Twitterで青いチェックマークの認証バッジが付いているアカウントがTwitterBlueの認証アカウントなのか、それとも元々の認証アカウントなのか見分けが付かず困っている方が多いです。
本記事では、TwitterBlueの認証アカウントと元々の認証アカウントの見分け方について解説していきます。
コンテンツ
Twitterの認証アカウントには認証バッジが表示される
Twitterの認証アカウントに付与される認証バッジについて解説していきます。
2022年12月から認証バッジが3色になった
Twitterの審査をクリアしたアカウントには、本物のアカウント・信頼できるアカウントの証明として、アカウント名の横に認証バッジが表示されます。
これまで認証バッジは青色のチェックマークの1種類しかありませんでしたが、2022年12月から認証バッジが青色・金色・灰色の全部で3色になりました。
- 青色:元々の認証アカウント・TwitterBlueの認証アカウント
- 金色:企業・ブランドの公式アカウント
- 灰色:公的機関(国際機関・政府機関など)・政府関係者の公式アカウント
認証バッジの色は自由に選択できるわけではなく、ユーザーの属性(個人・企業・公的機関)に応じた認証バッジが付与されます。
青色の認証バッジを見ただけではアカウントを見分けられなくなった
青色の認証バッジは、TwitterBlueの認証アカウントと元々の認証アカウントの両方に付与されます。
これまでは著名人・企業・公的機関などの信頼に値するアカウントのみ青色の認証バッジの取得が可能だったため、青色の認証バッジを見ればすぐに本物のアカウントであることが分かりました。
しかし、テスラ創業者のイーロン・マスク氏がTwitterを買収してからは、2022年11月に開始した有料サービス「TwitterBlue」に登録したアカウントでも青色の認証バッジが取得できるように仕様が変更されました。
TwitterBlueは簡単な条件をクリアすれば誰でも登録できるので、一般ユーザーでも取得が可能です。
TwitterBlueの認証アカウントと元々の認証アカウントの見分け方
青色の認証バッジが付与されるTwitterBlueの認証アカウントと元々の認証アカウントの見分け方について解説していきます。
青色の認証バッジをタップすれば分かる
TwitterBlueの認証アカウントと元々の認証アカウントには、アカウント名の横に青色のチェックマークの認証バッジが表示されます。
、青色の認証バッジをタップすると、認証バッジを取得した理由が表示されるのですぐ見分けが付きます。
TwitterBlueに登録しているアカウントの場合は、「このアカウントは、Twitter Blueにサブスクライブしているため認証されています。」と表示されます。
一方、元々認証を受けていたアカウントの場合は、「従来の認証済みアカウントです。注目されているアカウントの場合とそうでない場合があります。」と表示されます。
認証バッジを悪用したなりすまし・詐欺アカウントに注意
TwitterBlueのアカウントに認証バッジが付与されるようになってから、認証バッジを悪用したなりすましアカウントや詐欺アカウントが大量に発生しています。
青色の認証バッジでユーザーに公式アカウントであることを信じ込ませ、実在の人物・企業になりすましてフェイクツイートを拡散したり、個人情報や金銭を騙し取ったりするのが目的です。
認証アカウントの被害については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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青色の認証バッジはTwitterBlueのユーザーのみ取得可能に
イーロンマスク氏がTwitterを買収してからは認証バッジの種類だけでなく、青色の認証バッジの申請基準も変更されています。
サービス開始当初は審査なしで誰でも認証バッジを取得できた
TwitterBlueの開始当初は、TwitterBlueに課金さえすれば審査なしで誰でも青色の認証バッジを取得することができました。
しかし、その影響で本物の人物・企業のなりすましや詐欺師などの悪質なアカウントが急増したことから、サービス開始からわずか数日でTwitterBlueの新規登録受付が一時的に停止されました。
現在は資格基準を満たしたTwitterBlueのアカウントしか取得できない
TwitterBlueは2022年12月12日に新規登録受付が再開されましたが、これを機に青色の認証バッジの資格基準が新たに設けられました。
TwitterBlueの再開以降は、TwitterBlueのサブスクリプションに登録していて、かつ資格基準の項目を全て満たしたアカウントのみ青色の認証バッジを取得できます。
認証バッジの資格基準
- アカウントに名前とプロフィール画像が設定されていること
- アカウントを作成してから90日以上経過していること
- 登録電話番号の認証が済んでいること
- 対象のアカウントが過去30日間アクティブであること
- 名前・ユーザー名(@で始まる名前)・プロフィール画像が最近変更されていないこと
- 誤解を招く情報・デマ情報の流布を行っていないこと
- プラットフォーム操作やスパム行為に加担していないこと
TwitterBlueに登録するとTwitterで審査が行われます。審査で資格基準を満たしていることが確認されると、青色の認証バッジが付与されます。
過去の基準に基づく認証の申請は受け付けていない
TwitterBlueのサービスが開始される前は、以下の3つの要件を全て満たすアカウントのみ認証バッジの取得申請が可能でした。
認証バッジの過去の基準
- 著名であること
- 本人確認が行われていること
- アカウントがアクティブで、かつTwitterルールを順守していること
しかし、2022年11月9日以降は過去の基準に基づく認証の申請を受け付けていません。
青色の認証バッジを取得するには、TwitterBlueのサブスクリプションに登録し、かつTwitterが定める資格基準を全て満たす必要があります。
元々の認証アカウントの認証バッジは数ヶ月以内に削除される予定
2022年12月13日、Twitterの現CEOのイーロン・マスク氏は、Twitterを買収する前に認証されたアカウントの認証バッジを数ヶ月以内に削除する見通しであることを公式Twitterで発表しました。
(数か月以内に、従来の青いチェックをすべて削除します。彼らが配られた方法は腐敗していて無意味でした。)
引用元:イーロン・マスク公式Twitter
現在は、元々の認証アカウントとTwitterBlueの認証アカウントに青色の認証バッジが表示されていますが、今後TwitterBlueの認証アカウントのみ表示される仕様になるようです。
青色の認証バッジは資格基準を満たしたTwitterBlueのアカウントしか取得できない仕様に変更されているため、元々の認証アカウントで付与された認証バッジが削除された場合、再取得にはTwitterBlueの登録が必須ということになります。
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