iPhone12・iPhone12 Proの発売をAppleが発表し、機能やスペックも同時に公開されています。
現代スマホの中でデータ通信は最速、耐久性抜群等、スマホの性能から外面まで様々な部分がバージョンアップされている最新iPhoneです。
コンテンツ
- 1 iPhone12が発売決定
- 2 iPhone12の特筆すべき機能について
- 2.1 5Gに対応
- 2.2 A14 Bionicチップはスマホ最速
- 2.3 ディスプレイ性能・耐久性が向上
- 2.4 防水防塵等はIP68で汚れないし濡れない
- 2.5 ベゼルが削られスクリーンが大きくなる
- 2.6 カメラの性能アップ!ナイトモード、Deep Fusion等
- 2.7 iPhone12 Proシリーズは「LiDARスキャナ」でさらに綺麗な写真撮影可能
- 2.8 ビデオカメラも暗い場所での撮影に対応
- 2.9 「MagSafe」でアクセサリ取り付けも可能
- 2.10 「Type-C lightning」のケーブルも付属
- 2.11 認証は「FaceID」
- 2.12 角張り仕様なので「iPhone5・初代SE」と似たデザインになる
- 2.13 その他の機能
- 3 iPhone12で期待されていたけど実装されなかった機能等
iPhone12が発売決定
アメリカのAppleが10月13日にiPhoneの最新作「iPhone12」「iPhone12 Pro」等、iPhone12シリーズ4つを新発売する情報を公開しました。
日本にも10月14日に大きな話題となり、次世代iPhoneを使いたい人の多くは購入を検討しています。公開されている情報だけでも機能もデザインも充分な出来であるとわかります。
スペック・料金について
iPhone12・iPhone12 Mini・iPhone12 Pro・iPhone12 Maxの4つがiPhone12シリーズとして販売されます。
「料金表(税込み)」は下記の表を参考にしてください。
iPhone12 mini | iPhone12 | iPhone12 Pro | iPhone12 Max | |
64GB | 82280円 | 87780円 | 99880円 | - |
128GB | 94380円 | 99880円 | 111980円 | - |
256GB | - | 111748円 | 129580円 | 153780円 |
512GB | - | 129580円 | 141680円 | 165880円 |
「スペック表」に関しては下記の通りです。
10月14日現在ではAppleから公開されていないスペックもあります。
iPhone12 mini | iPhone12 | iPhone12 Pro | iPhone12 Max | |
プロセッサ | A14 Bionic | |||
ストレージ(GB) | 64GB・128GB・256GB | 128GB・256GB・512GB | ||
材質 | アルミニウム | ステンレス | ||
サイズ(高さ×幅×厚さ、mm) | 131.5×64.2×7.4 | 146.7×71.5×7.4 | 146.7×71.5×7.4 | 160.8×78.1×7.4 |
ディスプレイサイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
ディスプレイ規格 | Super Retina XDRディスプレイ | |||
重量 | 133g | 162g | 187g | 226g |
カラー |
|
| ||
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |||
通信 |
など | |||
カメラ |
|
| ||
ビデオ | カメラ機能はカメラと同様
| |||
バッテリー | 有線(Lightning端子)・無線ワイヤレス(MagSafe、Qi規格) | |||
バッテリー対応時間 | ビデオ再生17時間、ビデオストリーミング11時間、その他オーディオ65時間 | |||
防水防塵 | IP68 |
「iPhone12・iPhone12 mini」がiPhone12シリーズ、「iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Max」がiPhone12 Proシリーズと細分化され、それぞれのシリーズで機能が違います。
iPhone12シリーズに分類される2つは価格はProシリーズより安くなっていますが、主にカメラの性能に違いがあります。「LiDARスキャナ」と「トリプルレンズ」はiPhone12 Proシリーズの2つ専用です!
