マスターデュエルでは2月1日からシーズン2が開始されましたが、おおよそのデッキ環境や対戦環境はシーズン1のままです。
変更点があったプラチナ1のランクでは若干デッキ分布が変わっていますが遊戯王OCGをプレイしていた人にとっては、一度は通ったことがある環境です。現在のマスターデュエルはどのような環境かを紹介していきます。
マスターデュエルの環境デッキについて
マスターデュエルの環境の中でまず語らなければいけないのが「デッキ」です。
どのカードゲームにもデッキの強い弱いはあり、遊戯王マスターデュエルでは100を超えるテーマの中でも明確な環境デッキと言われるデッキ群があります。
Tierとして紹介する強いデッキの中身や戦い方、おすすめ構築に関しては、下記を参考にしてください。
環境トップのTier1
Tier1のデッキ一覧
- 竜輝巧(ドライトロン)
- 電脳堺
- 十二鉄獣戦線
- LL鉄獣戦線
- エルドリッチ
プラチナからルーキーまで万遍ないプレイヤーが使っている強いデッキとされるデッキが、おおよそTier1に食い込んでいます。
上記デッキのうち竜輝巧(ドライトロン)と電脳堺は専用魔法やトラップも含めて展開力に長けていて、効果モンスターやサーチ能力も高く、相手を圧倒させる事を得意としています。
「エフェクトヴェーラー」「増殖するG」等の手札誘発がなければ止まらないほどの強力さで対策必至ですが、「エルドリッチ」は罠型ビートで「スキルドレイン」という場のモンスターの効果を無効化するカードと相性がいいです。
展開デッキを罠妨害で止められるエルドリッチは電脳堺やドライトロンにやや有利を取れます。その代わりビート性能がエルドリッチより高い鉄獣戦線がエルドリッチに強く、電脳堺やドライトロンにやや不利という、3すくみの環境が出来上がっています。
準環境クラスのTier2
Tier2のデッキ一覧
- ドラゴンメイド
- サンダードラゴン
- 閃刀姫
- 魔術師
- 幻影騎士団
- 召喚シャドール
- 召喚獣
- ヌメロン
- プランキッズ
Tier1の「エルドリッチ」が簡単に扱えるせいでデッキ分布はどうしても低くなっていますが、Tire2のデッキを使っているユーザーもまだまだいます。
魔術師や幻影騎士団は展開系のデッキで、蘇生やペンデュラム召喚で場を制圧するのが得意です。ヌメロンは先攻から展開していくデッキとは違い後攻ワンショット系のデッキで、展開デッキとは相性がいいです。
いずれのデッキも回れば強いタイプで、プレイングしや運次第では電脳堺やエルドリッチ相手にも十分通用するデッキです。下手に環境トップのデッキを使うより、使い慣れているTier2のデッキを使った方が強いという人もいます。
油断したら環境クラスも食われるTier3
Tier3のデッキ一覧
- 影霊衣(ネクロス)
- オルターガイスト
- SPYRAY
- ドラグマ
- HERO
- 転生炎獣
- イグニスター
- サイバードラゴン
Tier3デッキになると、使用率も大きく下がってきます。ユーザーにとっては「勝てる時は勝てるけど中途半端でデッキパワー不足」とされているデッキ群です。
HEROやサイバードラゴンはアニメでも採用されていたデッキタイプだけあって初心者でも馴染めるシンプルな立ち回りですが、他のデッキは展開や妨害方法に癖があるデッキが多く、強力ではあるものの今からはじめるならTier1を触った方が無難です。
また、Tier3のデッキと「強くはないけど使いたいファンデッキ」のような立ち位置のブルーアイズやブラックマジシャン、マドルチェ等人気のあるテーマや、星因士やホープ等の「比較的簡単なテーマ」の使用率がおおよそ同じくらいです。
おおよそ1年前の遊戯王OCGと同じ環境
現在の遊戯王OCGでは「デスピア」「天威勇者」「ふわんだりぃず」といった強力なテーマが登場しています。まだマスターデュエルでは実装されていないデッキで、大会の優勝デッキ数を見ると、マスターデュエルのTier1デッキよりも多いデッキもあります。
