2019年9月20日(金)にiOS13のリリース開始となりました。iOS13の設定に「フォント」の表記があるので、フォント設定ができるのではないか?と考えた人も多いでしょう。できるとしたら、その方法が気になる人もいるでしょう。
今回はiOS13のフォントについて詳細と変更方法を徹底解説します!
コンテンツ
iOSでフォントの変更が可能に
iOS13にアップデートをすると、「設定」から「フォント」の表記が確認できます。これを見て気になった方は多いのではないでしょうか。
実際にタップをしてみると「インストールされたフォントはここに表示されます。」と出ます。まだインストールはされていないが、インストールすればフォントの変更が可能になるのでしょうか。
アプリで変更可能
”カスタムフォントをインストールして、お気に入りのアプリで使えます。”
”インストールしたフォントは、「設定」で簡単に確認したり管理することができます。”
”フォントはApp Storeからダウンロードできるので、見つけるのもインストールするのも簡単です。”
フォントを変更したい場合は、利用したいフォントのアプリをインストールする事で設定可能となるようです。
今までもアプリを利用するとフォントの変更は可能でしたが、またそれとは違う方法でフォントの変更が可能となるようです。
現在は変更不可
ポイント
AppStoreでフォントに関するアプリが無い
フォントの変更への促しはありますが、実際に変更する事は現在難しくなっています。
実際にAppStoreで検索しても、iOS13に対応するフォント関連のアプリが見当たらず、現在は新機能を利用してのフォント変更は不可となっています。
Appleは発表会で今後のフォントについても触れており、その中で新しくフォントをAppStoreから出す事になっている企業も発表しています。そこでもまだフォント関連のアプリが出ていないので、まだ未実装の可能性が非常に高くなっています。
フォントは変更できても全体ではない
今後、アプリを通してフォントの変更は可能にある可能性が高いでしょう。
しかし、フォントの変更が適用されるのは、iOS端末利用時の全てでは無い事をAppleの公式が発表しています。
あくまでもシステム面に依存する事となり、各アプリのフォントなどには影響を与えないようです。
フォントの変更はiPadが先行する可能性
Apple社は「WWDC2019」と呼ばれる、Appleの技術者や開発者に向けた発表会で、iOS13 iPadOSにおけるフォントの説明をしています。
今後、採用しているフォントを変更する可能性があり、それに伴いフォントの指定ができなくなるかもしれないとの事です。
そこではiOS13 iPadOSから「サードパーティ製フォント」の利用が可能になる事も示しています。
※【サードパーティ】→Apple以外の会社が作る商品や製品の事
また、サードパーティ製のフォントはフォント自体をダウンロードするのではなく、フォントメーカーがAppStore経由でインストーラーとして配信するようです。
iPadOSでもまだフォント変更は出来ませんが、あくまでも可能性として、iPadが先行する可能性があります。
フォントの変更点
システム面でフォントの変更はまだ未実装ですが、iOS13にしたことにより、一部機能のフォントが変更となっています。
フォントの変更点についてご紹介します。
Safari
Safriのフォントが変更されたことでかなり話題となっています。
全て、というわけではありませんが、特に太文字や見出し、タイトルとなる部分のフォントが以前よりも太くなっているようです。
見やすくはなりましたが、最初はやや違和感を覚えるかもしれません。画像で醜い場合は、ご自身で確認してみるのが一番良いでしょう。
メールでフォントの変更が可能
メール利用時にフォントの変更が可能となっています。
iPhoneアプリの「メール」を開き、右下の新規作成アイコンをタップします。
メール作成画面になったら、本文をタップすると、キーボードの右上に「Aa」というアイコンが出るのでタップしてください。
「デフォルトのフォント」をタップすると、本文を打つ際のフォントを変更可能となります。
この方法でフォントの変更をした場合、相手に届くメールは、相手に送ったフォントを読み取る機能があればそのまま送られます。
フォントの処理がされなかった場合は、通常の文字として送信されるようです。