2019年2月8日に【iOS12 1.4】のアップデートがありました。最近のアップデートは不具合が多い為、自動アップデートにせず、確認してからアップデートをする人が多いのではないでしょうか。
今回は、【iOS12 1.4】アップデートの詳細と不具合について徹底解説していきます。
コンテンツ
iOSアップデートの詳細
2019年2月7日に【iOS12 1.4】のアップデートがありました。
最近はOSのアップデートが頻繁にありますが、今回のアップデートでは何が変わったのでしょうか。
アップデートの所要時間
OSアップデートには時間がかかります、その間は基本携帯が使えず、通信も発生します。
大体トータルすると30分~1時間ほどかかります。
通信環境が悪い場合はより多く時間がかかるので気を付けましょう。
WiFiを使い、寝る時や仕事先で携帯をいじる事が無い時間帯にアップデートすることをおすすめします。
iOS12のアップデート頻度について
iOS12になってから6度目のアップデートになります。
少し不具合が見られることが多く、頻繁にアップデートを行っているようです。
日付 | ver. |
2018年9月17日 | iOS12 |
2018年10月8日 | iOS12.0.1 |
2018年10月30日 | iOS12.1 |
2018年12月5日 | iOS12.1.1 |
2019年1月22日 | iOS12.1.3 |
2019年2月7日 | iOS12.1.4 |
ほぼ毎月のようにアップデートを行っています。
頻繁なように見えますが、それだけ不具合が起きているのでしょうか。
iOS12 1.4での改善点
前回の【iOS12 1.3】では不具合が多かったですが今回はどのような点が改善されているのでしょうか。
iOS1.4での改善点をご紹介します。
セキュリティアップデート
ポイント
今回の【iOS12 1.4】アップデートの一番の目的はセキュリティアップデート
【iOS12 1.3】では「FaceTime」で第3者がマイクロフォンやカメラを使い、盗聴・盗撮が出来てしまいました。
この改善及び、FaceTimeのグループ通話も可能となりました。
またその他のアプリでも
- 入力検証の強化
- メモリ破損の脆弱性を対処
上記を実装することでセキュリティ面の強化をしています。
iOS12以降の絵文字の文字化けを改善
iOS12以降新しい絵文字が出ています。
これらはiOSアップデートをしなければデバイスにデータが無い為、文字化けしてしまいます。
「〼」や「❔」と出てしまうのは文字化けなので、気になる人はアップデートしましょう。
iOS12 1.4の不具合
今回の【iOS12 1.4】でも不具合が多数報告されています。
全ての方に当てはまるわけではありませんが、よく考えてからアップデートするようにしましょう。
電話アイコンが消える
一部アプリのアイコンがホーム画面からなくなるという不具合が起きているようです。
これは今回に限らず、iOSアップデート時に稀に見られる不具合です。
ホーム画面から消えたわけでは無く、所定の位置にないだけでホーム画面のどこかにはあります。
アプリをまとめているフォルダに入っていると見落としがちです。
日本語変換機能(翻訳)が変?
英語などの文章から日本語に変換してくれる機能がありますが、その訳が変になったという報告が出ています。
これは今回に限らず、iOSが更新されるたびに変になっているようです。
かなりの言語を翻訳できるようになっていますが、その分性能はまだ不十分といったところでしょうか。
それでもなんとなく意味は分かるようですので、役に立つ機能ではあります。
WiFiなど、通信面に関して
アップデート後WiFiが繋がらない、繋がりにくいといった不具合が起きているようです。
またWiFiだけではなく、iPhone7より前の機種を中心に通信自体が繋がりにくいといった不具合も起きているようです。
どちらもそこまで多く報告が出ているわけではありませんが、今回の不具合の1.2を争う難点となっています。
バッテリーに関して
- バッテリーの消耗が激しい
- 充電が出来ない(現在報告があるのはiPhone6/6s)
- 充電が途中で止まる
バッテリーの持ちが悪くなったという方が多数います。
アップデート後、なぜかバッテリーが熱をもつようになり、消耗が激しくなるようです。
前回の【iOS12 1.3】でも同じような不具合が出ている為、まだ改善がされていないようです。
特に古いデバイスではデータが更新するたびにデバイスの機能が耐え切れなくなり、充電を消耗しやすくなります。
動画が止まる
一部のアプリで動画が上手く再生されない不具合が起きています。
YouTubeでもこの不具合が報告されており、ユーザーは大変困っているようです。
具体的には、『動画は流れているけど画面は動かず、音だけ流れる』といった状態のようです。
アプリがクラッシュする
アプリが「クラッシュ」するというのは、デバイスがアプリの起動や動作に耐え切れず、電源が落ちたり、再起動する事です。
アップデート以降この現象がみられています。
ストレージにも不具合が見られており、メモリの関係でクラッシュしているのではないかと思われます。
ストレージが一杯と表示される
せっかくiOS12.1.4にしたのに不具合起きてます?なんでだろ…大迷惑 #iPhoneX pic.twitter.com/kkMxFbWeud
— ゆず®︎ (@MYPRINCESSBABY_) February 10, 2019
一部での確認となっていますが、実際には容量に空きがあるのに「ストレージが一杯です」と表示される不具合も起きているようです。
アプリがクラッシュする不具合も起きているので、メモリに関係する不具合が起きているのでは無いでしょうか。
AppStoreの購入履歴
iOS12.1.4にアップデートしたらAppStoreの購入履歴が一部のアプリで1970年1月1日になった#Apple #iOS #iPhone #iOS1214 pic.twitter.com/Z6MjH5kFv8
— SuuRi (@sora4294967296) February 9, 2019
AppStoreの購入履歴が一部誤った情報で表示されてしまうようです。
直接困るといった事はあまりないと思います。しかしAppStore内にも不具合が出ているという事は今後アプリに不具合が出る可能性もあるかもしれません。
iOS12.1.4へのアップデートの手順
iOS12.1.4へのアップデート手順について説明します。まずメニューの中の設定をタップ。
設定の中の一般をタップします。
一般の中のソフトウェア・アップデートをタップ。
最新のアップデートが来ていればiOS12.1.4が表示されています。機種によってはまだiOS12.1.4へのアップデートが不可能なことがあるので、そのときはアップデートが可能になるまでお待ちください。
最後にパスコードを入力すればアップデートが始まります。
編集後記
今回のアップデートはセキュリティ面を考えるとした方が良いかもしれません。しかし、【iOS12 1.3】以降に出ている不具合があまり改善されていないのと、不具合が多少出ているので考えモノですね。
iOSのアップデートは上記のようなことを踏まえて自己責任でお願いいたします。