各製品ごとのサイズ・ディスプレイの大きさの目安は上記の通りです。
一番大きいのがiPhone12 Pro Max、真ん中がiPhone12とiPhone12 Pro、一番小さいのがiPhone12 Miniです。
iPhone12 mini
iPhone12シリーズの中で一番コンパクトかつリーズナブルなのがiPhone12 miniです。
サイズ・ディスプレイ共にiPhoneの平均よりも小さいので持ち歩き等は非常に便利です。ストレージもiPhone12と変わりはないので、よりコンパクトな最新iPhoneを欲しい人向けだと考えましょう。
iPhone12
今回のiPhone12・Proシリーズ4つの基盤となった機種で、サイズ・機能共に平均的です。
Proシリーズがキレイ目なデザインなことに対し、iPhone12シリーズはポップなデザイン・カラーです。材質もアルミニウムと従来のiPhoneと同じでした。
iPhone12 Pro
iPhone12 Proはストレージやカメラ機能(「LiDARスキャナ」と「トリプルレンズ」)でiPhone12より優れていますが、その分価格は高いです。
サイズはiPhone12と同じですが、デザインはよりメタリックさを重視したステンレス素材で、指紋も付きにくく扱いやすくなっています。
iPhone12 Pro Maxとの違いは主にカメラの性能で、手ぶれ性能はMaxがイメージセンサーでProはiPhone12と同じ光学式です。
iPhone12 Pro Max
価格、性能共にiPhone12シリーズ4つの中で一番高いのがiPhone12 Pro Maxです。
iPhone12 Proシリーズに属されるのでデザイン等は同じですが、サイズやディスプレイは一番大きく、スペックも高いので容量が必要な重たいゲームアプリで遊びたい場合はおすすめです。
カラーは全5種(Proは4種)
「カラーはiPhone12とiPhone12 Proで違う」のは注意しておきましょう。
iPhone12 Proは「パシフィックブルー」「ゴールド」「シルバー」「グラファイト」の4色(画像右参考)で、iPhone12は「ブラック」「ホワイト」「レッド」「ブルー」「グリーン」(画像左参考)の5色です。
例えば「スペックはそこそこでいいけどメタリックなゴールドスマホが欲しい」場合はiPhone12のゴールドが欲しいと考えますが、iPhone12はゴールドカラーが存在しません。色にこだわりたい場合は性能や価格も合わせていずれかの妥協が必要です。
iPhone11と比較しても全体的にスペックが向上!
iPhone12は前作のiPhone11シリーズよりもさらに高性能かつ近代的なスマホです!
iPhone11からの変更点
- LCD、1400:1コントラスト比のディスプレイが有機EL(OLED)、2,000,000:1コントラスト比になった
- 解像度が326ppiから460ppiになった
- サイズ・重量共にコンパクトに
- プロセッサがA13からA14になり5Gに対応している
- 水深2mから30分間防水できる性能が水深6mから30分までに向上(IPはどちらも68)
- カメラもナイトモード対応
主に変更されているのはサイズと解像度、ディスプレイです。通信は4Gから5G、プロセッサも最新バージョンで他のスマホと比較しても最速の部類に入ります。
カメラの画素や絞り値こそ変わっていないものの、ナイトモード搭載等の新機能は追加されています。
ただし、価格だけはiPhone11の方が優れていて、iPhone12は税抜きで90800円(128GB)ですが、iPhone11は一回り安い79800円(128GB)でした。
新型「iPhone11」シリーズが発売決定!詳細と価格、発売日などを徹底解説
iPhone12の4つの選び方のポイント
まず理解が必要なのは「iPhone12とiPhone12 Mini」の違いです。サイズこそ違うもののストレージやカメラ・その他機能はどちらもほとんど差がありません。
