伸びるため、基本は3時間→12時間→48時間……と、段階を踏んで長くなっていきます。

利用制限の程度はメルカリの運営側の判断で決まり、だれがチェックするかによっても変わることがあるそうでいきなり24時間の利用制限を受けたり、禁止行為の程度によっては一発で強制退会されることもあるようです。

どんなことを制限されるの?

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利用制限中も、取引中の相手とは連絡を取ったり、取引をつづけることはできます。
既に出品してある自分の商品を編集したり削除したり、コメントをすることはできますが、新しい取引をすることはできません。

そのため、以下のことができなくなります。

  • 出品物へのいいねやコメントが出来ない。
  • 商品の新規の出品が出来ない
  • 商品を新しく購入することができない
  • 出品物に購入希望者が現れても販売することができない

すでに出品した物が一時的に凍結したり、削除されたりすることもあります。

利用制限中の新規購入希望者への対応

利用制限がかかっている間に、出品している商品に購入希望者が現れ場合、購入希望者の方も、利用制限中のアカウントから出品している商品へコメントしたり購入したりすることはできません。
せっかく購入を希望してくれるユーザーが現れたのに、対応ができないのは悲しいですよね。

アプニャン
一時的な対策ではありますが、プロフィールに、「◯◯時まで利用制限中でご対応できません」と書いておくことで、購入希望者の方が、制限解除後にまたアカウントを訪れてくれる可能性があります。

メルカリの禁止行為とは?

メルカリの規約を違反することで利用制限がかかります。
そこで、メルカリが公表している禁止事項の一部をご紹介します。

  • メルカリのシステムを通さず金銭のやり取りをする
  • 架空取引をおこなう
  • 外部サイトへの誘導
  • 他のユーザーへの誹謗中傷行為
  • 手元にない商品の売買
  • 宣伝とみられる商品の販売

禁止行為はこれ以外にもまだまだあって、ここでは紹介しきれないほど多いので、詳しくはメルカリの公式が出している規約をご覧ください→(メルカリガイド)

アプニャン
しかし、これだけでは、具体的にどんなことをした時に禁止事項に引っかかるのか分かりにくいとは思いませんか?

さらに、ルールも頻繁に更新されているようで、混乱されている利用者の方も多いようです。

実際にどんな時に利用制限になるの!?

上記からダウンロード出来ます。

具体的にどんなことをしたら、利用制限がかかるのかを調べてみました。

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悪質な業者だと判断された場合

メルカリでは、商品の出品数や削除回数、出品頻度などをシステムで管理し、規制の基準に該当するアカウントをシステムが自動でピックアップしているようです。

これは、大量の商品の出品や削除を繰り返す業者を排除するために行われています。
なので、

  • 1日に20〜25個以上の出品している
  • 同じ商品沢山出品している

このような行為を行った場合、業者と判断されてしまい、規制制限の対象となるようです。

違反品の出品をした場合

上記からダウンロード出来ます。

メルカリで違反品に認定されているものを出品してしまった際、出品は取り消され、規制制限の対象となってしまいます。

犯罪や違法行為に使用されるまたはそのおそれのあるものや、安全でない可能性のあるものはもちろんですが、代金の引き換えなどでトラブルの多いチケット類や、金券、または金銭と同等のプリペイドカードなど、メルカリで違反品に設定されているものは多いです。

大丈夫だろうと思っていても、知らないうちに違反品を扱ってしまう可能性は誰にでもあります。

今まで出品したことがないものを出品する場合は、かならず違反品でないか確認することをおすすめします。

違反品でないかどうかの確認は、こちらのページから確認できます!

偽のブランド品・偽と思われるブランド品を出品した場合

偽のブランド品を扱う行為は、もちろん禁止とされています。

商品説明に「偽物です」と表記しても扱うことはできません。

ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が課される可能性があります。

byメルカリガイド

しかし、注意したいのは、正規のブランド品を出品しているにも関わらず、出品取り消し、利用規制の対象となる場合があるということです。

ブランド品を出品する場合は、購入時のレシートやシリアルナンバーを写真に撮って掲載し、入手経路の説明を書いて正規品であることを証明する必要があります。
正規のブランド品を出品する際であっても、それを証明することができるように、説明には抜けがないように注意しましょう。

商品説明に検索ワードを羅列している場合

上記からダウンロード出来ます。

メルカリ以外のフリマアプリでも、出品物には直接関係ないブランド名などを商品説明の欄に多数羅列している出品物を見かけたことがある方は多いのではないでしょうか?

