【iOS13.2.2】が配信開始！アップデート内容と不具合情報を徹底解説

日本時間8日に最新バージョンの【iOS13.2.2】の配信がスタートしました。

今回はこれまで発生していた不具合の修正がメインになっており、iOS13リリース以来多くのユーザーを悩ませた様々な問題が修正されると期待されています。
内容と不具合情報をご紹介します。

バグ修正中心の「iOS13.2.2」が配信開始

新バージョン【iOS13.2.2】では新機能は実装されておらず、これまで発生していた深刻な不具合を修正する内容になっています。

本アップデートで特に注目されている修正内容として、

上記の深刻な問題を修正されたと注目されています。

リリース後間もないですが、この問題に悩んでいた多くのユーザーは解決できたと思われます。

例えば、メールで文章を作成中にアプリスイッチャーなどで別のアプリに切り換え、しばらく切り替えたアプリを使用した後に作成中だったメール本文が消失してしまう問題がありました。

メールに限らず、メモやKeynoteなどの文書作成アプリなどで発生することがあったようです。

また、「Safari」などで閲覧中のサイトや再生中の動画がリロードされてしまい、表示されていた情報が消失する問題も修正されたようです。

アップデートによってこの不具合は修正されたと思われます。

iOS13.2.2での不具合情報

iOS13.2.2にアップデート以降に確認されている不具合情報です。

現在も情報収集中のため、他の情報があれば追記していきます。これから紹介する情報は、一部のユーザーで発生中のものになります。

アップデート中にフリーズする可能性もあるため要注意

iOS13シリーズのアップデートでは、アップデート実行中にフリーズ(リンゴループ問題)の発生があるようです。

今のところ【iOS13.2.2】のアップデートによってこの問題が発生している報告は出ていませんが、一部のユーザーでこの問題が発生する可能性があります。
アップデート作業を行う際には自動的にバックアップが行われないため、念のためiCloudやパソコン版iTunesでデバイスのデータをバックアップしてからアップデートを実行したほうが良いかもしれません。

iCloudでのバックアップ手順

「設定アプリ」を起動し、最上部の「ご自身のプロフィール」をタップします。

「iCloud」にアクセスします。

アプリが一覧で表示されますが、スイッチが「オン」になっていないとそのアプリのバックアップが行われません。
必要に応じて選択し、問題が無ければ「iCloudバックアップ」に進んでください。

「今すぐバックアップを作成」でバックアップが始まります。

iCloud容量が不足していて作成できない場合は、追加容量を購入するかパソコン版iTunesを利用しましょう。

アルバムアートワークが正しく配置されない報告

一部のユーザーからは「ミュージック」アプリで不具合が発生していると報告されています。

上記の問題が報告されています。
バラバラに表示されているという報告があるため、パソコン版iTunesでアルバムアートワークを再配置するか、再同期、デバイスの初期化によって解消できるかもしれません。

特定のアルバムおよび楽曲においてズレが生じている場合は、対象のものを長押ししてメニューを表示させます。

「ライブラリから削除」をタップしてミュージックアプリから削除して、iTunes Storeから再ダウンロードもしくはパソコン版iTunesと接続をして再同期することによってアルバムアートワークが正しく表示される可能性があります。

ライブラリ全体にアルバムアートワークが正しく表示されない問題が及んでいる場合は、パソコンとの再同期もしくはデバイスの初期化を行うことで解決できるかもしれません。

「メモ」アプリで長文のメモをスクロールすると途中で止まる問題がある

プリインストールされている「メモ」アプリにて、

「iOS13.2.2」以前から発生中のこの不具合が未だに確認されているようです。
しかし、一部のユーザーでは「解消された」という報告も出ているため、実際に発生するかどうかはアップデート後に確認を行わないと分からないでしょう。

万が一発生した場合は、アプリやデバイスの再起動を行ってください。

「Safari」で表示中のページが途切れる問題が解消されない。

以前当サイトでも紹介した「Safari」の空白問題ですが、【iOS13.2.2】アップデートしても解消されていないユーザーが居るようです。

safariやっぱりダメでしたね #iOS13.2.2 pic.twitter.com/41CIrf2TXm

— よんえー (@iq4a_) November 8, 2019

引き続きこの問題が発生している場合は、デバイスの初期化を試してみると良いかもしれません。

バイブレーションが機能しない報告

引き続きデバイスのバイブレーションが鳴動しない報告が出ています。

デバイスのバイブレーション機器が故障している可能性もあるため、Appleサポートへ問い合わせ行って診断してもらうと良いかもしれません。

アップデートをしたユーザーの声

アップデートによって動作がよくなったという声が出ています。
評判は上々のようです。

iOS13.2.2にアップデートした
メモリ管理あたりが良くなってる気がする
前のバージョンは何かあるたび再読み込みされて辛かったからみんなもアップデートして、どうぞ

— カズ (@kazu3929enl) November 8, 2019

iOS13.2.2来てました。

バックグラウンドのアプリが落ちる問題、
モバイルデータ通信が途切れる問題が解決した模様。

かなり動作がサクサクになった気がする。

今までのiOS13.xxはベータ版だったかなw#iOS13 #iPhone pic.twitter.com/tIuUAwEnED

— 八木 裕之 Hiroyuki Yagi (@hi_yagichan) November 8, 2019

今日のiOS13.2.2アプデ、なかなか良い。通信の安定性は確実に良くなったし、RAM周りも修正入ったのか動きもモッサリしなくなった #iOS1322

— T1C (@Hipsta_gram) November 8, 2019

iOS13.2.2に上げたらカクカクしてたのが直ったー！特に文字入力。変換ミスしてもいいやこのままで伝わるやろっていうのがなくなって快適になった。

— くろーん@MAFiA (@Cloner_RO) November 8, 2019

アップデート手順

「設定アプリ」を起動し、「一般」にアクセスします。

「ソフトウェア・アップデート」に進みましょう。

アップデートの検索が始まり、しばらくすると【iOS13.2.2】が表示されます。
事前にバックアップを取ってから実行するのがオススメです。

「ダウンロードしてインストール」で始まり、およそ20分後にアップデートが完了します。

デバイスの初期化方法

初期化によって発生中の問題を解決できる可能性があります。
引き続き問題が発生している場合は、試してみてください。

「設定アプリ」を起動し、「一般」にアクセスします。

「リセット」に進みます。

「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化を行います。

バックアップを作成した場合は大丈夫ですが、まだ作成をしていない方は「バックアップしてから消去」を選択してください。

初期化後のバックアップデータ呼び出しで最新のものを選択することですべてのデータが戻ります。

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