現在のマスターデュエルはおおよそ1年前の2021年3月ごろに、電脳堺と竜輝巧(ドライトロン)、十二獣が天下を取っていた環境と同じような環境です。
このタイミングで遊戯王を現行でプレイしていたユーザーにとっては、一度は通ったことがある環境なので、マスターデュエルでも特に問題なくプラチナまで行けるケースがほとんどです。
逆に復帰したばかりの人だと、カードプールが多すぎて手札誘発や罠カードの発動タイミングがわからず、知識不足で負けるケースが増えています。
マスターデュエルのランクマッチ環境考察
マスターデュエルのランクマッチでの環境を紹介していきます。
環境デッキを使えば勝てるかと言われればそうではなく、環境に応じた対策がシーズン2に入ってすぐの頃よりも取られてきています。また、ランクによってデッキ分布が若干違うのも特徴です。
プラチナ以下のランクの環境
最高ランクであるプラチナと、ゴールド以下の環境はデッキ分布が少し変わってきます。
ゴールド以下のうち、負けてもランクが下がらないルーキーからシルバーまでは、環境デッキ以外にも様々なデッキが存在していました。Tier1から3のデッキとそれ以外のデッキの比率は、体感でおおよそ「Tierデッキ2:環境外8」くらいです。
自分の好きなデッキを楽しんで使っている人が多く、環境デッキ以外のデッキとも戦いたい場合にはぴったりのランク帯です。
ゴールドからプラチナになるとガチデッキが増えてきますが、プレイングがあるプレイヤーはすぐに環境デッキでプラチナまで行きます。ゴールドにいる環境デッキのプレイヤーにはプレイング面で勝てる場合があります。
プラチナになると環境デッキが大半を占める
プラチナのランクマッチになると、環境デッキの数がかなり増える傾向があります。
ゴールドまでは環境外のデッキも多く存在していましたが、おおよそ5回に1回、場合によってはそれよりも少ない程度にしか環境外デッキが見られなくなります。
マスターデュエルでは最高ランクがプラチナなので、最高ランクに見合った環境デッキと実力を持った人たちが集結していると推測できます。
プラチナ1になるとランクが下がらなくなるためマイナーデッキも増える
シーズン2より、最高ランクのプラチナ1になると降格することがなくなりました。
そのため、何度負けても一度でもプラチナ1になれればランクは変わらない仕様の裏をついて、ランク戦で適当なデッキや試したい好きなデッキを使うユーザーが増えています。
そのため、プラチナ1は他のプラチナ帯と比べて様々なデッキと対戦できる環境が出来上がっています。ただし、プラチナ1に到達したプレイヤーたちはプレイング面で優れている場合が多く、環境デッキでなかったとしても苦戦は必至です。
デイリーミッションはランク戦勝利が条件になっているから
環境デッキはいずれも強力で、展開力や制圧力、妨害力などいずれかもしくは複数の能力に特化しています。
これらの勝ちやすいデッキがファンデッキや愛されているデッキよりも圧倒的に多いのは、単純に「使えば勝てるから」です。ランク戦でランクを上げたい場合はもちろん、マスターデュエルの場合はミッションに「ランク戦勝利」があるため、毎日やる上で最低1回は勝つ必要があります。
勝ちにこだわった結果が環境デッキの使用に繋がります。また、コロナ渦のせいで対面でデュエルできない人が、自分が大会用に作ったメインデッキを回せるのも、環境デッキが増えている理由のひとつです。
環境外デッキも各ランク帯に一定数はいる
環境外のデッキも、各ランクに一定数は存在します。
もちろんプラチナに近くなればなるほど環境デッキが増えていきますが、特に何回負けても降格がないシルバー未満のプレイヤーは、デッキの強さは気にせず使いたいデッキを使っている傾向があります。
プラチナに到達したユーザーの中にもマイナーな環境外デッキでプラチナ1到達まで行った人もいて、環境デッキの割合が多いものの環境外デッキとも対戦を楽しめます。