この場合、検索機能を使用しても、全く関係のない商品が検索結果として表示されてしまい、本当に欲しいものがあるユーザーが商品を見つけることができなくなってしまいます。
結果としてメルカリというアプリ自体が使いづらくなってしまうため、禁止事項となっています。

そういった出品をしている方は、多くの商品で同じような商品説明をしていることが多いため、利用制限に引っかかりやすいようです。

利用制限を解除する方法について

利用制限を解除する方法はあるの?

利用制限をされてしまった場合、基本的には、宣告された期間が過ぎるのを待つしかありません。

利用制限の期間や、なぜ利用制限されたのか納得できない方は事務所に連絡してみてもいいかもしれません。

事務所からは事務的な回答しか返ってこないという場合も多いようですが、メルカリ側の認識の違いが理由で利用制限が行われていた場合は、すぐに解除されたケースもあります。

利用制限解除後のメルカリの使い方について

上記からダウンロード出来ます。

常識的にメルカリを利用しているつもりでいたのに、利用制限がかかってしまったという方は、利用制限の期間も短くて済むことが多いです。

利用規約を読んでいたつもりでも知らなかった禁止行為があったことを実感できたと思うので、今後は今まで以上に規約に気をつけてメルカリを利用すれば大丈夫です。

しかし、規約違反を繰り返しているアカウントは悪質なアカウントとみなされ、再度利用制限がかかったり、最悪の場合強制退会されることもあります。
ユーザー自身に悪意はなくとも、一度利用制限がかかった際の行為を繰り返してしまうと悪質とみなされるので、メルカリの利用を続けたい場合は、使い方を見直してみてください。

アプニャン
規約違反が解除されたユーザーは一定期間監視が強まる傾向にあるという声もあります。

削除された商品を再度出品したり、他のユーザーがやっていることだからと、安易に規約を破らないようにしましょう。

無制限で利用制限を受けてしまった場合の対処法について

無期限で利用制限されてしまったかどうかはどうやってわかる?

利用制限がかかった場合、一般的には事務所からお知らせメールが届き、そこに制限期間と制限が書かれています。

しかし、お知らせメールに利用制限の期限が記載されていない場合があります。
それは無期限で利用制限がかかってしまった場合です。

無期限で利用制限がかかるとどうなるの?

上記からダウンロード出来ます。

禁止事項に関係したとされる商品が削除され、メルカリの利用自体にも制限がかかります。

無期限利用制限中であっても、メルカリのアプリ自体は利用することができます。しかし、商品の検索、閲覧ができるだけで、商品の出品や購入はできません。

また、利用制限をされる前に獲得した売上金の振込申請をすることはできます。

無期限の利用制限は解除できる!?

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無期限の利用制限は、違反行為に限らず、盗品の疑いがある場合など、一時的な確認の為に行われる事もあるようで、絶対に制限を解除することが不可能な訳ではありません。

しかし、そうではなく、禁止事項を繰り返して無期限の利用制限がかかってしまった方であれば、稀に制限を解除して復活をすることができるようです。

メルカリの事務所に対して反省文を何度も送り、誠意を伝えたことで無期限の利用制限が解除された例があります。
これはメルカリ側の裁量によるもので、必ず利用制限が解除されることが確約されているわけではありませんが、これまで普通にメルカリを利用していたユーザーは、無期限の利用制限となってしまったとしても、解除される可能性は十分にあります。

そこで、解除される可能性のあるお問い合わせ方法をご紹介します。

無期限の利用制限を解除する方法とは?

上記からダウンロード出来ます。

まず無期限の利用制限がかかってしまった時点で、一刻も早く、メルカリの事務局に問い合わせをしましょう。

早ければ早いほど良いです。メルカリ側にも緊急性が伝わります。
問い合わせまでに時間がかかってしまった場合、必要な情報のデータが残っておらず、対処して貰えない可能性もあります。

しかし、焦って連絡をすると、必要事項をきちんと伝えられなかったり、メールを読むメルカリの運営側にも悪印象を与えてしまう恐れがあります。

利用制限を解除してもまた規約違反をしそうなユーザーだと判断された場合、利用制限が解除されることはないでしょう。
落ち着いて冷静に連絡してください。

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メルカリへ利用制限解除のお問い合わせをする際の心構え

メルカリの禁止事項は把握しきれないと思うほど多く、そもそもルールが頻繁に変わってしまうということで、正しく使っているつもりでも、利用制限をされてしまうこともあります。

同じ規約違反をしているユーザーは利用制限をされていないのに、自分だけなぜ……と不満に思われる方も多いでしょう。

しかし、メルカリの運営側が決めた利用制限を解除してもらうためには、あなたが「今後もご利用していただきたいお客さま」であると思ってもらう必要があります。

利用制限がかかってしまったことに納得がいかなくとも、「あくまで規約を違反したこちらが悪い」と非を認め、丁寧な文章で、「もう一度利用のチャンスを頂けませんでしょうか。」と低姿勢なメールを送りましょう。

「◯◯(規制制限の理由となった事項)は修正、削除いたしました。今後は二度と致しません。」という形で、具体的に反省している姿勢を示すと良いでしょう。

メルカリへのお問い合わせの仕方

上記からダウンロード出来ます。

メルカリ事務局へは、「お問い合わせ」→「お問い合わせ項目を選ぶ」→「禁止出品物・禁止行為について」→「事務所削除・警告について」からメッセージを送ることができます。
その際、自分の身元を紹介するため、商品IDが必要になるので、削除された商品IDを入力しましょう。

利用制限解除がされたら、アカウントは元どおり?

