「特務機関NERV防災」の位置情報を許可しても大丈夫?危険性はないのかを徹底解説

国内最速レベルの災害情報を逐一早くお知らせしてくれる「特務機関NERV防災」アプリになって登場しました。

Twitterで情報を配信されていましたが、現在位置の災害情報の配信やいざという時の通知を兼ね備えたアプリ版が登場。
現在多くの利用者がインストールしていると話題のアプリになっています。

このアプリの利用で求められる位置情報の開示、インストールによって個人情報が抜き取られないかなどを徹底解説します。


「特務機関NERV防災」はアプリ上での個人情報の盗み出し等の危険性なし

このアプリで利用者がアプリに対して提供する情報等は、情報漏洩を予防した徹底管理を行うとともに、個人情報が特定できないように暗号化されています。

運営しているのはどこ?なぜ大丈夫だと言い切れるのかを含めて解説していきます。

運営会社は「事業届出」や「予報業務許可(地震動)」の認可を受けています

「特務機関NERV防災」を配信・運営しているのは「ゲヒルン株式会社」です。

本社は東京都の「九段下」にあり、防災情報の発信のほかに情報セキュリティサービス、インフラストラクチャサービスの提供を行っています。

「特務機関NERV防災」で利用者に発信される災害情報は国の認可を得た上で提供されています。

電気通信事業届出番号A-23-12058
予報業務許可(地震動)許可第214号

国の認可を受けていることから、配信される情報は信頼ができるものになっています。

続いて、このアプリの利用における「個人情報、位置情報」などのプライバシーの取り扱いに関する部分を見ていきましょう。

個人情報の取り扱いは「プライバシーポリシー」に基づく

「特務機関NERV防災」では、利用者の位置周辺での災害情報配信を迅速に行うために、位置情報の許可を求めます。

この位置情報が利用者の追跡や第三者への提供といった不安な部分があると思いますが、利用者の個人情報保護はゲヒルン株式会社が定めた「プライバシーポリシー」に基づき、安全かつ徹底した個人情報保護によって管理されています。

つまり、個人情報の管理が徹底されている場所で、位置情報を基に個人を追跡及び特定することや他のアプリ利用者に自分の情報が開示されることはないということになります。

位置情報や個人情報の取り扱いについて

ゲヒルン株式会社のプライバシーポリシーを要約して、このアプリの安全性を解説していきます。

アプリ上で取り扱う情報で個人の特定はできない

運営会社の見解では、利用者のアプリへのアクセス情報(IPアドレス、クッキーなど)は単独で個人の特定・識別が行えないため、「個人情報」と捉えていません。

アプリからは、利用者の現在地の区域コード、登録地点の区域コードを運営会社のサーバーに送信します。

気象情報や地図の情報をリクエストするための通信を行いますが、ユーザーの情報を収集することはありません。
アプリからサーバーに送信される位置情報は、アプリ内で予め区域コードに変換してから、そのコードのみを送信するようになっています。

まとめ

利用者の詳細な位置座標を外部に送信しません。区域コードはおおよそ市区町村単位と同等です。

具体的な例として、「東京都新宿区」に居るという情報で新宿区内のどこにいるかは誰にも知られることはありません。
また、サーバー側では過去の区域コードを保存しないため、移動の記録を追跡されることはありません。

他のアプリ使用者に自分の位置情報等が伝わることはない

「特務機関NERV防災」では、他の利用者に自分の位置表示を行う機能は搭載されていません。
位置情報の参照ができるのは、アプリをインストールした端末からのみ参照ができます。

他者に自分の情報が勝手に共有されているということはありませんので、安心しても良いでしょう。

個人情報の利用目的は?

アプリもしくは専用フォームで入力する個人情報は、以下の場合のみ利用されます。

利用目的

  • 利用者が運営会社に対して問い合わせをするとき
  • 運営会社が回答、返信を行うとき
  • 業務遂行のための契約を行うとき
  • 意見収集をした場合の統計情報記録のため

なお、15歳未満から個人情報を取得する場合は、親権者の同意を基に特別な配慮をして取得するとしています。

個人情報の安全管理は水準をクリアしている

利用者から収集した情報は、不正アクセス、漏洩、改ざんを予防するために現時点での技術水準をクリアした環境で情報の管理を行っています。

適切な安全管理措置を講じ、必要に応じて是正をします。

情報の抜き取り、盗み出しを目的としたアプリではない

以上から、利用者の個人情報の収集、追跡を行うためのアプリではなく、安全なアプリであることを理解して頂けたかと思います。

万が一の事態で、避難行動の判断などを正確に行えるように支援するアプリとして活躍していくでしょう。

危険なのは運営している会社から情報が漏洩したとき

しかし、万が一運営会社のサーバーに不正アクセスがあり、その影響で情報が漏洩してしまった場合は「危険」であると思われます。
「特務機関NERV防災」アプリのみらず、インターネット上のすべてのサービスに共通しています、

他のサービスでも個人情報を入力する機会があると思いますが、常に私たちは情報漏洩のリスクと隣り合わせだという意識を持つようにしましょう。

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