マスターデュエルの現環境のデュエル状態について
マスターデュエルの対戦環境について紹介していきます。
デッキに関しては強いとされる高Tierのデッキが有利ですが、そもそも遊戯王ではどんな対戦が行われているかは、強くなる上では絶対に把握しておきたいです。
完全なる先攻ゲー
現在の遊戯王OCGにも同じことが言えますが、マスターデュエルは極端な先攻ゲーです。
マスターデュエルでは先攻1ターン目からサーチを行ってキーカードを手札に持ってきて、強力なモンスターを立てる制圧重視の動きが強く、後攻1ターンではとても返せない盤面を作った方が圧倒的に有利です。先攻1ターン目には相手の場に罠カードや速攻魔法がないので、手札誘発を考えなければ自由に展開できます。
また、展開ではなく妨害を得意とする罠ビート系のデッキでも、先攻1ターン目に罠カードを伏せられるか伏せられないかは大切で、後攻1ターン目に出てきたモンスターを罠で対処可能です。
制圧・妨害どちらの戦略を取っても先攻はとても大切な勝ち要素で、マッチしてコイントスされて後攻だったら切断するユーザーが大量発生するくらい先攻が有利です。ちなみに、コイントス時に切断すれば「対戦している」とはみなされず、負けカウントに入りません。
手札誘発カードが軒並み求められる
先攻を取られただけで理不尽に展開され、こちらは罠をセットしていないので妨害手段は「手札誘発のカード」だけになります。
例えば、「灰流うらら」「増殖するG」「エフェクト・ヴェーラー」等の手札誘発カードはマスターデュエルのリセマラランキングでも上位に入っていて、相手ターンに手札から発動できる魔法カードのようなものだと考えてください。
デッキからカードを加えたりモンスターを特殊召喚したり、召喚時効果を消したりと、相手の展開を邪魔する効果を発揮させられれば後攻だとしても勝機はあります。
逆に手札誘発カードが腐ってしまうエルドリッチがメタデッキ代表
大抵のデッキは、手札に加える効果や特殊召喚効果を無効化する「灰流うらら」や、特殊召喚のたびにアドを取る「増殖するG」が搭載されています。しかし、これらの手札誘発は「エルドリッチ」相手に相性が悪いです。
「DDクロウ」は除外効果があり墓地を利用するエルドリッチと相性がいいですが、メインデッキに入れる枠はありません。手札誘発に頼りきりになっていると、エルドリッチ相手に手薄になってしまうのが、現環境の難しいところです。
また、エルドリッチを使うにあたっても手札誘発と相性があまりよくなく、デッキに入れる枠も用意できない傾向があります。
1戦勝負なので事故勝ちで環境デッキを倒せる可能性はある
マスターデュエルは1回きりの勝負なので、相手の事故次第ではどんなに強いデッキ相手でも完勝できる可能性があります。
例えば、先攻を取られたけど相手が展開に必要なカードやサーチカードを一切引けず、ドローソースのカードでもいいのを引けず、序盤から手詰まりになってしまうような悪いハンドが存在します。
どうしても展開的に後手後手になり、相手に展開されて返せなくなるパターンが多いです。1回勝負だとどうしても事故で勝ち負けが決まることもあり、強くない環境外のデッキでも十分太刀打ちできる理由のひとつです。
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Rise of Kingdoms-万国覚醒-
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Rise of Kingdoms-万国覚醒-は新規は新規鯖に割り振られるようになっているので、サーバー内で差ができにくくなっています。
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- 世界7700万DL
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