そのため、iPhone12かiPhone12 Miniで迷っている場合は「大きい方がいいか小さい方がいいか」だけで判断していいでしょう。価格はiPhone12 Miniの方が安いです。
次にiPhone12シリーズとiPhone12 Proですが、サイズはどちらも同じ(mini除く)でカメラ機能はProにしかないLiDARスキャナを考慮するとProに軍配が上がります。そのため、カメラを重視したい場合はPro、撮影だけでなくゲームまで快適に行いたい場合は最高性能のPro Maxを強くおすすめします。
ただし、iPhone12は最高性能ではないにしろ、iPhone11 Pro Maxよりも処理速度や通信速度、カメラの性能等、総合的な性能は上です。
iPhone12とPro Maxの256GBを税込み値段で比較すると4万円も差があります。
iPhone12シリーズの発売日・予約受付日
発売・予約日
iPhone12・iPhone12 Pro
- 予約開始日→10月16日午後9時
- 発売日→10月23日
iPhone12 mini・iPhone12 Pro Max
- 予約開始日→11月6日午後9時
- 発売日→11月13日
iPhone12・ProとiPhone12 mini・Pro Maxで予約日・発売日が違うことだけは注意しましょう。
iPhone12の特筆すべき機能について
カメラ等には新機能も追加されているので、特にSNSに写真をアップする、ライブ配信をしたい人は注目しましょう。
5Gに対応
現在のiPhoneは「4G通信」が主で、これは「高速通信規格が第四世代であること」を表しています。
スマホは新商品が出されるにつれ技術も発達しているのでいずれ4Gが古くなって5Gが現れると予想されていましたが、iPhone12シリーズから「5G通信」が実現可能になりました。
4Gと比較すると「超高速化」「超低遅延」「同時接続が可能」等、通信の速さや大容量にも対応されている部分に軍配が上がります。
4Gの通信速度は最大1Gbpsですが5Gは20Gbpsまで底上げ可能で、4Gだと0.01秒、5Gになると0.001秒まで遅延(タイムラグ)をなくすことができます。データ量も節約できるので、Wi-Fiがない外出先でも安心してインターネットを使えます。
A14 Bionicチップはスマホ最速
通信規格が通信速度を表す基準であるのに対し、プロセッサは「システム処理の速度・性能」を表しています。
iPhone12のプロセッサ(チップ)は「A14 Bionic」で、Apple社はスマホ史上最速の演算回数でどのスマホよりもシステム処理が早くなると説明しています。
A13 Bionic | A14 Bionic | |
演算回数 | 毎秒5兆回 | 毎秒11回 |
トランジスタ | 85億 | 111億 |
プロセスルール | 5nm | 7nm |
ニュートラルエンジン | 8コア | 16コア |
ちなみに、iPhone11 Pro MaxのA13は全体的な処理能力がさらに前に登場していたiPadチップ(A12Z)よりも低く発表時のインパクトも薄いものでした。
しかし、A14は演算回数・ニュートラルエンジンはA13の2倍まで膨れ上がっているので、機械学習効率の面で非常に期待されています。
ディスプレイ性能・耐久性が向上
iPhone12は「Super Retina XDRディスプレイ」というコントラスト比がが従来の2倍の数値を誇る、画面をさらに美しく映し出すディスプレイが使われています。画面が見やすくなりエネルギーも15%軽減されています。
ナノセラミッククリスタルをガラスに取り入れている「Ceramic Shield」は主にディスプレイの耐久性を高める役割を持っていて、どんなスマホよりも頑丈な作りになっています。
従来のスマホの4倍以上の強度を持っていて、耐震性能も抜群です。
防水防塵等はIP68で汚れないし濡れない
iPhone12が優れているのはディスプレイの耐震性・強度だけでなく「防水防塵性能」も高いです。
水が跳ねても水に濡れても機能停止することはなく、IP(耐水性能の基準値)はスマホ最高の64を誇ります。壊れにくく濡れにくい、さらに汚れないケアいらずのスマホです!
