NHKの放送を見ていると、稀に画質が悪くなる事があります。昔であれば何の違和感も感じませんでしたが、今の時代に画質が悪いと、気になる人が非常に多いですよね。
今回は、NHKの画質が悪い場合の詳細と対処法を徹底解説します!
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NHKの画質が悪い
NHKのテレビ放送を見ていると、テレビの画質が急に悪くなることがあります。
多少画質が悪いくらいなら問題ありませんが、まるでアナログ時代に戻ったかのような画質になる事もあります。
- 画面の細かい文字が読めない
- QRコードが読み取れない
上記のような問題を抱えています。
また、東京オリンピック2020でも画質の低下が多々見られ、放送を見ていた人からの批判が凄まじく上がっていました。
NHKでは通常の放送だけでなく、スポーツの生放送をよく行っており、そういった放送の視聴率が高い事も確かです。NHKでしか見れないから見てるけど、画質がひどいから他の放送で見たい!という人も見られます。
画質の比較
ちょうどNHKでキエーボVSインテルがやってるので全画面表示でDAZNと画質を比較してみた pic.twitter.com/BanrHOubwa
— UG (@soccerugfilez) January 17, 2017
https://twitter.com/lukamodrink/status/1015475347565891585?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1015475347565891585%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fsnsdays.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D60099action%3Deditclassic-editor
上記がSNS上で確認されている画質の比較です。
静止画だと少しわかりづらいですが、色合いや、文字等に注目して見ると、画質が悪いのが一目瞭然です。
実際にテレビで見てみると、昔のテレビのように、通信状況が悪く少し横ブレをするような場面も見受けられます。また、色が少し滲むような場合もあります。
NHKの画質が悪くなる原因
NHKの画質が悪くなることについては、「NHKの電波や通信が不安定だから」「わざと画質を落としている」など、様々な意見が出ています。
実際には以下の理由が主なものとされています。
ポイント
画質が悪くなるのはマルチ編成・サブチャンネルだから
NHKの画質が悪くなるのは、マルチ編成・サブチャンネルでの放送をしているからという理由です。
もちろんマルチ編成にもメリットはありますが、「放送を見ている側からすればメリットを感じない」という意見が大半です。
マルチ編成・サブチャンネルとは
マルチ編成・サブチャンネルというのは、同じ放送枠で、2つの番組を同時に放送する事です。
NHKでも通常放送と、裏放送があり、その両方を使っての放送をしている時は画質が悪くなります。
マルチ編成・サブチャンネルで放送をしているかどうかは、テレビの「番組表」で確認が出来ます。また、裏番組に変更したい場合は、リモコンについてる「チャンネル」という上下のボタンの「上」を、NHKの画面で押せば変更できます。
マルチ編成・サブチャンネルをしていると、画質が落ちるデメリットがありますが、スポーツの延長を気にせず流せるといったメリットもあります。
ただ、結局は一つの番組しか見れないので、不満の多い視聴者がほとんどとなっています。
大画面化した時代に合わない
地上デジタル放送では、1局あたりの周波数帯域(6MHz)を13のセグメントに分割して使用します。
テレビ向けは12セグメントで、1つのセグメントで放送するのが「ワンセグ放送」と呼ばれます。
マルチ編成・サブチャンネルではこのセグメントを更に分割して使用するのですが、分割した分だけ海賊度が低くなってしまう訳です。
画面の小さいブラウン管テレビの多い時代では、多少画質が低くなっても、マルチ編成が行える方が大きなメリットがありました。
しかしフルハイビジョンや4Kを想定した大型テレビが普及した現在では、解像度の低い映像が視聴に耐えられなくなってしまっている訳です。
他局でもマルチ編成は出来る
他局でも、マルチ放送は技術的に可能ですが、ほとんどすることはありません。
- 画質が急激に落ちる
- 視聴率の取れる番組の選定
- スポーツの延長や緊急時のニュースなどの時に放送をずらせる
上記のようなことを理由に、マルチ編成はあまり行われていません。
天候に影響される場合
ポイント
天候によって通信状況が悪くなる
もちろんマルチ編成に限らず、画質が落ちてしまう場合もあります。
かなり強い雨が降っている時や、風が強い時は、テレビに限らず、全ての通信状況が悪くなります。これは、雨や雷、風といった天候で、電波が乱反射やノイズを起こす事が原因で、上手く通信できなくなります。
ですので、外で悪天候が続いている日などは画質が悪くなる可能性があります。ご注意ください。
電波が悪い場合
NHKでは他のテレビ局と違い、「衛星放送」という通信方法を採用しています。
衛星放送は普段は画質が良く、専門性の高い放送によく採用されている事が多いです。
ただ衛星放送はアンテナの設置状況が非常に重要となり、別の周波に邪魔をされると電波状況が非常に悪くなります。
別のテレビ番組と違う方法なので、NHKのみ電波が悪く、画質が悪いように感じてしまう事もあるようです。
もちろん他のテレビ番組と同じことが原因で電波が悪くなり、同時に画質が落ちる事もあります。
NHKで画質が悪い場合の対処法
マルチ編成で画質が悪いことについて、NHKは「マルチ編成技術を向上する」と応えていますが、すぐに出来る事ではありません。
特にスポーツの生放送などは画質が悪いと見づらく、いまいち盛り上がりに欠けてしまいます。
そういった場合は、スマホやタブレット、PCなどでスポーツ配信しているサービスを探しましょう!最近では、ネット配信でも生放送をしているサービスがたくさんあります。
- DAZN
- J SPORTSオンデマンド
上記のようなサービスはスポーツの放送や動画を取り扱っています。
また、もちろんスポーツに限らず他の番組も調べれば、動画を取り扱っているサービスがあります。
画質はもちろん高画質です。また、テレビにつなぐことも出来るので、大画面での視聴も可能となっています。
またオリンピックや様々なイベントは、現在では地上波以外でも見れる事が多々あります。
東京オリンピック2020をスマホで無料でも見る方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
NHKオンデマンド
NHKオンデマンドを利用すれば、見逃してしまった放送を視聴可能です。
放送を録画しているわけでは無いので、画質も元々の画質となっており、とてもきれいになっています。
- 連続テレビ小説
- 大河ドラマ
- ドキュメンタリー
- バラエティ
上記のような番組も見放題となっています。
また、「U-NEXT」や「VideoMarket」といった、別の動画配信サービス内にもNHKオンデマンドプランが併設されているので、お得に利用する事が可能です。
編集後記
スポーツに限らず、NHKには根強く続いている番組が多数あるので、視聴者の人は急に画質が落ちたら嫌ですよね。画質の向上が著しい時代であり、敏感な人が多いのでどうしてもデメリットが多く感じてしまいます。
画質が悪い原因は、電波やテレビの故障では無いので安心してテレビを楽しんでください。
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