利用制限が解除されると、また商品の出品や売買は元の通りできるようになります。
しかし、それまで出品していた商品は全て削除された状態になってしまうようです。

8月にメルカリのユーザーで利用制限者が続出した!?

上記からダウンロード出来ます。

8月6日以降メルカリから突然の「無期限利用制限」の連絡がきたユーザーが続出し、Twitterを中心に話題となりました。

今回のメルカリの運営側の対応は、今後ユーザーがメルカリの使用を続けるかどうかにも影響すると考えたので、事態のあらましをまとめました。

今回のメルカリでの大規模な利用制限では何が起きていたのか?

上記からダウンロード出来ます。

今回のメルカリでの大規模な利用制限の問題について、簡単にまとめると、以下の通りになります。

  1. 2018年8月6日ごろ、急に大勢のユーザーに利用制限がかかったことがTwitterで話題となった
  2. 利用制限の理由は、「規約違反の可能性があるため」ということで、制限の解除のためには、本人確認のための書類の提示を求められる。しかし、書類を提出しても認定されなかったり、複数回提示することを要求されたユーザーが多くいた
  3. 突然の利用制限に、説明不足と感じた多くのユーザーがメルカリ側に連絡を取ったが、満足な回答を得られなかった
  4. 本人確認が完了しなかったことで、売上金の振込申請もできず、売上金の受け取り金を過ぎてしまったユーザーがいた

今回の大規模な利用制限は、これまでの個々ユーザーの利用規定の違反による利用制限とは明らかに異なることがわかります。

メルカリの事務局は「規約違反の可能性があるため」の利用制限と説明していますが、通常の利用制限の場合のように個別メールでどんな規約違反をしたのかの説明がないため、ユーザー側からすれば、なぜ自分が利用制限されるアカウントに該当しているのか理解できず、突然の利用制限に困惑する事態となってしまいました。

また、通常の利用制限であれば、制限前の売上金の振込申請は制限期間中でも行うことができましたが、今回の利用制限では振込申請をすることもできませんでした。

メルカリの対応について

メルカリへのお問い合わせ窓口は、2つあり、主に、メルカリアプリから問い合わせることと、Twitterのメルカリアシストというアカウントからの問い合わせができるようになっています。

しかし、多くのユーザーが問い合わせをしても、定型文が返ってくるのみで、ユーザーが満足のいく対応ではなかったようです。

また、メルカリ事務局は、安全確認のために、公的な本人確認の書類の提出を求めました。

しかし、指示通りに本人確認書類を提出しても認められず、何度も書類を提出する要求メールが来たり、理不尽な理由で確認書類として認められないと言われた方も多く、通常よりも時間がかかったことを不誠実な対応と考えるユーザーも多かったようです。

売り上げの没収が相次いでしまった

メルカリでは、振込申請をしないまま90日が経過すると、売上金は消滅し、受け取ることができません。
今回の騒動で、無期限利用制限の解除に時間がかかったせいで、売上金を没収された方も多くいたようです。

https://twitter.com/maharoha4/status/1030569656073867264

利用制限が解除されたユーザーもいる

現在は、本人確認がすみ、利用制限が解除されたユーザーもいるようです。

しかし、なぜ一部のユーザーが突然安全確認をする必要があったのかの説明は結局ありませんでした。

利用解除が行われたかどうかはわかりませんが、売上金が返金されたユーザーの方もいるようです。

上記からダウンロード出来ます。

編集後記

「メルカリ」は多くの方が利用しているフリマアプリですが、規制制限も厳しく定められています。

そのため、利用制限を受けてしまうこともありますが、知らない人とのやりとりであっても、安心して取引を行うことができていました。

しかし、8月の利用者制限が続出した出来事に関しては、メルカリの事務局の判断で、ユーザーに理由がなかったとしても、いきなり利用制限を受ける可能性があることが分かってしまいました。

こういう出来事があった際にメリカリが十分な説明をしてくれないかもしれない、十分な対応をしてくれないかもしれないということは、今後もメリカリを利用する方は、頭の片隅に覚えておいたほうが良いと思います。

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