本体価格こそ高いものの、不意の故障による修理代を節約できると考えれば、非常にありがたい機能です。
ベゼルが削られスクリーンが大きくなる
「ベゼル」はスマホの枠組みのことで、上記画像で言う赤枠の部分が該当しています。
iPhone12はベゼルを小さくすることでスクリーンをより大きく見やすくすることに成功しています。Super Retina XDRディスプレイで綺麗になった画面が、いままでのスマホよりも気持ち大きめになっていると考えてください。
また、ベゼルのはみだしもないのでディスプレイが完全水平になっているのもiPhone12の特徴のひとつです。
カメラの性能アップ!ナイトモード、Deep Fusion等
追加されたカメラの機能
- iPhone12は超広角・広角のデュアルカメラ
- iPhone12 Proは超広角・広角・望遠のトリプルカメラ
- 「ナイトモードタイムラプス」実装
- 暗い場所でも明るくはっきり映し出す「ナイトモード」がバージョンアップして搭載
- 細部まで表示させる「Deep Fusion」がバージョンアップして搭載
- 「スマートHDR3」で明暗差や色の彩度をよりはっきりさせる
- 手ぶれ補正に優れたイメージセンサー採用(Pro Maxのみ)
- Pro Max以外も光学式センサーで毎秒5000回ぶれ調整可能
- 広角カメラがパワーアップして27%の光を取り入れる
- Apple ProRAW実装(Proのみ)
画素は12万とiPhone11と変更はありませんでしたが、広角カメラの絞り値が1.6となり、従来のiPhoneよりさらに明るくなっています。
新たに搭載されたナイトモードタイムラプスで暗い場所でもはっきりとした写真を撮影可能で、主に夜時間にカメラアプリを使う場合に重宝する機能です。
また、iPhone12 Pro・Pro Maxでは、後日ソフトウェアアップデートで「Apple ProRAW」というカメラ機能が実装されます。RAW形式の写真は一眼レフカメラにより近い画質で、iPhoneで一眼レフの質を持った写真を撮影・現像が可能となります。
iPhone12 Proシリーズは「LiDARスキャナ」でさらに綺麗な写真撮影可能
iPhone12 Pro・Pro Max限定機能ですが、火星探索等で使われている「LiDARスキャナ」が搭載されています。
LiDARスキャナとは
- 赤外線で三次元をより正確に描写できる
- ARアプリがより高速化
- ナイトモードポートレートが使用可能
- 夜でも明るい写真を撮影可能
- どんな場所でも深度マップをiPhone内で作成し忠実に表現
- 暗い場所でもオートフォーカスが働きピントを合わせる
上記画像の赤枠部分がLiDARスキャナです。赤外線レーザーのように赤枠に映し出された部分をスマホ内で3D化し、利用者により忠実に再現してくれます。
写真撮影・動画撮影にも欠かせない機能ですが、AR機能を使ったアプリで遊んでいる場合(ポケモンGO・ラブプラスevery等)も間違いなく助けになる機能です。
また、iPadの第四世代(Pro)では既にLiDARスキャナが実装されていて、カメラを向けてすぐにAR重ね・測定を開始できます。iPhone12 Proは第四世代のiPadよりさらに高性能なので、この速さを上回るAR処理が行われる可能性が高いです。
ビデオカメラも暗い場所での撮影に対応
上記のカメラ性能やProのみ実装のLiDARスキャナも動画撮影の綺麗さをさらに助長していますが、iPhone12シリーズ4つすべてに実装されている「Dolby Vision」もおすすめポイントです!
Dolby Visionは映像をより輝かせるための機能で、明暗差・階調・色彩をよりよくビデオカメラで撮影可能で、こちらもナイトモード完全対応です。
4K(24fps,30fps,60fps)で1080pのHD(30fps,60fps)とビデオカメラそのものの性能も高いため、ライブ配信や動画撮影等幅広く活躍できることは間違いありません。
「MagSafe」でアクセサリ取り付けも可能
「MagSafe」は、iPhone12から実装された機能で、機能追加に伴いアクセサリーもiPhone12実装と同時に発売されます。
iPhone12の背面がマグネット式になっていて、マグネットアクセサリーを背面に取り付けることができます。MagSafeのマグネットを使ったマグネットワイヤレス充電も可能で、高速充電にも対応しています。
アクセサリーはレザーウォレットやクレジットカード入れ等が既にAppleのラインナップに存在していて、いずれも「シールド機能」がついているので簡単には取り出せません。背面の磁力がかなり強いためアクセサリーが落ちて紛失する心配もないと考えてください。
「Type-C lightning」のケーブルも付属
iPhone12購入時には充電アダプタやイヤホンは付属されませんが、「Type-C lightning端子のケーブル」は付属されます。
iPhone12の充電はやや特殊で、iPhone12本体の充電端子はlightning端子と従来通りですが、充電ケーブルの電源供給の充電端子がTypeCと呼ばれるUSBコネクタです。
多くの人は「充電ケーブル端子がTypeA(USB)で端子はlightningを使っている(現在販売されているiPhone購入時の付属ケーブルがこのタイプ)ので、場合によっては充電ケーブルの端子がTypeCに対応しているものを購入しなおす必要があります。
認証は「FaceID」
iPhone12の認証は「FaceID」で、「TouchID」は採用されていません。
いわゆる顔認証が必要なので購入時に自分の顔を撮影してスマホに記憶させる必要がありますが、スマホで重要設定を行う場合等、頻繁にFaceIDを使うことになります。
角張り仕様なので「iPhone5・初代SE」と似たデザインになる
上記画像はiPhone12 Proの画像ですが、赤枠部分を見ると角が張っているのがわかります。
今までのiPhoneは角が丸いのが主流で、角張りタイプは他に「iPhone5」「iPhoneSE」のみです。角が張ったおかげでより機械らしくなり結果的にコンパクトな作りがより表現されています。
また、iPhone12・miniはアルミニウムで作られている部分もiPhone5やiPhone5sと似ていて、機能を見るよりも「懐かしい感じ」が好きだから購入しようと考えるユーザーも多いです。
その他の機能
その他の機能
- プライバシー機能内蔵
- 周波数が増えた
- 標準構成のストレージが2倍(128GB)
- 写真撮影等の高速化
- デュアルSIM対応で電話番号を2つ取得可能
- Doldy Atmosでサウンドを立体化
など
多くの機能が追加されていて、自分の電子生活が幅広くなることはまず間違いないでしょう。価格に見合ったパフォーマンスを発揮してくれます。
iPhone12で期待されていたけど実装されなかった機能等
iPhone12発売までにユーザーから予想されていた復活してほしい今までのiPhone機能もありましたが、これらは実装されませんでした。
今回は追加されませんでしたが、一度ついているのでこれから先iPhoneが発売される際に再び追加される可能性はある機能ばかりです。
イヤホンジャックはついていない
Androidではまだイヤホンジャックがついている機種も多いのですが、iPhoneは2016年のiPhone7発売と同時にイヤホンジャックをなくしています。
イヤホンジャックを廃止した理由は、アナログ出力が現行iPhoneのデジタル処理と相性が合わない、カメラやストレージ等の機能を重視させるために削った等が考えられますが、性能を重視して販売されるiPhone12とも相性は悪いままです。
ユーザーの中には「iPhoneの高いワイヤレスイヤホンよりPCやゲーム機本体に使っている格安イヤホンをそのまま使いたい」と考えていた人も多く、一部では実装してほしい声が挙がっていましたが、性能面を考慮し今回は復活しませんでした。
ホームボタンも未実装
iPhone12にはホームボタンは実装されていません。過去に販売されているiPhoneには上記画像の赤枠あたりにホームボタンがありましたが、2017年発売のiPhoneX以降はホームボタンは消えています。
ホームボタンが消えた理由は「デザインを重視したい」「ボタン出力がアナログ」等の理由が考えられていますが、iPhone側は詳しく名言はしていません。
2017年から2020年のiPhone12以前のスマホを使っている人が現状では多いので「ホームボタンがあると逆に使いづらくなる」可能性をApple社が考えていた可能性は高いです。
指紋認証(TouchID)なし
iPhoneから消えた機能の中でも指紋認証(TouchID)は汎用性が高く誰でも活用できるので、復活する可能性は高いと考えられていました。
しかし、iPhone12はセキュリティ強化・プライバシー強化も機能追加の一覧に含まれているので、セキュリティを重視してTouchIDを採用しなかった可能性が高いです。
代わりにFaceIDというセキュリティ強化に優れた認証が採用されていますが、いままでTouchIDやパスワード入力等でセキュリティ解除していた人は使い方に注意してください。
iPhoneのFaceIDが使えない!詳細と対処法を徹底解説